COLUMN

vol.14 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、ぜひ最後までチェックいただけますと幸いです。 Pulled Bear Crawl 目的・エクササイズ特性 ・下肢の強化(レジスタンス)・肩甲胸郭関節の安定・床半力の認知向上 ターゲット 大腿四頭筋・ハムストリングス・コア・肩甲骨周囲の筋群 使用アイテム スーパーバンド 1.9cm幅 イエロー 動作手順 1.スーパーバンドの中に体を入れてパートナーにバンドを持ってもらう。2.四つ這いの体勢を作り体幹部を安定させる。3.そのまま膝を浮かせ前進する。4.しっかりと床を押し体を安定させながら進み続ける。 重要なポイント 体幹部のニュートラルポジションを維持する。 コーチングキー 前方へ出す手の幅と足の幅が同じになるように進む。 よくあるエラー 腰部伸展 セッティング手順 スーパーバンド2本を結ぶ。 Lunge...
vol.14 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介

Michael Boyle氏寄稿|ラテラルスピードとアジリティの向上
日々新たなトレーニング理論が増えていく中で、インプットした内容を日常のクライアント指導にどう活かせばよいのか悩んでいるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。本コラムでは、最新のトレーニング理論やそれを現場に活用するために必要な器具をご紹介します。ぜひ、日常の指導にお役立ていただけますと幸いです。今回は Mike Boyle Strength & Conditioning(MBSC)の創設Michael BoyleがPERFORM BETTER本社のブランドサイトに寄稿した「Improving Lateral Speed And Agility(ラテラルスピードとアジリティの向上)」をご紹介します。既に多くの施設に導入いただいているラダー、アジリティリング、ミニハードルの使い分けも紹介しておりますのでぜひ最後までご一読ください。 ラテラルのスピードとアジリティのウォームアップ ラテラルのスピードとアジリティのウォームアップは、ラテラルの動きの向上を目的としたトレーニングに備えるために身体を準備するために活用されます。このウォームアップは、最初に8分間のアジリティラダー(ラダートレーニング)を行い、その後5分間のラテラルのダイナミックストレッチを行います。重要なのは、アブダクター(外転筋群)とアダクター(内転筋群)に線形のウォームアップでは実現できないレベルで負荷を加えることです。ウォームアップは、もちろん競技や活動の要求に特化して行うべきです。陸上競技などの「直線的な」影響によって、ウォームアップが一方向、または単一平面に偏ることが多い現状があります。ラテラルのウォームアップは、選手をラテラルの動作やスピードを上げたトレーニングに備えさせます。 ラテラルアジリティの向上 「スピードは教えられない」という昔からの格言は、長年にわたり誤りだと証明されています。しかし、依然として多くのコーチがアジリティやコーディネーションは教えられないと信じています。実際には、ラテラルの動きの本質である方向転換は教えることができ、これは3つのシンプルな要素に分けられます。 1.シングルレッグのストレングスは充分か? シングルレッグのストレングスは、単純に動きを止めるだけでなく、その後に再度動き出すために必要であり、アジリティを高めるためにも重要な要素です。シングルレッグのストレングスが充分になければ、どんなにアジリティを高めても選手がトップスピードでカットを行うことはできません。 2.減速動作ができるか? Eccentric strength(伸張性収縮)が鍵です。Eccentricは、重量を下ろす力ではなく、体を急速に止める力と考えてください。Eccentric strengthは「ブレーキをかける力」です。 3.安定した着地ができるか? proprioceptive system(固有受容覚)は、安定した着地を作るための準備ができていますか? アスリートはアジリティの基本概念を理解する必要がある 左に動くためには、選手は右脚で押し出さなければなりません。 進む方向に脚を踏み出すだけでは素早い移動はできないので、進みたい方向とは逆の脚で地面を押し出さなければなりません。 しかし、方向転換に必要な押し出す力を発揮する前に、減速し、安定して着地する必要があります。コーチが「アジリティトレーニング」として実施する多くのトレーニングは、単に動きのタイミングを合わせることに過ぎません。私たちの哲学は、動作を教えることであって、タイミングだけを教えることではありません。アスリートにコーンを周りながらタイムを縮めさせることはしません。アスリートには、右ターン、左ターン、または45度のカットを正しく実施する方法を教えます。そのために私たちは、「1-2 スティック」と呼ばれるシンプルなドリルから始めます。...

