COLUMN
PERFORM BETTER JAPAN SUMMITのご紹介
今回は弊社の毎年のメインイベントである「PERFORM BETTER JAPAN SUMMIT」についてご紹介いたします。 1.アメリカが起源のPERFORM BETTER SUMMIT アメリカのPERFORM BETTER本社では、20年以上前から毎年全米の4都市でサミットを開催しています。各都市3日間の会期中に20名以上の様々な分野の講師が講義と実技のパートで登壇し、1,000名を越える受講者が最新の情報を得るためにサミットへ参加しています。受講者にはS&Cコーチ、アスレティックトレーナーなどスポーツに関わる職種以外に、理学療法士や学校の先生、フィットネスインストラクター、スポーツ愛好家など様々な職種の方がいらっしゃり、受講者同士の職種を超えた情報交換の場としても活用されています。PERFORM BETTER SUMMITはアメリカをはじめ、世界中からトレーニング、ヘルスケアの最新の技術・知識が集まる場所として業界の発展にも貢献しています。 2.日本でのサミットの開催の背景と目的 日本でも2018年から開催がスタートしたPERFORM BETTER JAPAN SUMMIT。 本国のサミットのフォーマットを踏襲し、3日間で様々な分野の講師が登壇し、毎年150名以上の受講者に新たな学びや受講者同士の交流を求めてサミットへ参加していただいています。この日本版サミットの開催は、2015年にパフォームベタージャパンが設立されてから最初に目標として掲げていたことでした。ただ形式的に本国のサミットを模倣し開催するのではなく、中身を伴うものとすることが重要でした。「最新の知識と技術を共有する場所を作りたい」そして何より「そこに人が集い、パフォームベタージャパンを通して情報や人脈が行き交うことで新しい知識が正しく拡がり、業界の発展に少しでも貢献したい」という想いのもと、設立4年目の2018年に初めて日本版サミットの開催に至りました。 PERFORM BETTER JAPAN SUMMITの受講者のメインは「トレーナー」です。 日本ではさまざまな職種の専門家がスポーツ、フィットネスの現場などで一般的な名称として「トレーナー」と呼ばれますが、実際はアスレティックトレーナー、S&Cコーチ、フィットネスインストラクター、または理学療法士、鍼灸師など多種多様な職種があります。 PERFORM BETTER JAPAN SUMMITを通じて講師、受講者の輪を拡げ資格の垣根を越えた情報交換、交流、学びの場とすることを開催の目的としています。 ⒊サミットの楽しみ方 *こちらのスケジュールは2023年のものになります。 (1)自分が学びたいことを見つける サミットには10名以上の講師が登壇しますが、それぞれの講師がアカデミーやオンラインサロンなどのセミナー事業をご自身で主宰しています。サミットの短い時間でそれらの全てを学ぶことは難しいですが、それぞれの講師がどんな情報を発信しているのか少しずつ情報を得るには絶好の機会です。ぜひサミットを通じてご自身が1番学びたい講師と分野を見つけてください。...
【掲載情報】アイアンマン4月号
今回は、本日3月12日発売のウエイトトレーニング&スポーツニュートリション専門誌 カラダ改造マガジン アイアンマン4月号に弊社ファウンダーの北島康介のインタビュー記事が掲載されましたのでご紹介します。 北島康介が現役時代に取り組んでいたコンディショニングの重要性と当時競泳界では主流ではなかったウエイトトレーニングを始めた経緯や、長年の現役生活を支えたトレーナー、コーチとの関係性など自身の競技生活におけるトレーニングとの向き合い方から、現役中にパフォームベタージャパンを設立するに至った理由など幅広い内容を話したインタビューです。 また、自身が現在も取り組むパフォーマンストレーニングも画像とともに紹介されています。 その他にも、北島が現役時代からお世話になっている株式会社R-body 鈴木 岳.さんの記事やPERFORM BETTER JAPAN SUMMITにもご登壇いただいた鈴木 雅さん、桂 良太郎さんの対談など充実したコンテンツが掲載されています。 是非ご興味のある方はご購読いただきチェックいただけますと幸いです。 ...
