COLUMN
3種類の「ウォーターバッグ」のご紹介
今回は、3種類の異なる形状の「ウォーターバッグ」をご紹介いたします。 ウォーターバッグは不規則に動く水の特性を利用して、不安定な負荷をかけたい時に最適な器具で、様々なムーブメントトレーニングやストレングストレーニングに活用することができます。 実際のエクササイズでの使用動画もございますので、是非使用シーンをイメージしながらご覧ください。 1. 最もオーソドックスな「アクアバッグ」 持ち手が4カ所に付いているためエクササイズに合わせて持ち場所を変えることができ、多様なエクササイズにご活用いただけます。 動画ではステップ台とバルスライドを使ったランジの動きにアクアバッグを持つことで、予測のできない動きを導きエクササイズに変化を加えています。 Lateral Lunge 2. ケトルベルスイングや片手で持つエクササイズにおすすめの「アクアボール」 アクアボールはケトルベルスイングや片手で持つエクササイズに適したサイズのウォーターバッグです。 動画ではデッドリフトの動作でアクアボールを片手で持ち不安定な動きを加えています。この不安定な動きを加えることで、より安定性の高いポジションを意識した状態でのエクササイズが可能となります。 Deadlift 3. 両手が自由に使えて、エクササイズの幅が拡がる「ハイドロベスト」 ハイドロベストは背負うタイプのウォーターバッグで、両手が自由に使えることが最大の魅力です。両手がフリーになることで他の器具と組み合わせて使いやすく、エクササイズの幅が拡がります。 動画では、ハードルを使用したプライオメトリクストレーニングにハイドロベストとメディシンボールを使用することでさらに変化を加えています。 Linear-Horizontal Hurdle Bound Non-Counter Movement...
フォームローラーを使用したエクササイズのご紹介
パフォームベタージャパンのYouTubeチャンネルでは北島康介と第一線で活躍するトレーナーとのトレーニングセッションをご紹介しています。今回は人気の「フォームローラー」についてご紹介します。ノーカットで実際のトレーニングセッションを撮影しております。ぜひご活用ください。 エクササイズ紹介 Self Myofascial Release IT Band 円柱形のローラーは主にセルフの筋膜リリース、アライメントの調整に使用します。 Birddog 半円柱形のローラーはバランスや体幹の強化としても使用することができます。 PERFORM BETTERのフォームローラーの特徴 動画内で使用している円柱型フォームローラーの特徴を2つご紹介いたします。・やや硬めの使用感でしっかりとほぐすことができるため、アスリートや運動頻度の高い方にご好評いただいております。・崩れたり潰れたりするセル構造ではないため長持ちしやすく、使用頻度の高いグループトレーニングやスタジオレッスンの場にもおすすめです。 【商品の購入をご希望の方】フォームローラーの購入をご希望の方はオンラインショップからお買い求めください。 【商品に関するお問い合わせ】器具の使い方などご不明点があればこちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。 株式会社パフォームベタージャパン
ジム開業|スクワットラックの選び方・効果的な使い方
今回は世界中のプロスポーツチームやパフォーマンスジムなどで広くご愛用いただいているPERFORM BETTERオリジナルの「ハーフラック」がテーマです。 ジムの開業やニューアルを検討されている方はもちろん、既にスクワットラックを導入されているが参考になる「導入時に重視していただきたい点」と「より使いこなすための方法」の二つのポイントを中心にご紹介しています。 1. オリンピックシャフトを使う「高負荷のスクワット」を提供する際に必要 名前の通り、スクワットを実施するときに使用しますが、シャフトを使用した高負荷のスクワットを安全に行うために必要不可欠な器具です。 同じスクワットでも、「器具を使用しない自体重のスクワット」や、重量を持つ場合でも「ケトルベルを身体の前に持つゴブレットスクワット」などを実施する場合は必須ではありません。 2. 「安全性=耐荷重量」で選ぶ スクワットラックを選択する時に重要なことは「安全性」です。