【ケトルベル活用】Gray Cook氏寄稿『新しい視点で見るバランス』のご紹介
日々新たなトレーニング理論が増えていく中で、インプットした内容を日常のクライアント指導にどう活かせばよいのか悩んでいるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 本コラムでは、最新のトレーニング理論やそれを現場に活用するために必要な器具をご紹介します。ぜひ、日常の指導にお役立ていただけますと幸いです。 今回はFMS(Functional Movement Screen)の創設者 Gray CookがPERFORM BETTER本社のブランドサイトに寄稿した「新しい視点で見るバランス」をご紹介します。既に多くの施設に導入いただいている「ケトルベル」を活用した内容になっておりますのでぜひ最後までご一読ください。 バランスを再考する:新しい視点で見るバランス 著者:Gray Cook(FMS) 私の最初の著書『Athletic Body in Balance』は、キャリアの初期に目の当たりにしたことへの反応として書きました。スポーツと整形外科の理学療法士、そしてパートタイムのストレングスコーチとして、さまざまな身体の動きや活動を見てきました。そこでは多くの予想外の発見をしましたが、特に感じたのはアスリートや患者、クライアントの評価を行う際の「均等性の欠如」でした。 「均等性」という言葉を使う際に意味するのは、動作やフォームなど身体機能における以下の全てを含めてご理解ください。 ・上半身の発達が過剰で、下半身が未発達・下半身の発達が過剰で、上半身が未発達・特定の部位に制限がある一方で、他の部位に制限がほとんどない・一部の動作パターンで制限が顕著だが、他のパターンには制限がない・身体の前面の筋肉の発達が過剰で、後面の筋肉が未発達・身体の後面の筋肉の発達が過剰で、前面の筋肉が未発達・プッシュ動作は得意だが、プル動作は充分にできない・プル動作は得意だが、プッシュ動作は充分にできない・身体の左右の非対称性 これらのうち、特に左右の非対称性は怪我のリスクに関連しているエビデンスが出ています。実際、私の講義の多くは、動作スクリーニングや評価を通じて非対称性や運動制御の問題を発見し、それが怪我や再傷害のリスクファクターであることに焦点を当てています。私の専門的な仕事は、常にエビデンスと研究に基づいていますが、それに加えて他の要素にも配慮しています。ここではこれらについてさらに掘り下げていきましょう。 特定の活動に特化したトレーニングを受けた体の特徴 それぞれ異なる方法で鍛えられた身体は、発達させてきた活動の種類やスタイルが特徴として現れます。 特定の活動に特化したトレーニングを続けるとその活動に適した身体の特徴になっていきますが、場合によっては過剰に型にはまってしまい、私たちが本来持っている動作のポテンシャルをすべて奪ってしまうことがあります。だからこそ、私は専門性の高いアスリートに対して、機能的な動作パターンをバランスよく維持することをアドバイスしています。全ての動作パターンをトレーニングする必要はなく、重要なのはそれらを維持することです。機能的な動作パターンが失われると、バランスの取れた身体の基盤にひびが入る前兆となります。専門化自体が悪いわけではなく、重要なのは特定の活動に過剰に適応しすぎてバランスを失うことが問題であるということです。 パワーのバランスを考慮したトレーニング 優れたストレングスコーチは、パワーのバランスに関心を持っています。彼らの焦点は動作パターンのバランスにあるわけではありませんが、少なくともバランスには配慮しています。彼らはパフォーマンスのバランス、プッシュとプルなどの能力に見られる基本的なバランスを重視しています。これが直感的な判断でわかるのは、私たちの動作パターンは対向するパターンから成り立っているからです。理学療法の学校では、スパイラルと対角線の固有受容性神経筋促通法(PNF)パターンが、身体の中心を軸として頭に向かって動く動作(feeding patterns)と、頭から離れていく動作(protection patterns)を表していると説明されました。パンチや投げる、振るなどの動きがこれらの基本的なパターンから成り立つ様子がわかりやすいです。 プッシュとプルの動作のバランス 優れたストレングスコーチやトレーナーは、プッシュとプルのパターンをしっかりと確立することで、より専門的なパターン(両方を組み合わせたもの)を支える土台が築かれることも理解しています。私はこれまで、リフトをプッシュ、プル、そしてコンビネーションに分類してきました。それは、「単一の筋肉だけを使ったリフト」という考え方から抜け出すためです。基本的に、プル動作とプッシュ動作は同じ筋肉を異なる方法で使用します。動かす筋肉と安定させる筋肉の役割は、しばしば逆転しています。最高のリフトは常に全身の筋肉を使いますが、私たちは依然として主動筋でリフトを分類する傾向があります。プッシュとプル動作の強さのバランスを取ることで、スポーツの種目に関係なく、安定した身体のプラットフォームを作ることができます。私からの唯一の注意点は、まず動作パターンを必要十分なものにすることです。これは私の習慣なのですが、専門家として動きの基本、つまり最低レベルの動作パターンの能力なしに運動を論じるべきではないからです。つまり、プッシュやプルを鍛えるだけで動作の修正が得られるとは考えないということです。それらのエクササイズは、ベースとなる適切なムーブメントパターンの上で成り立つコンディショニングエクササイズと考えるべきです。言い換えれば、FMSの最低ラインである非対称性が少なく各テストで2点以上を獲得できる状態です。 これらの理解が難しければ、まずはこちらの書籍をご確認ください。『ムーブメント -ファンクショナルムーブメントシステム:動作のスクリーニング,アセスメント,修正ストラテジー』 クリーンとプッシュプレス:シンプルな動作が最適?...

