今回は弊社の毎年のメインイベントである「PERFORM BETTER JAPAN SUMMIT」についてご紹介いたします。
1.アメリカが起源のPERFORM BETTER SUMMIT
アメリカのPERFORM BETTER本社では、20年以上前から毎年全米の4都市でサミットを開催しています。
各都市3日間の会期中に20名以上の様々な分野の講師が講義と実技のパートで登壇し、1,000名を越える受講者が最新の情報を得るためにサミットへ参加しています。受講者にはS＆Cコーチ、アスレティックトレーナーなどスポーツに関わる職種以外に、理学療法士や学校の先生、フィットネスインストラクター、スポーツ愛好家など様々な職種の方がいらっしゃり、受講者同士の職種を超えた情報交換の場としても活用されています。
PERFORM BETTER SUMMITはアメリカをはじめ、世界中からトレーニング、ヘルスケアの最新の技術・知識が集まる場所として業界の発展にも貢献しています。
2.日本でのサミットの開催の背景と目的
日本でも2018年から開催がスタートしたPERFORM BETTER JAPAN SUMMIT。
本国のサミットのフォーマットを踏襲し、3日間で様々な分野の講師が登壇し、毎年150名以上の受講者に新たな学びや受講者同士の交流を求めてサミットへ参加していただいています。
この日本版サミットの開催は、2015年にパフォームベタージャパンが設立されてから最初に目標として掲げていたことでした。
ただ形式的に本国のサミットを模倣し開催するのではなく、中身を伴うものとすることが重要でした。
「最新の知識と技術を共有する場所を作りたい」そして何より「そこに人が集い、パフォームベタージャパンを通して情報や人脈が行き交うことで新しい知識が正しく拡がり、業界の発展に少しでも貢献したい」という想いのもと、設立4年目の2018年に初めて日本版サミットの開催に至りました。
PERFORM BETTER JAPAN SUMMITの受講者のメインは「トレーナー」です。
日本ではさまざまな職種の専門家がスポーツ、フィットネスの現場などで一般的な名称として「トレーナー」と呼ばれますが、実際はアスレティックトレーナー、S&Cコーチ、フィットネスインストラクター、または理学療法士、鍼灸師など多種多様な職種があります。
PERFORM BETTER JAPAN SUMMITを通じて講師、受講者の輪を拡げ資格の垣根を越えた情報交換、交流、学びの場とすることを開催の目的としています。
⒊サミットの楽しみ方
＊こちらのスケジュールは2023年のものになります。
(1)自分が学びたいことを見つける
サミットには10名以上の講師が登壇しますが、それぞれの講師がアカデミーやオンラインサロンなどのセミナー事業をご自身で主宰しています。
サミットの短い時間でそれらの全てを学ぶことは難しいですが、それぞれの講師がどんな情報を発信しているのか少しずつ情報を得るには絶好の機会です。
ぜひサミットを通じてご自身が1番学びたい講師と分野を見つけてください。
(2)受講するセミナーは柔軟に変更する
サミットでは同時間に3つのセミナールームで同時にセミナーが進行するため、1人の受講者が全ての講師のセミナーを受講できるわけではありません。
ただ、セミナー中の各部屋への出入りは自由にしているため、万が一にご自身がイメージしていたセミナー内容ではない場合は他のセミナーに入室することも可能です。
また、基本的に各講師は講義、実技の順番でセミナーを進行していきますが、それぞれ別のセミナーを受講いただくこともできますので、より多くの講師から少しずつ情報を得たい場合は1コマづずつ受講するセミナーを変更される方もいます。ぜひご自身にあった受講方法を見つけてみてください。
(3)自分に馴染みがない分野も受講してみる
多くの受講者がどの順番でセミナーを受けるかを事前に想定していますが、お目当ての講師のセミナーが開催されていない時間帯にはこれまでにご自身があまり興味がなかった分野をぜひ受講してみてください。
過去の受講者アンケートでも、これまでに学ぶきっかけがなく初めて聴講した分野の講師から情報を得ることで、ご自身のクライアントへのアプローチの幅を広げる新たな学びの意欲に繋がったとご意見をいただいています。
普段は接することのない自分の専門外の分野の情報を直接得られることもサミットの特徴ですので、この機会にぜひご活用ください。
(4)積極的に参加する
パフォームベタージャパンのスタッフは日本ではサミットを主催していますが、定期的に本社のサミットを受講しています。
どちらも経験している立場からいえる、お勧めの楽しみ方は「各セミナーにしっかりと参加する」ことです。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、アメリカでも日本でもサミットに共通しているのは実技に代表されるように一方的に話を聞くだけではなく「受講者も参加する」点です。
例えば実技であれば実際に器具を使って講師が紹介するエクササイズを試してみたり、講義中には「〇〇だと思う方？」「これの答えがわかる方？」などの挙手や発言を促す様々な問いかけがあります。また、講師によってはデモンストレーション役を受講者にお願いするケースもあります。
これらに積極的に参加することで、講義内容の理解が深まるだけでなく講師や受講者同士の交流が盛んになりセミナー後の人脈形成のきっかけにもなります。
サミットに集まる講師、受講者は皆さん同業者ですので、遠慮なく交流していただければ幸いです。
2024年のPERFORM BETTER JAPAN SUMMITは10/18~20を予定しています。
今年も豪華講師陣に登壇いただきますので、常連さんも初めての方もぜひご参加ください。
株式会社パフォームベタージャパン