開催レポート(続編)|Active-Aid Program コラボウェビナー(2月17日)
先日、2月17日に実施したActive-Aid Program様とのコラボウェビナーについての開催レポートを配信いたしましたが、嬉しいことに多くの方から反響をいただきました。今回はその続編として、前回は掲載しきれなかった質疑応答なども交えながらご紹介させていただきます。*前回の配信内容をご覧になりたい方はこちらからご覧ください ■開催日:2024年2月17日■テーマ:コンディショニングからトレーニングにおけるアクアボールの活用法 ケトルベル/ダンベルとの違い 「アクアボール」と「ケトルベル/ダンベル」の違いを端的に言うと「有形」か「無形」かです。 「ケトルベル/ダンベル」は有形のため負荷のベクトルは重力に拮抗しますが、対して「アクアボール」は負荷となる水が無形のため内外的要因によって負荷が変化します。 重心の違い ・ケトルベル/ダンベル:確定 ・アクアボール:不確定 ケトルベルは玉の中心、ダンベルは持ち手のシャフト部分、いずれも重心は中央部(真ん中)から動きません。対して、アクアボールは身体の傾きによって重心が変わるため不確定です。 ベクトルの違い ・ケトルベル/ダンベル:重力鉛直線上 ・アクアボール:重力をベースに変化 いずれも重力は下方向に働きますが、アクアボールは持っている方向や傾けた方向によって水が流動的に変化し、それによりベクトルも常に変化します。 類似ツールにサンドバッグがありますが、砂の動きよりも水の動きの方がより流動的なため、アクアバッグやアクアボールの方が変化が起きやすく、変化のスピードも速いです。 このような点からアクアバッグやアクアボールは多様性の高いツールであることがわかります。 質疑応答 汎用性の高い重量(≒負荷)はどれくらい? 可能であれば、アクアバッグ、アクアボールともに2個ずつ用意しておくことを推奨しています。 1つは2kg程度で用意します。少し軽めと感じる方もいますが、意外と男性でも充分な重量です。 もう1つはボディコンタクトで外力によって身体を支えることに長けている人向けに5kg〜6kgの重量を用意しておくと良いでしょう。 また、同じ5kgでもアクアバッグとアクアボールで揺れ幅が異なるので、同じ重量であっても負荷のかかり方は変わります。クライアントに処方する際はご注意ください。 サイズの違いや選び方は? アクアバッグやアクアボールが大きければ水の揺れ幅が大きく、小さければ同じ重量でも揺れ幅は少なくなりかかる負担も変わります。 リハビリからトレーニングまで一貫して使用したい場合はSサイズで充分です。 トレーニングを目的により高負荷・高強度・広域地で使用したい場合はMサイズをお選びください。このような観点から一般の方からアスリートまで幅広く指導を行っている施設では複数用意があると非常に便利です。 アクアバッグ、アクアボールはリハビリからトレーニングまで幅広く活用できることが最大のメリットです。 重量の増減だけでなく他のツールと組み合わせて使用するとプログレッションやリグレッションが行いやすくなるため、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。 株式会社パフォームベタージャパン
vol.4 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、是非最後までチェックしていただけますと幸いです。 Acceleration Wall Drills Ankle Tap Off to Load and Lift 1-Arm 目的・エクササイズ特性 ・足関節のスティッフネス(剛性)向上・加速におけるフロントサイドレッグメカニクスの効率性向上 ターゲット 下腿・殿筋群・骨盤周囲筋群・コア・肩甲帯周囲筋群 使用アイテム ・スーパーバンド 1.3cm幅 ブラック ・スタッカブルステップ H15.2cm ・ハイドロベスト 動作手順...