【ジャムボール】活用の幅を広げるエクササイズ動画
今回は人気商品ジャムボールを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズのポイントや活用シーンの例なども記載しておりますので、ぜひ最後までチェックいただけますと幸いです。 爆発的な回旋パワーを鍛える「スプリットスタンス × チョップ」エクササイズ スポーツ動作に欠かせない爆発的な回旋パワーを鍛えるツールとして、ジャムボールは非常に有効です。 特に、ジャムボールを使用してのチョップ系のエクササイズは、跳ね返りを気にせずに、コンセントリックフェーズにフォーカスして動作を遂行できる実践的なエクササイズとして、現場で多く活用されています。 今回は、以下の2種のエクササイズをご紹介します。 Rot-Para-Horiz JB Chop Split Switch NCM ポイント: ・近位から遠位への”Kinetic Linking”を用いて動作を行う・可能な限り素早く前後の脚をスイッチする・爆発的にボールを壁に投げつける 活用シーン例: ・野球、テニス、ゴルフなどのスポーツにおける、回旋パワーの強化・水平方向への力の伝達効率の改善・強化 Rot-Perp-Vert JB Lateral-Chop Split NCM ポイント: ・近位から遠位への”Kinetic Linking”を用いて動作を行う・反動を使わずに、予備収縮を用いて動作を行う・爆発的にボールを地面に叩きつける 活用シーン例: ・野球、テニス、ゴルフなどのスポーツにおける、回旋パワーの強化・垂直方向への力の伝達効率の改善・強化...
【ジャムボール】活用の幅を広げるエクササイズ動画

vol.13 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、ぜひ最後までチェックいただけますと幸いです。 3 Step Deceleration(Forward) 目的・エクササイズ特性 ・下肢の強化(レジスタンス)+体幹部の安定・減速時における延伸性収縮の獲得 ターゲット 臀筋群・大腿四頭筋・ハムストリングス・コア 使用アイテム スーパーバンド 1.9cm幅 イエロー 動作手順 1.スーパーバンドの中に体を入れ、ラックから離れたところに立つ。2.ラックに向かって3歩走るようにステップし急停止する(バンドの張力に負けないようにしっかりと下肢でスピードを止める) 重要なポイント ・体幹部のニュートラルポジションを維持する。・ニーインを起こさないようにする。・膝関節+股関節屈曲を同時に行いコーディネートされた(協調性のある)遠心性収縮を行う。 コーチングキー スーパーバンドの力に引っ張られないようにしっかりと前脚で地面を踏みしめる。 よくあるエラー ・ニーイン(膝が内側へ入る)・つま先荷重 セッティング手順 1.スーパーバンド2本を結ぶ。2.スーパーバンドをラックにつける。 2...
vol.13 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介