安全性を高めるためには、ラック自体の「耐荷重量」を確認する必要があります。 耐荷重量には家庭用として流通している100kg程度の低いものから、アスリートのトレーニングに対応できる耐荷重量の高いものまで様々ございます。ご自身が提供したいトレーニング強度に合わせてご選択ください。また、 耐荷重量が高く重厚なモデルは比例してラックの揺れが少なく安定性が高まるというメリットもございます。それによって、幅広いクライアントを安心して指導できる だけでなく、ラックの揺れを気にすることなくシャフトをラックに戻すことができるため、 トレーニング時のクライアントのストレス軽減にもつながります。PERFORM BETTERのスクワットラックはハーフラックでも「耐荷重量(※)」が545kgのため、プレートを付けていない状態の20kgシャフトのみで使用した場合でも安定の違いが実感できると思います。 (※)PERFORM BETTERのスクワットラックにおける耐荷重量は「トレーニング時に使用可能な重量」ではなく、「トレーニング時にシャフトにつけるプレートと、スクワットラックのプレートホルダーにあるスペアのプレートも含めた総重量」となります。 3. 他の器具と組み合わせて、より効果的に使いこなす 重量を扱うトレーニング施設であればスクワットラックの導入は必須ですが、他の器具との組み合わせで更に便利かつ効果的に使用していただけます。今回はエクササイズバリエーションを2つご紹介いたします。 (1)スーパーバンド オリンピックシャフトを使用したスクワットではシャフトとプレートの重量がトレーニングの負荷となりますが、スーパーバンドをプラスすることでゴムの張力を負荷にプラスすることができます。 PERFORM BETTERオリジナルのスクワットラックはベース部分にバンドアタッチメントがついており、スーパーバンドがセットしやすい仕様です。 トレーニングのバリエーションを増やすのにぜひご活用ください。 (2)セーフティースクワットバー 通常、プレートで重量を追加したスクワットを行う際には オリンピックシャフトを使用しますが、セーフティスクワットバーを用いることで、より安全にトレーニングを行うことができおすすめです。 首と肩を保護するパッドや、顔の前でしっかりとグリップできるハンドルがついていることで、首や肩に不安を抱えるクライアントでも無理なく安全にスクワットを実施することが可能です。 スクワットラックはさまざまなモデルが流通しているので迷われるかと思いますが、今回ご紹介した項目をぜひご参考にしてください。...
ムーブメントスキル|「ゲームスピード360」のご紹介
今回はムーブメントスキルトレーニングを行う上で最もおすすめしたいツール「ゲームスピード360」をご紹介いたします。 特に「効率的に地面に力を伝える」ことを重視するトレーニング時には欠かすことのできないツールの1つです。 アジリティ能力向上に最適「ゲームスピード360」の特徴 1. 360度「あらゆる動き」に対応 ウエストベルトが360度旋回することで、加速・減速・方向転換などの体の動きに対し素早く負荷の切り替えができるため、あらゆるムーブメントスキルトレーニングに対応することができます。 運動変動性を用いて、スポーツに求められる動きのスキルを自己組織化する上で最適なツールです。 2. 動きを問わず「安定した負荷」をかけられる 張力や長さがさまざまな動きに負荷を掛けやすい仕様に設計されています。スーパーバンドを2本繋げて使用するよりも長く、伸長部分の負荷が安定しているためエクササイズがしやすく、とても利便性の高いツールです。 3. エクササイズの補助として ベルトについているレジスタンスコードはトレーナーがサポートすることで、負荷を維持することが可能です。ムーブメントトレーニングだけではなく他のエクササイズの補助としてもご使用いただけます。 *動画はこちらから おすすめのエクササイズ Linear Change of Direction: Backpedal-T Step to Lin Decel Angle-Stop リニアムーブメントスキルです。リニア方向の移動スキルである加速とバックペダル、減速スキルであるアングルストップとTステップのコンビネーションエクササイズです。 Casting Hockey-Stop / Bungee-Anterior...