開催レポート|Active-Aid Program コラボウェビナー(2月17日)
今回は、Active-Aid Program様とのコラボウェビナーの内容を一部ご紹介いたします。■開催日:2024年2月17日■テーマ:コンディショニングからトレーニングにおけるアクアボールの活用法 アクアバッグ・アクアボールの原理原則を理解する アクアバッグやアクアボールは、慣性の法則に従う水の移動を利用し、負荷のベクトルや荷重のバランスを変化させて負荷を加えるツールです。 【ポイント】 (1)水が流動的なため、動作にも伴い負荷の方向が変化する(2)水が移動し切ったら、負荷はある程度一定化する(3)水の移動方向により、動作を行いやすくすることも可能となる (1)、(2)についてはアクアバッグやアクアボールにおける原理原則となり、水の動きによって負荷が変化し身体にかかる負担も変化します。 (3)は性質が少し異っており、何らかの動作を遂行する際にその動きを助長するアシスティブな負荷の働きをします。例えば、アクアバッグを胸の前で平行に持ったまま真っ直ぐ歩いた場合、水は進行方向(前後)に揺れます。この水の揺れに合わせて歩くことで、前方への推進力の助長に役立ちます。この水が動く力を上手く利用することで股関節伸展等を行いやすくすることが可能です。 アクアバッグ・アクアボールの使用の向き・不向き 原理原則によって「動いているものを制御する方法」、「動いた場合に安定させる方法」の2つを習得することができます。 コンディショニングやトレーニングなどの目的やどの部位をターゲットにするかによってどこの方向に振り、どのように動かすかが変わります。 アクアバッグやアクアボールの使用に注意が必要なケース ■使用しない方が良いケース ・関節の不安定な方が使用した場合、シュラッグ動作が起き、正しいアライメントから抜け出た位置での筋収縮を学習させている状態になってしまうため、エクササイズを行うことによって身体に悪影響を与えてしまいます。 ・過緊張の状態でエクササイズを行う場合も同様にシュラッグ動作により重点が高い位置になるため、腰椎や骨盤に負担がかかってしまいます。 ・アクアバッグやアクアボールを持った状態でバランストレーナーの上でスクワットしたり、ビームの上を歩行するといったバランストレーニングに有効なエクササイズがありますが、これらをバランス不良の方や腰痛を持っている方が行うと、より体幹部が不安定になるため使用しない方が良いと言えます。このようなケースではダンベルやケトルベルの使用をおすすめします。 ■効果が得られないケース 「筋肥大」「パワーの発揮」「ストレングスの向上」などが目的の場合には、あまり効果は得られない可能性が高いです。これはアクアバッグやアクアボールでは筋肥大のために有効なウエイトの許重量に満たないことが理由です。 アクアボールの活用方法 1. 3mo position+外力 【動作手順】 (1)3ヶ月ポジションをとり、重力の鉛直線上に水が負荷として肩に加わっている状態でキープし棒や手でアクアボールを押してもらう (2)押されたことによって中の水が揺れ、この揺れを肩甲胸郭、肩甲上腕関節でしっかりと安定をさせる 【ポイント】 あえて3ヶ月ポジションで脚を股関節屈曲進展位させることで体幹部も関与させることを狙った運動動作です。ケトルベル等では同じ効果は生まれず、アクアボールでしかできない運動動作になるため覚えていて損はないエクササイズ種目です。 2. スクワット+揺らし 【動作手順】...
改装事例紹介|Best Performance Laboratoryさま
今回は、Best Performance Laboratoryさまの施設リニューアルの事例をご紹介いたします。 施設の開業やリニューアルを検討されている方のご参考になれば幸いです。 ご相談の背景 Best Performance Laboratoryはオリンピック選手やプロアスリートのトレーニング指導をはじめ、一般企業へのコンディショニング指導やスポーツチームへトレーナーを派遣するなどのコンサルティング事業、またトレーナー・運動指導者に向けた教育・育成事業など幅広いサービスを提供しています。 今回の施設リニューアルでは、コンディショニングサービス拡充のために1階グランドフロアを増床し、施設面積を2倍に拡張。弊社には「増床フロアをトレーニングスペースとして最大限活用するための収納ラック」についてご相談いただきました。 今回導入いただいたラックの中から3つご紹介させていただきます。 PB Extreme Single-Sided Spectrum Rack (アメリカからの取り寄せ商品) アジャスタブルウォールマットラック PB Extreme Tubing And Jump Rope Rack With Wheels (アメリカからの取り寄せ商品) (1)PB Extreme Single-Sided...