Webinar Report |腰痛改善エクササイズ|ミニバンド&スーパーバンドの活用方法(根...
今回は、先日開催したActive-Aid Program 様との無料コラボウェビナー第六弾をご紹介いたします。腰痛は多くの人が経験する身体の不調のひとつです。 今回のウェビナーでは、講師の根城祐介さんに伸展型腰痛に着目した評価とアプローチについて解説いただきました。 本レポートでは、 解説に加えて実践エクササイズの動画も豊富に掲載しております。現場で役立つ内容が詰まっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 ■テーマ:腰痛改善エクササイズ: コンディショニングからトレーニングにおけるミニバンド&スーパーバンド活用法 ■開催日:2025年5月21日 ■講師:根城 祐介 (Active-Aid Program代表取締役) 伸展型腰痛の評価と考え方 「立ちっぱなしで腰が張る」「座ると少し楽になる」 このような訴えは、背面の筋群の過活動(ハイパーアクティブ)に起因する伸展型腰痛の可能性があります。 評価の視点として以下の3点をポイントに挙げました。 ・長時間の立位で張り感が強くなる ・座位や前屈後に一時的に軽減する ・運動後に腰部が張りやすい これらの症状がある場合は、過活動・不動・低出力といった要因が複合的に関与している可能性が高く、それらに合わせたアプローチが求められます。 また、骨盤帯のランドマーク(上前腸骨棘と恥骨結合)を用いた評価も重要です。 「前傾」と「フォワードローテーション」を区別して観察することで、腰椎に加わる剪断ストレスの有無を見極める視点を解説いただきました。 ミニバンド&スーパーバンドを用いた運動介入 ミニバンドの活用 ミニバンドは短い距離で明確な抵抗を与えられるため、局所の筋の正しい収縮パターンを引き出すことや、代償動作の観察に適したツールです。 ・骨盤や股関節の正しい動きを引き出すためのアプローチ ・仰臥位や側臥位での安定性向上 ・小さな可動域での制御能力の強化 など スーパーバンドの活用...
Webinar Report |腰痛改善エクササイズ|ミニバンド&スーパーバンドの活用方法(根...