スーパーバンドの2つの使い方
今回は、ウォーミングアップからトレーニングまで、幅広くご利用いただける万能器具「スーパーバンド」についてご紹介します。スーパーバンドの使い方は大きく「負荷をかける」「補助する」の2つに分けることができます。公式Instagramの動画を参考に目的別のおすすめの使用方法をご紹介します。 1. エクササイズに「負荷」をかける こちらが最もオーソドックスな使用方法です。プッシュ、プルなどに対してバンドの張力を利用して負荷を掛けることでエクササイズ効果を高めます。動画では、スクワットの負荷を高める目的で使用しています。また異なる用途として、クライアントの事情で重量を扱うことができない場合や、設備が充分ではない遠征先や自宅などでトレーニングを行う場合に、ウェイト器具の代替品として使用されることもあります。 2. エクササイズを「補助」する もう一つの用途は「負荷」とは逆にエクササイズを「補助」する使用法です。動画のように、スクワットラックや懸垂バーにスーパーバンドを引っ掛け、バンドの張力で上から身体を引っ張ることで、自体重よりも軽い負荷で懸垂をすることが可能となります。 自体重の懸垂では負荷が高すぎて必要な回数をこなせない方や、トレーニングを始めたばかりで自体重の懸垂ができない方のトレーニング難易度を下げたい時におすすめの方法です。今回ご紹介したもの以外にもストレッチに使用するケース、スクワットラックやケトルベルなどのウェイト器具と組み合わせて使用するケースもございます。そのほかの使用方法のバリエーションはまたの機会にご紹介いたします。 【商品の購入をご希望の方】 スーパーバンドの購入をご希望の方はオンラインショップからお買い求めください。 【商品に関するお問い合わせ】 器具の使い方などご不明点があればこちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。 〜公式Instagramでは商品の活用方法などのお役立ち情報を発信しております〜ご興味のある方はこの機会に是非フォローください。パフォームベタージャパン公式Instagramアカウントはこちら
メディシンボールを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
パフォームベタージャパンのYouTubeチャンネルでは北島康介と第一線で活躍するトレーナーとのトレーニングセッションをご紹介しています。 今回は人気のメディシンボール と ジャムボールの使い分けについてご紹介します。ノーカットで実際のトレーニングセッションを撮影しております。ぜひご活用ください。 1. 「投げる・受ける」の連続した動作が可能|適度な弾みがあるソフトトスメディシンボール Rotational Perpendicular Medicine Ball Throw Base Non Counter Movement. ソフトトスメディシンボールには適度な弾みがあるため、壁に打ちつけたボールを受け取るといった跳ね返りを利用した動作に適しています。「投げる」「受ける」の動作を連続して実施したい場合にはソフトトスメディシンボールがおすすめです。また、表面が滑りにくく掴みやすい形状のため、ボールを受けるのみのエクササイズにも適しています。 2. 「打ちつける」動作に最適|耐久性が高く弾みにくいジャムボール Lateral Twist Throw ジャムボールは跳ね返りがほとんどなく、壁から近い位置で投げつけても跳ね返りを気にせずに投げることが可能です。そのため、壁や床に投げつける動作に適しています。 また、表面がラバー素材で破けにくく強度が高いため屋外でもご使用いただけます。 【商品の購入をご希望の方】ソフトメディシンボールとジャムボールの購入をご希望の方はオンラインショップからお買い求めください。 【商品に関するお問い合わせ】器具の使い方などご不明点があればこちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。 株式会社パフォームベタージャパン
指導の幅を広げる「オプティバー」のご紹介
今回は、ご好評をいただいております「オプティバー」についてご紹介いたします。フィットネス愛好家からアスリートまで幅広い指導にご活用いただけます。 トレーニングの幅が広がる「オプティバー」の2つの特徴 1. ハンドルの回転によりフォーム習得の難易度が下がる バーを持ち上げる際にハンドルが回転するため、適切な場所にバーの重心と自身の身体を移動させやすくなります。時間がかかる正しいフォームの習得を効率的に行うことができます。 2. 床に固定することで、斜め方向への力発揮が可能に オプティバーはオリンピックバー、ECTスリーブと組み合わせ、床に固定して使用します。床に固定することで従来の真上方向だけではなく、斜め方向への力発揮もが可能になります。