スピード&アジリティ|人気商品3選
今回はスピード & アジリティトレーニングに使用される器具のうち、特に人気の高いものを3つご紹介いたします。 動画もございますのでぜひ使用シーンをイメージしながらご覧ください。 1.ハイドロベスト 背負うだけでエクササイズバリエーションが増える 「不安定な状態を作り出すことができる」という点は他のアクアバッグと同様ですが、背負うことで両手が空き、さまざまな器具と組み合わせてエクササイズできるという点が最大の特長です。使い方も背負うだけと簡単で、加えて他の器具とも組み合わせやすいため、チームや施設に1つあると日常トレーニングのバリエーションが広がりとても便利です。 安定性が自然と身につく 従来のムーブメントやストレングストレーニングに新しい負荷を加えることで、さまざまな動作の安定性の向上につながります。たとえば、競技中に相手からのコンタクトやディフェンスをかわしながらのドリブルのように、混乱した状況下で対応する能力を身に付けられるため多くのアスリートに活用されています。また、アスリートだけでなく、歩行などの日常動作だけではどうしても落ちてしまう体幹の安定性を身につけることを目的にフィットネスジムやデイサービスなどでも導入いただいています。 Linear-Horizontal Hurdle Bound Non-Counter Movement to Stick Loading-Position with Medicine ball *通常のアクアバッグではベストにセットできません。ハイドロベスト専用のアクアバッグをご使用ください。 2.バナナステップ 軽くて頑丈なため、屋外での使用にも最適 バナナステップは4種類の高さがあるミニハードルです。軽量で持ち運びやすく頑丈な仕様のため、踏んだりぶつけたりしても割れにくく、屋内だけでなく屋外フィールドでも使用可能です。また、設置場所や向きを変えることで、チームスポーツでさまざまな種目のウォーミングアップを実施したい場合にも便利です。オンラインショップでは1台からご注文可能なため、小規模施設でもすぐに導入いただけます。 転倒リスクの軽減 手や足が引っかかると簡単にハードル自体が倒れるため、引っ掛けた際の転倒リスクが低く安全にご使用いただける点も魅力の1つです。そのためアスリートだけでなく、デイサービスやフィットネスクラブでは高齢者の方にもご活用いただいています。 活用例:Creeping on Beam over...
サミットレポート(3/3)|PERFORM BETTER JAPAN SUMMIT 2023
日頃よりパフォームベタージャパンをご愛顧いただきましてありがとうございます。 10月7日(土)〜9日(祝月)に開催したPERFORM BETTER JAPAN SUMMIT 2023 の一部をご紹介させていただきます。 本日は二日目の講義の模様を一部ご紹介させていただきます。 テーマ:Neural Performance -感覚運動科学の観点からフィジカルトレーニングを再考する 講師:近藤 拓人さん (AZCARE ACADEMY 代表、NEXPORT 代表) 日米のスポーツチーム、クリニック、フィットネス施設での経験を生かし、現在はAZCARE ACADEMY代表、パーソナルトレーニング施設NEXPORT代表として現場指導と教育活動に従事されている近藤さんには、専門の感覚運動科学の観点から「フィジカルトレーニングを再考する」をテーマにお話しいただきました。 *以下、講義一部抜粋 ■実行機能を鍛えることでパフォーマンスを向上できる 実行機能は認識、判断、行動の三つのフェーズで構成されています。 スポーツ競技でいえば、サッカーやバスケットボールのディフェンスのように相手の動きに対応する動作や、野球の打撃やバレーボールのレシーブのように素早く反応・判断をして意図した動作を正確に行う動作も実行機能が密接に関連しています。 実行機能が低いと判断が遅れてしまったり反応ができないといったプレーに繋がってしまいます。 実行機能を鍛えることで競技や日常生活におけるパフォーマンスも向上します。 ■実行機能の訓練方法 実行機能の訓練を自分の身体を思い通りに動かせないまま行うと危険が伴います。 そのため、使いづらい部位があればコントロールできるように鍛えてから次のステップに進まなければなりません。 STEP 1...
vol.3 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、是非最後までチェックしていただけますと幸いです。 High Heels Pause on 3 + Lateral Push Out 目的・エクササイズ特性 立脚中期の交叉性伸展反射共収縮による効率的動作の獲得 ターゲット 下腿・殿筋群・骨盤周囲筋群・コア・肩甲帯周囲筋群 使用アイテム スーパーバンド 2.9cm パープル 動作手順 1.スーパーバンドを胸の前でホールドし、ハイヒールで前方に移動しながら3カウントで側方に押し出す。 2.交互に繰り返す。 重要なポイント 踵を後ろではなく、真上に引き上げる。 コーチングキー...