vol.12 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、ぜひ最後までチェックいただけますと幸いです。 Side Lunge + Pallof Press 目的・エクササイズ特性 ・下肢の強化(レジスタンス)+体幹部の安定・減速時における延伸性収縮の準備 ターゲット 臀筋群・大腿四頭筋・ハムストリングス・コア 使用アイテム ・スーパーバンド 0.7cm幅 オレンジ ・スーパーバンド 1.9cm幅 イエロー 動作手順 1.片方のバンドを手で把持、もう片方に体を入れた状態でラックから離れて立つ。2.サイドランジを行い、着地と同時に胸の前へ両手を伸ばしスーパーバンドの張力に耐える。 重要なポイント ・体幹部のニュートラルポジションを維持する。・体幹部の共同収縮または腹腔内圧を高めて体幹部がブレないように行う。 よくあるエラー ・ニーイン(膝が内側へ入る)・腰部伸展 セッティング手順...
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Webinar Report|明日から使える!ツールを用いた制約主導アプローチの実例 ケトルベ...
今回は、先日開催したBest Performance Laboratory 様との無料コラボウェビナー第六弾の内容を前編後編の2回に分けてご紹介いたします。 トレーナー・セラピスト・医療従事者・学生など、幅広い層が参加した本ウェビナ ーでは、理論と実践の両面から深い学びを提供いただきました。 ■テーマ:スポーツパフォーマンス向上と傷害予防のためのコンディショニング -ツールを用いた制約主導アプローチの実例 - ■開催日:2025年3月29日 ■講師:桂 良太郎 (株式会社Best Performance Laboratory 代表取締役) 制約主導アプローチとは? ~理論的背景と実践的意義~ 制約主導アプローチの理論的背景として、「非線形運動学習理論」「エコロジカルアプローチ」「運動制御理論」などをご紹介いただきました。 中でも注目されたのは、ロシアの運動科学者ニコライ・ベルンシュタインが提唱した「繰り返しのない繰り返し(Repetition without repetition)」という考え方です。 これは、“同じ結果を得るためには、毎回違う動作が必要である”というパラドックスのような概念で、従来の「理想的な動きを繰り返して習得する」というアプローチに一石を投じるものでした。 「熟練者ほど動作のばらつきが大きい」という事実を、プロ野球投手や熟練の鍛冶職人の動作解析例を用いて解説いただきました。 こうした背景を踏まえ、制約主導アプローチでは「環境」「生体(身体)」「タスク(課題)」という3つの制約が相互に作用することで、最適な動作が自然と導き出されるように設計しなければなりません。 その中でも「ツール=道具」はタスク制約の一つとして、動作を“導く”強力な仕掛けとなります。 「何を意識させるか」ではなく、「どのような状況に置くか」によって動作を引き出す。 こうした指導の発想転換が、現在のスポーツやリハビリ、フィットネス指導に求められています。 ケトルベルを活用したエクササイズ“正しい動作”と“エラー動作”の比較 正しい動作とよくあるエラー動作の理解を深めるため、実際の動作動画を用いながらクイズ形式で解説いただきました。...
Webinar Report|明日から使える!ツールを用いた制約主導アプローチの実例 ケトルベ...

vol.11 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、ぜひ最後までチェックいただけますと幸いです。 Drop Off Jump 目的・エクササイズ特性 下肢の着地制御(リグレッション) ターゲット 臀筋群・大腿四頭筋・ハムストリングス・コア 使用アイテム ・スーパーバンド 1.9cm幅 イエロー ・フォームプライオボックス H61cm 動作手順 1.プライオボックスの上に立つ。2.ボックスからジャンプし、バンドの張力を活用して体重負荷を軽減させながら、正しく着地する。 重要なポイント ・ニーインを起こさないようにする。 ・膝関節+股関節屈曲を同時に行いコーディネートされた(協調性のある)遠心性収縮を行う。 コーチングキー なるべく音を立てないように滑らかに着地する。 よくあるエラー ニーイン(膝が内側へ入る) セッティング手順...
vol.11 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介

vol.10 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、ぜひ最後までチェックいただけますと幸いです。 All Four Leg Extension 目的・エクササイズ特性 臀筋群の活性化(レジスタンス) ターゲット 臀筋群・コア 使用アイテム ・スーパーバンド 0.7cm幅 オレンジ 動作手順 1.バンドを両手首・片足にかけ四つ這い姿勢をとる。 2.姿勢を崩さないようにし、バンドをかけた脚を股関節伸展する。 3.臀筋群の収縮を感じる。 4.【応用】股関節を回す動作を入れると、より股関節周囲の筋肉収縮が感じられる。 重要なポイント 体幹部のニュートラルポジションを維持する。 コーチングキー 股関節伸展時に腰部伸展を行わないようにする。 よくあるエラー ・股関節伸展ができない...
vol.10 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介