類似する器具にはヘックスバーやシングルレッグスクワットバーがありますが、この点が異なっています。 おすすめのエクササイズ Clean & Split Jerk ハンドルの回転により、スムーズにクリーンを行うことができます。 Push Split Jerk スプリットスタンスで足を踏みかえて斜めに力発揮をするにはオプティバーの使用が必須となります。ご紹介した動画は一部となりますが、工夫次第でバリエーションは無限に拡がります。 ぜひお試しください。 【商品の購入をご希望の方】オプティバーの購入をご希望の方はオンラインショップからお買い求めください。 【商品に関するお問い合わせ】器具の使い方などご不明点があればこちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。 株式会社パフォームベタージャパン
バンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
パフォームベタージャパンのYouTubeチャンネルでは北島康介と第一線で活躍するトレーナーとのトレーニングセッションをご紹介しています。 今回は人気のミニバンド、スーパーバンドを活用したエクササイズのバリエーションをご紹介します。 ノーカットで実際のトレーニングセッションを撮影しております。ぜひご活用ください。 エクササイズ:Hip External Rotation Combi & Lateral Walk with Pall of Press ISO Hold使用器具:Mini Band,Superband,Plateエクササイズ:RDL 1 Leg 2 Arm Overhead 使用器具:Superband【商品の購入をご希望の方】ミニバンド、スーパーバンドの購入をご希望の方はオンラインショップからお買い求めください。 【商品に関するお問い合わせ】器具の使い方などご不明点があればこちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。株式会社パフォームベタージャパン
ミニバンドの活用方法
今回は人気商品のミニバンドをご紹介いたします。PERFORM BETTERブランドの主力カテゴリーのバンド & チューブは世界中のスポーツチーム、パフォーマンスセンターなどトレーニングの現場やリハビリで活用されています。パフォームベタージャパンの製品の中でも1番多くの方にご愛用いただいているミニバンドは4種類の強度で各種2本パックと10本パックをご用意しております。 プロスポーツチームや学校、パーソナルジム、フィットネスクラブ、自宅など多くの場所でご活用いただいておりますが、多くの本数を必要とする場所では1本あたりの単価が安い10本パックをお勧めしております。 使用法の種類 動作に負荷を掛ける ミニバンドの用途として一般的なのはトップの画像で使用されているようなお尻や大腿部に負荷を掛けるミニバンドウォークと呼ばれる足首や膝上にバンドを掛けて前後左右に歩くエクササイズです。これらは多くの器具と同様にエクササイズ自体に負荷をかける使用方法です。ミニバンドウォークやクラムシェルなどアスリートのウォーミングアップで活用されたり、女性のボディメイクで特定の部位を鍛えるなど目的に応じて多くのエクササイズの負荷として用いられています。 エクササイズのフォームをサポートする もう一つの用途はこちらの画像のように動きに直接的な負荷を掛けるのではなく、エクササイズのフォームを補助する役割です。 この場合のミニバンドの使用目的として考えられるのは膝が内側に入りすぎないうに意識するためのサポートです。スクワットでも多く活用されるのですが、膝が内側に入りすぎないようにするために「膝が内側に入らないように」気をつけるより、バンドの張力を利用して「バンドの負荷に負けないように膝の位置を保つ」ようすると膝が内側に入っていることも気付きやすく、またバンドの負荷に負けないようにすることで自然と内側に入りにくくなるはずです。 工夫次第で拡がる用途 PERFORM BETTER本社の商品開発に携わっているアスレティックトレーナーや理学療法士たちはカタログ内で「バンドやチューブは適応性があり、あらゆる運動パターンに負荷を掛けたりエクササイズを補助したりとトレーナーの想像力によって活用法は多種多様である」とコメントしています。 ご自身の運動指導をより便利なものにするためにミニバンドをぜひご活用ください。YouTubeチャンネルでは多くのエクササイズをご紹介しておりますのでぜひチェックしてください。 パフォームベタージャパン YouTube チャンネル 商品の特徴 PERFORM BETTERのミニバンドの特徴は「繋ぎ目がない」「バンドの素材同士が貼り付きにくい」ことの2点です。製造過程でどちらも工夫されているのですが、この仕様にするとバンドが切れにくく経年劣化を防ぐ効果が期待できます。 ミニバンドは通常の太さ(約5cm)の他に少し細め(約2.6cm)で厚みが倍のミニバンドエリートをご用意しています。強度やそれに伴う用途は同じですがエリートの方が厚みがあるために耐久性が高く長くご愛用いただけます。 強度に迷われた方はお気軽にオンラインショップからお問い合わせください。