【体験レポート】R-body ACADEMY Basicコース
今回は、昨年10月にカリキュラムがアップデートされた「R-body ACADEMY Basicコース」を受講させていただきましたのでご紹介させていただきます。 株式会社R-bodyとは スポーツ医学の最前線コンセプトをもとに創設されたライフパフォーマンスをサポートするトレーナーカンパニーです。 オリンピックアスリートを中心に1,000名以上のトップアスリートのコンディショニングを担当してきた実績と経験があり、「ホンモノを身近に」をコンセプトに一般の方のライフパフォーマンスを上げるためさまざまなサービスを提供しています。https://r-body.com/ R-body ACADEMYとは 「知って終わりではない、できて終わりでもない、目の前のクライアントのカラダを改善できるコンディショニングコーチ」の育成をコンセプトとしたアカデミーです。知識を増やすことに終止せず、得た知識を使いこなし、目の前のクライアントのカラダを改善させることこそがゴールと捉え、ライフパフォーマンスの向上やケガをしないカラダづくり(フィジカルコンディショニング)に必要な「知識」と、クライアントのカラダの機能を改善に導くために必要な「実践の場」の両方を提供されています。https://r-body.com/for_trainers/ 今回受講したBasicコースとは R-bodyが推奨するコンディショニングプログラムと、機能的なカラダづくりを行う上で知っておくべき原理原則、コーチング概論を学ぶことができます。トレーニング指導の経験がなく、コンディショニングを基礎から学びたい方にオススメのコースです。詳細はHPをご確認ください。https://r-body.com/course/basic/ どのような方が受講しているのか 既にトレーナーとして実績のある方や運動指導者、アスリートとして第一線で活躍されていた方、これから指導を始める方などさまざまとのこと。私もトレーナーや運動指導者の立場ではありませんが、ライフパフォーマンス向上における知識やエクササイズを行う際の正しいフォーム、エラー動作が起きた場合の対処法など習得することを目的に受講させていただくことにいたしました。何よりPERFORM BETTERで取り扱っている器具が現場でどのように使われているのかは、普段は目にすることができないことであり、自社製品についての理解を深める良い機会になると思ったことも理由の1つです。 Basicコースを受講してみて (1)基本情報 講義動画によるオンデマンド学習にて知識のインプットを行い、合計12時間の対面形式での実践訓練を2日間にわたり実施します。場所は東京リゾート&スポーツ専門学校にて開催され、受講者12名に対してメイン講師1名、サブ講師1名、アシスタント2名体制での進行でした。今回受講したテーマは「専門知識“0”から痛みの再発防止や予防、スポーツのパフォーマンスアップができるコンディショニングコーチへ」。各パートの内容は以下の通りです。 オンデマンド学習:コンディショニング概論、機能的動作の原理原則、コーチングプログラム、カラダの構造と傷害に関する知識を解説 実践訓練(対面形式):コンディショニング指導実践 (2)良かったこと ・専門知識がないため受講前は不安に思うこともありましたが、1つ1つ受講者が理解しやすいように分かりやすく解説いただいたこと ・実践で起きた失敗は受講者間で共有しながら進めるため、さまざまなケースの対処法を知ることができたこと 受講動機として挙げた、ライフパフォーマンス向上における知識やエクササイズの正しいフォーム、エラー動作の対処法などの基礎知識を習得したことにより、認定試験にも無事合格することができました。 (3)おすすめしたい方 ・Basicコースは難しい言葉は使わずに、知識がない人にもわかりやすく解説していただけるのでこれから知識を深めたいと考えている初学者の方でも安心してご受講いただけます ・既にトレーナーとして実績がある方や運動指導者の方でも「知識を使いこなす力」や「コーチング力」を身につけたいと考えている方にもおすすめです 今回の受講を通して、トレーナーや運動指導者を志すにあたって様々な知識の習得も大事ですが、その先の「知識を使いこなす力」や「コーチング力を発揮できるか」がいかに重要であるかを身をもって学ぶことができました。トレーナーとしてのスキルをさらに深めたいと考えている方はぜひ一度ご検討ください。 もっと詳しく知りたい方へ 株式会社R-bodyのサービスをもっと詳しく知りたい方は以下のリンクよりご確認ください。https://r-body.com/ Basicコースの受講を希望される方へ...