【ミニバンド】活用の幅を広げるエクササイズ動画|PBのミニバンドが高耐久の理由
今回は定番商品のミニバンドを活用したエクササイズをご紹介いたします。定番商品であるが故に活用方法が固まってきてしまうと思いますが、本メールがエクササイズのバリエーションを増やすヒントになれば幸いです。また、PERFORM BETTERブランドのミニバンドが高品質な理由についてもご紹介しておりますのでぜひ最後までご一読ください。 Staggered Zigzag Walk + Shoulder Packing 目的、エクササイズ特性 殿筋群とコア・肩甲帯の協調 動作手順 1.膝の上と足首と手首にミニバンドをセットする。 2.肩のパッキングをしてから、スタッガードポジションになる。 3.肩のパッキングをしたまま、ジグザグにリニアウォークを行う。 Comerford Hip Complex 目的、エクササイズ特性 殿筋群の活性化 動作手順 1.膝の上にミニバンドをセットし、側臥位になる。 2.踵をつけたまま、股関節の内外旋を行う。(中殿筋後部線維) 3.大腿をやや離したまま、股関節の内外旋を行う。(中殿筋前部線維) 4.股関節外旋ポジションを保ったまま、股関節の内外旋を行う。(中殿筋後部線維+中殿筋前部線維) 5.股関節0度伸展ポジションを保ったまま、股関節の内外旋を行う。(大殿筋+中殿筋後部線維) Side Bear Crawl ...
【ミニバンド】活用の幅を広げるエクササイズ動画|PBのミニバンドが高耐久の理由

【ケトルベル】悩みがちな重量選び〜活用方法まで一挙にご紹介
パフォームベタージャパンの定番商品でもあるケトルベルですが、「使い方や適切な重量がわからず導入を迷っている」という声も多く耳にします。そこで今回は、ケトルベルの特徴からエクササイズバリエーションまで、改めてご紹介いたします。施設にあると非常に便利な器具ですので、ぜひご検討ください。 特徴は「特有の形状」と「重心位置」 ケトルベルは、その名の通り“kettle = やかん”のような形状の持ち手と重心位置が特徴です。重心が握った手の外側に位置することで、ケトルベルスイングやターキッシュゲットアップなどのエクササイズにおいて重要な役割を果たします。この特性を活かしたエクササイズには多くのバリエーションがあり、アスリートだけでなく、フィットネス愛好家の全身強化にも活用されています。 重量の選び方の目安 パフォームベタージャパンでは2kg~44kgまで幅広い重量のケトルベルを取り揃えています。ラインナップを見る 施設のトレーニングコンセプトやお客様のニーズに合わせてお選びください。 ■2kg~10kg (軽量) アスリートのコレクティブエクササイズからフィットネス愛好家のトレーニングまで活用可能 ■6~16kg (中量) 最も汎用性が高く、プロスポーツチームからパーソナルトレーニングジム、女性向けフィットネスなどさまざまな施設におすすめ ■24kg以上 (重量) アスリートや上級者向け 「握り方」で変わるエクササイズ効果 ケトルベルの握り方は、エクササイズの効果を最大化するために重要です。特にケトルベルスイングを行う際は、小指と薬指を強調して握り込むことを推奨しています。 この握り方により、肩のパッキングがしやすくなり、安定性が高まり、正しいフォームを維持しやすくなります。パフォームベタージャパンのケトルベルは、手にフィットしやすい形状とサイズで設計されており、長時間使用しても手の甲や指が痛くならず、トレーニング効果を最大限に引き出すことができます。ケトルベルの握りやすさは、エクササイズのパフォーマンス向上と安全確保に不可欠な要素です。 握り方について詳しく知りたい方は以下のコラムもご覧ください。ケトルベルの握り方 4種のエクササイズ紹介 ケトルベルはその独特な形状と重心により、他のトレーニング器具では難しいエクササイズもスムーズに行うことができます。今回は、ケトルベルの形状を活かした単体で実施可能なエクササイズを3つ、別の器具と組み合わせて相乗効果を生み出すエクササイズを1つご紹介します。 1.ケトルベルスイング 2.ターキッシュゲットアップ 3.アームバー 4.【組み合わせ】ケトルベル × スーパーバンド オリンピックバーにスーパーバンドでケトルベルを結びつけると、ケトルベルの動きが不規則になります。本来、不安定な環境でのトレーニングにはアクアバッグやアクアボールなどの専用の器具が必要ですが、その代替品としての活用もおすすめです。トレーニングバリエーションの拡大にぜひご活用ください。...
【ケトルベル】悩みがちな重量選び〜活用方法まで一挙にご紹介