HYDROVESTの活用
*本コラムは旧オンラインショップで掲載された内容の再掲になります。 パフォームベタージャパンテクニカルディレクターの阿部勝彦がHYDROVESTを活用することで期待できるトレーニング効果と従来のトレーニングにプラスアルファを与えるアプローチをご紹介します。 HYDROVEST開発の背景 Frans Bosch との関係 HYDROVESTはオランダを拠点とするUltimateinstabilityが開発した商品です。Ultimateinstabilityの創設者 Paul Vennerとは数年前にドイツで行われた世界最大のフィットネスの展示会FIBOで出会い、HYDROVESTをはじめとするUltimateinstabilityの商品をいくつかご紹介いただきました。商品は著名なトレーニングコーチのFrans Boschの考えに沿って開発されたものばかりで、ちょうどFrans Boschの考え方を学び始めていた私にはとても興味深いものでした。 従来のトレーニングとの違い Frans Boschは従来のトレーニングの考え方に対して、新たな視点でプログラムを構築していましたので、以下の通り簡単にポイントをまとめます。・動きとトレーニングには複雑さが必要である・テクニックの要点を明確にする・適応したアスリートではなく、適応可能なアスリートを作り出す・ストレングストレーニングはストレングスのためにあるわけではない・計画を多めに、コーチングは少なめに・特異性でなく、トレーニングの転移を考慮する・完璧ではなく、安定性を目指す私もアメリカのトレーニング施設で働いていた経験から、今までのアプローチがシステマチックなものを中心に行っていた傾向があります。システマチックなプログラムは指導者も選手も理解しやすく、現場で利用しやすい反面、全ての状況に対応できないこともあるのが事実です。Frans Boschは従来のストレングストレーニングやムーブメントトレーニングを再考し、より選手が置かれた状況からアプローチを構築していると感じました。 HYDROVESTの活用法 ”動きとトレーニングには複雑さが必要である”の考え方をスプリントテクニックのアプローチに例えると、従来であればスプリントの動作パターンのアプローチ(ウォールドリル、ムーブメントスキル)とストレングストレーニングを別で実施すると思います。しかしながらクローズスキルのスプリント(例えば陸上競技100m)選手では従来のアプローチでもパフォーマンスの向上は見られるかもしれませんが、オープンスキルのスプリント(例えばサッカーやラグビー選手)では不確定な要素(急激な方向転換、相手からの接触)に対して対応しなくてはならず、従来の方法だけではニーズに対応できない可能性が高くなります。「スプリントの向上」も選手によって目的が異なるため、HYDROVESTを活用して、不確定な要素に対して体を安定させスプリント能力を養うことも重要になってきます。 そして”完璧ではなく、安定性を目指す”の考え方にもつながるのですが、共収縮(主導筋と拮抗筋の共同収縮)を動きの中で起こすことが動作の安定には必要で共収縮をおこすためのにFrans Boschは以下の三つのPに対して焦点を置いています。Pretension(予備緊張)Perturbation (混乱)Time Pressure(時間的制約)この三つうち上2つのP(PretensionとPerturbation)はHYDROVESTを利用することによって解決できるのではないかと考えます。 HYDROVESTのように不規則な水の動きを負荷の場合、予備緊張(Pretension)がないと動作を安定させるのが難しくなります。また水の動きは混乱(Perturbation)を導くことも可能になります。私は実際にランニング動作の改善でどうしても体幹の安定性が落ちてしまう選手の指導にHYDROVESTを活用しています。少ないコーチングで体幹の予備緊張を促し、競技中にある混乱(相手からのランニング中の押し合い等)に対して対応する能力を身に付けさせるためです。Frans Boschの考え方は今までのトレーニングのアプローチを見直す機会になり、今後のアプローチを構築するにあたり参考になりました。また改めてご紹介します。HYDROVEST商品ページはこちらから
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時期未定、構想段階でも構いませんので、お気軽にご利用ください。