チームスポーツのトレーニングに人気の器具3選
今回はチームスポーツの現場でトレーニングやウォーミングアップにご活用いただいている器具をご紹介いたします。 1.ミニバンド10本パック 定番商品のミニバンドはスポーツの現場でも様々な場面で活用されています。特に、チームスポーツではフィールドでのウォーミングアップや、ジムでのトレーニング時の補助など同時に多くの人数が使用するため、10本パックでまとめてご購入されることが多いです。 用途によって使い分けられる豊富なラインナップ ミニバンドはイエロー、グリーン、ブルー、ブラックの色別に4つの強度があり、用途によって使い分けが可能です。中でも、低強度のイエロー、グリーンは、年齢性別問わずどのスポーツでも最も活用されています。 また、通常のミニバンドシリーズと比較して2倍の厚みで半分の細さのミニバンドエリートもございます。耐久性が高いだけでなく、脚に巻いた際にも丸まりにくくエクササイズ中のストレスも軽減されるため特に人気のシリーズです。 エクササイズのバリエーションも豊富 ミニバンドのエクササイズバリエーションをオンラインショップでご紹介しておりますので参考になれば幸いです。 MINI BAND & SUPER BAND Lab.https://www.performbetter.jp/pages/mini-band-super-band-lab 2.ブレットベルト ブレットベルトは、アスリートの腰に巻いたベルトとトレーナーが持つストラップがベルクロ(マジックテープ)で固定され、負荷を掛けた状態から一気に分離し、スタートやジャンプ、加速フェーズの動作を強化します。ストラップとベルトを固定するベルクロ部分には番号が振られており、固定する面積を変えることで負荷の調整が可能です。トレーニングの目的によって使用方法は異なります。スタートやジャンプの強化では、トレーナーがストラップを固定して持ち、アスリートが動き出すことによりストラップとベルトが外れ動作に負荷を掛けます。 加速動作の強化ではトレーナーはストラップとベルトを固定した状態でアスリートと一緒に走り出し、加速中にリリースケーブルを引っ張り、ベルトとストラップを分離させます。 ベルトとストラップが分離する仕様についてはこちらの動画もご参照ください。https://youtu.be/ZxbQvi9nuqw?si=WH6R_zNhha45sacj 合宿や遠征にも便利なセット ブレットベルトデラックスパートナーパックにはアスリートが付けるベルトが追加で付属されており、ベルトの付け替えによる順番待ちの時間を削減できます。なお、全てのブレットベルトには専用のキャリーバッグが付いており、合宿や遠征での持ち運びにも便利です。 3.ソフトメッドメディシンボール 片手サイズの柔らかい感触で握りやすく、弾みにくい仕様で、肩周りのエクササイズや壁や床への打ちつけにも最適です。 5種類の重量でリハビリからトレーニングまでを網羅 重量は5種類(0.5kg、1.0kg、1.5kg、2.0kg、2.5kg)ご用意しています。チームスポーツの場合、トレーニングからウォーミングアップ、リハビリまで様々な用途でメディシンボールが活用されますが、オーバーヘッド動作のリハビリ、スローイング動作のトレーニング、その他、体幹トレーニングに負荷を掛けるなど片手で使用できるためにエクササイズのバリエーションが拡がります。 片手で使用できるからこそ可能なエクササイズが多数 本日はその一部を動画でご紹介いたします。 Rotational-Parallel Softmed Medicine Ball...
vol.2 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、是非最後までチェックしていただけますと幸いです。 Lunge Variations (BWD-FWD-Lateral-Crossover-Drop) Shoulder Packing Front-Hold 目的・エクササイズ特性 片脚立位における反射的制御 ターゲット 下腿、殿筋群、骨盤周囲筋群、コア、肩甲帯周囲筋群 使用アイテム ・スーパーバンド 2.9cm パープル・ラバーバンパープレート 4.5kg 動作手順 1.フロントホールドした状態で、セットする。2.バックワードランジを行う。3.フォワードランジを行う。4.ラテラルランジを行う。5.クロスオーバーランジを行う。6.ドロップランジを行う。 重要なポイント 体幹のニュートラルポジションと適切なIAP(腹腔内圧)を保ち、身体が崩されないようにする。 コーチングキー 体幹と肩甲帯のニュートラルポジションが崩れないように、常にコアと肩甲帯の筋群の至適長を維持する。 セッティング 1.2本のスーパーバンドをプレートの穴に通し、外れないようにセットする。...