vol.9 動画|ミニバンド&スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、ミニバンド&スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、ぜひ最後までチェックいただけますと幸いです。 Rotational-Parallel Softmed Medicine Ball Pitch Half Kneeling 目的・エクササイズ特性 ローテーショナルパワーの向上 ターゲット コア、肩甲帯、肩・肘周囲筋群、股関節周囲筋群 使用アイテム ・スーパーバンド 2.6cm幅 ブラック ・ソフトメッドメディシンボール 0.5kg ・ソフトメッドメディシンボール 1.0kg 動作手順 1.肩からスーパーバンドでコイルをセットし、後ろからテンションをかける。 2.壁に正対して、片膝立ちになる。 3.ピッチングのように壁に爆発的に投げつける。...
vol.9 動画|ミニバンド&スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介

動画|4種のレジスタンスコードの違いと使い分け
今回は、アジリティやムーブメント、スプリントトレーニング等で使用される、4種類のレジスタンスコードの特徴やメリットについてご紹介します。エクササイズ動画と合わせてご自身の活用シーンをイメージしながらご覧ください。日頃のトレーニング指導でのご活用のヒントになれば幸いです。 1. 360度回旋でき、最も利便性の高い「ゲームスピード360」 レジスタンスコードで1番利便性が高いのは「ゲームスピード360」です。クライアント側のベルトにはリングが付いており、ベルトを360度スムーズに回旋できます。244cmの伸長性の高いコードが、あらゆるムーブメントトレーニングに負荷をかけます。ベルトは4サイズあり、対象者に応じて使い分けていただけます。 特徴: ・伸長性に優れたコードにより、トレーニング時に十分な移動距離が確保できる・トレーナー用のベルトも付属しており、両手が自由に使えるため自由度が高い・コード長さ:約244cm・ベルト種類:4サイズ メリット 1.基本的なムーブメントトレーニング全般に活用可能2.トレーナーの負担が軽減される3.ベルトの種類も豊富なため幅広いクライアントに活用できる エクササイズ例 2. アスリートのスプリントトレーニングに不可欠な「ブレットベルト」 ...
動画|4種のレジスタンスコードの違いと使い分け

ウェビナーレポート|近藤 拓人さん「感覚運動科学の基礎」
今回は、先日開催した無料ウェビナーの内容の一部をご紹介いたします。本講座では、感覚運動科学の基礎から実践的な応用までを丁寧に解説し、現場で役立つ知識やスキルについて具体的にお話しいただきました。感覚運動科学を初めて学ぶ、以下のような目標を持つ方々に多くご参加いただきました。「痛みや不調改善ができる運動指導者を目指したい」 「アスリートのパフォーマンス向上に貢献したい」 「現場指導をアップデートしたい」 ■テーマ:感覚運動科学の基礎 ■開催日:2024年12月15日 ■講師:近藤 拓人 (AZCARE ACADEMY 代表 / NEXPORT 代表) 1.感覚運動科学5つのブロックの役割について 感覚運動科学は、クライアントの慢性的な不調やパフォーマンス低下を改善し、根本的な向上を目指す5つのブロックで構成されています。 (1)Treatment (準備のブロック) セッションの最初に行うステップです。 「治療」という意味を持ちますが、ここでは本来の治療ではなく、セッションをスムーズに進めるための準備に重点を置いています。 目的: 痛み、不安、恐怖、可動制限などを軽減し、後続のトレーニングに集中できる状態を作る 方法: 徒手療法や物理療法(電気治療や圧迫など)を短時間で最小限に実施 このブロックで整えた基盤の上に、次からの本格的なアプローチが続きます。 (2)Corrective (是正・修正) 身体のバランスや動きに不具合がある場合、それを是正・修正します。 主な内容: ・筋肉のバランス調整(働きすぎの筋肉を抑制、使われていない筋肉を活性化) ・可動性(Mobility)と安定性(Stability)の向上...
ウェビナーレポート|近藤 拓人さん「感覚運動科学の基礎」
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