オフシーズン中のトレーニングにおすすめの器具3選
今回は、オフシーズン中の競技場でのトレーニングに役立つ器具をシーン別に3つご紹介します。 1. ムーブメントトレーニング ITEM:ゲームスピード360 ウエストベルトが360度旋回することで、加速・減速・方向転換などの体の動きに対し素早く負荷の切り替えができるため、あらゆるムーブメントスキルトレーニングに対応することができます。バンドは最長240cmまで伸張します。 充分な伸張で多種目のフィールド競技で活用 ムーブメントスキルが重要視されるサッカー、バスケットボールを中心に多くのチームスポーツで競技場内のムーブメントトレーニングにご活用いただいています。ジム内ですとスペースが限られるためスーパーバンドが用いられることもありますが、ゲームスピード360は動きに負荷をかけられる距離が長いため、競技中の移動距離が長い種目のムーブメントトレーニングにも対応可能です。 2. メディシンボールトレーニング ITEM:ジャムボール ジャムボールは表面がラバー素材で中に特殊なジェルが入っており弾みにくく壁や床に投げても跳ね返りを気にすることなくトレーニングが可能です。サイズもソフトトスメディシンボールと比べると一回り小さいため、扱いやすいのが特徴です。 屋外の使用にも適した耐久性の高い素材 ジャムボールの表面はラバー素材でできているため、ソフトトスメディシンボールや他のメディシンボールと比較しても破けにくく、屋外の競技場や屋内でもプールサイドなど表面に多少の凹凸がある場所での使用もおすすめです。競技場ではジャムボール、ジムではソフトトスメディシンボールと使い分けているチームもございます。 3. スプリントトレーニング ITEM:スレッドドーグ スレッドドーグは本体重量が約9kgで比較的軽量なスチール製のスレッドで、お手持ちのプレートをセットして最大90kgまで重量を上げることができます。付属の305cmのストラップをハーネスに接続し、あらゆるスプリントトレーニングに活用できます。 不必要な摩擦を防ぎ、場所を選ばず使用可能 スレッドの中でも軽量モデルのスレッドドーグは他のスレッドのように「押す」「引く」のどちらにも対応するモデルとは異なり「引く」ことを主として開発されました。スチール製のため必要以上に地面と摩擦が起きず、競技場の芝、陸上トラックなどあらゆるフィールドで使用されることを想定されて設計されています。ハーネスや、ウエストベルトと組み合わせてトレーナーが付かなくてもスムーズにスプリントトレーニングに負荷を掛けることが可能です。 株式会社パフォームベタージャパン
サミットレポート(2/3)|PERFORM BETTER JAPAN SUMMIT 2023
10月7日(土)〜9日(祝月)に開催したPERFORM BETTER JAPAN SUMMIT 2023 の一部をご紹介させていただきます。 本日は初日の講義と実技の模様を一部ご紹介させていただきます。 テーマ:慢性炎症と栄養(前半) / 今日から使える栄養療法(後半) 講師:川合 智さん (日本統合療法株式会社 代表取締役) 運動療法と栄養療法を土台とした「統合療法」を指導し、様々な慢性不調を抱える方を寛解へ導き、アスリートに対する栄養アドバイスも行っている川合さんには「慢性炎症と栄養」「今日から使える栄養療法」の2つをテーマにお話しいただきました。 *以下、講義内容を一部抜粋 【慢性炎症と栄養】 炎症は治療のプロセスであり、健康維持のために欠かせないものです。 しかしながら、慢性化した炎症は様々な病気や不調の原因になります。 慢性炎症を収束させるためには、その引き金となる「食生活の乱れ」の改善から取り組まなければなりません。 「栄養の質」を変える事で慢性炎症を収束させ、さまざまな不調の予防に繋がります。 【今日から使える栄養療法 】 血糖をはじめとした栄養状態は直接的に自律神経に影響を及ぼし、様々な不調を引き起こします。 例えば起床時、食前、夜間など時間帯によって低血糖の種類も症状も異なり、またそれによって改善策も変わってきます。 栄養療法を行うためには評価をする必要があり、その中でも問診の重要度は高いといえます。 問診の精度を高めることで身体状態や栄養状態を推測し、不調改善の提案が可能となります。 テーマ:S・O・A・P® (動作評価)に基づくConditioning Program...
開業事例紹介|浜松市 Private Gym Plax さま
今回は、今年の夏に静岡県浜松市にオープンしたPrivate Gym Plaxさまに導入いただいた機材についてご紹介します。施設の開業・リニューアルや器具の導入をご検討されている方のご参考になれば幸いです。 Private Gym Plaxはトレーニング面積が22平米のパーソナルトレーニングジムです。クライアントは、これまでのジムに満足できなかった方や運動初心者の方を中心にアスリートまでと幅広く、ダイエットやボディメイク、スポーツのパフォーマンス向上やリハビリなどの目的に合わせたサービスを提供しています。 今回導入いただいた器具の中から3つご紹介いたします。・ハーフラック・ファンクショナルトレーナー・コンセプト2 (1)ハーフラック アスリートのトレーニングもサポートしているPlaxでは高重量を扱うトレーニングでも安心してお使いいただけるよう安定性の高いPBオリジナルのハーフラックを導入。 ベンチプレス、スクワット、デッドリフトなどベーシックなトレーニングに加え、合わせて導入いただいたECTスリーブを使ったランドマインプレスなどバリエーション豊富なウェイトトレーニングで活用いただいています。 ■導入のポイント 天井や壁にバーの取り付けができない施設では、ハーフラック付属のバーで懸垂を行なったり、サスペンション器具の設置をしたりと、ウェイトトレーニングのバリエーションを増やす用途でも有効活用されています。 スクワットラックを選ばれる際には、施設の環境や他の器具との組み合わせによる必要性も含めてご検討ください。 (2)ファンクショナルトレーナー ケーブルマシンはKEISERのファンクショナルトレーナーを導入。ハンドルだけでなくバーやベルト、アンクルストラップなどアタッチメントを変えることで全身のトレーニングにご活用いただけます。空気圧のマシンでしか得られないリハビリの効果や機能改善、 アスリートのパフォーマンス向上に対応する目的で導入いただきました。■導入のポイントスクワットラックだけでは実施が難しいプッシュ、 プルの同時エクササイズや水平面へ負荷をかけたエクササイズはファンクショナルトレーナー1台で補うことができます。パーソナルトレーニング施設ではスペースの問題で導入を見送るケースも多いですが、 限られたスペースで多種多様のエクササイズを幅広く実施するにはファンクショナルトレーナーがおすすめです。 (3)コンセプト2 有酸素マシンにはスターラインジャパンのコンセプト2を導入。ローイング動作で、脚力、腹筋、腕力、背筋といった全身を鍛えることができます。また、関節への衝撃も少ないため、 膝や腰に不安がある方や体力に自信がない方でも負荷を調節しながらクライアントのレベルに合わせてご利用いただけます。今回は、「最小限のスペースでアスリートからリハビリ目的の方まで幅広く対応できる有酸素マシン」という条件を満たすものとしてこちらの器具を導入いただきました。■導入のポイント他の有酸素マシンとの違いとして、使用していない時の保管方法が挙げられます。トレッドミルやエアロバイクなどは使用しない時でもスペースをとってしまうのに対し、 コンセプト2はマシンを2つに分離させコンパクトに保管することができるためスペースを有効活用することが可能です。今回のようにスペースの都合上トレッドミルやエアロバイクの導入が難しい場合には、コンセプト2の導入がおすすめです。 今回は、 Plaxさまの事例をもとに、施設開業時の導入器具の選び方についてご紹介させていただきました。施設の開業や改装を検討される際の考え方として参考になりましたら幸いです。 施設の開業・改装についてのご相談も承っております パフォームベタージャパンではトレーニング器具のご購入だけでなく、以下のようなご相談も承っております。 床材の違いや選び方がわからない コンセプト実現のためにどのような物件を選ぶべきか悩んでいる 施設のコンセプトは決まったが「導入器具やレイアウトが決まっていない」ので、そこから相談したい 時期未定、構想段階でも構いません。施設の設営についてお悩みやご不明点がありましたら、是非お気軽にご相談ください。...
ジム開業・改装などを検討中の方へ
施設見学・一括お見積もりを承っております
パーソナルジム、トレーニングルームの開業や改装をご検討中の方向けに、
施設見学・一括お見積もりのサービスをご提供しております。
時期未定、構想段階でも構いませんので、お気軽にご利用ください。