COLUMN
コンディショニング | R-bodyコラボウェビナー(5/10)開催レポート
今回は、5/10(水)に開催いたしましたR-body様とのコラボウェビナーの内容を一部ご紹介いたします。 ■テーマスポーツパフォーマンスアップや傷害予防のためのコンディショニングトレーニング基礎編 1. コンディショニングの重要性 動画リンク: https://youtu.be/a5Q14JcNBJY コンディショニングの良し悪しが身体やパフォーマンスにもたらす影響について、バレーボール選手を例にご紹介します。スパイクでボールを打つ際、「肩のコンディションが良い状態」では正常な可動域で真上までスムーズに腕を上げることができますが、「肩のコンディションが悪い状態」では可動域が狭まり腕を十分な高さまで上げることができません。人間の脳は無意識に「ボールを打つ」などのタスクの実行を優先するため、「今の身体の状態で最もタスクを実行しやすい動作をとる(=腰を反る)」ことで不足する腕の高さを補い、スパイクを打つことを選択します。その結果、腰に過度な負担がかかり「痛み」が生じる、強いスパイクが打てないなど「パフォーマンスへの影響」が生じます。傷害予防やスポーツパフォーマンスアップのためには、常に全身のコンディションを整えることが重要です。 2.「機能的なカラダ」を作る3つのポイント 動画リンク:https://youtu.be/EBdYXzInKNo コンディションを整えるためにまずは「機能的なカラダ」を作る必要があります。今回は、機能的動作の5原則のうち以下の3つに絞りご紹介いたします。 (1)重力「立位」で姿勢を保ち運動する (2)可動性と安定性受動的に動かせる可動域ではなく「能動的」に動かせる可動域を運動で獲得する (3)運動連鎖機能不全を起こしている関節だけでなく、「全身運動」をすることが重要 3. クラシカルなトレーニングで「原則」を押さえる 動画リンク:https://youtu.be/2E1RcwhupWI 例えば、スクワットでバーベルを使用する場合のかつぎ方は前後で2通りありますが、動画のように前にかついだ場合にはシャフトを前に落とさないよう「身体を垂直に保つ(重力)」ことに加えて「足首を曲げてしっかりとしゃがむ(可動性と安定性 / 運動連鎖)」ことが必要です。 「足首が充分に曲がらない」クライアントに対してこのエクササイズを行うことで、スクワットもただ重りを持ち上げるトレーニングとしてではなく、「足首を曲げるエクササイズ」として活用することができます。 今回ご紹介したコンディショニングは、一般の方からアスリートまであらゆる方のパフォーマンスアップや傷害予防に有効な手段です。ぜひ日常の指導に生かしていただけますと幸いです。 もっと詳しく知りたい方へ R-body ACADEMY Basicコースのご案内 <Basicコース詳細> https://r-body.com/course/basic/ 次回Basicコースのお申し込みはこちら https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd6cnbTcufPta5aSOUTv91dAstzq7oPD62dvz_xi-MAQv0a9Q/viewform 株式会社パフォームベタージャパン
ジム開業|フリースペース導入の3つのポイント
今回は「フリースペース」について、弊社がファシリティデザインを担当した FLUX CONDITIONINGSを事例にあげながら、3つの重要なポイントをご紹介いたします。フリースペースの設置要否・広さなどを検討するうえで参考にしていただければ幸いです。*「フリースペース」について本メールでは、スクワットラックやファンクショナルトレーナー、有酸素マシンなど「固定されている器具がないスペース」といたします。 1. 施設のコンセプトを起点に考える FLUX CONDITIONINGSでは、以下のコンセプトにもとづきフリースペースを設けています。【コンセプト】筋力やパワーの向上だけでなく、柔軟性や全身持久力など、パフォーマンスを最大限高めるすべての要素を組み合わせ、アスリートの競技パフォーマンスアップから、思い通りのボディデザインやシェイプアップメニュー、そして、肩痛や腰痛を改善したい方のリハビリテーションメソッドまで、目的に合った、パーソナルコンディショニングを提供します。(一部抜粋。コンセプトの全文はこちら) 「パフォーマンス向上からリハビリまで、幅広いニーズに応える」コンセプトの実現ために、中央に30㎡程度の広い人工芝のフリースペースを設け、自体重のエクササイズやプライオメトリクス、アジリティトレーニングの提供が可能となっています。上記はアスリートの指導も想定した施設の考え方ですが、たとえばフィットネス愛好家をメインの利用者とするジムの場合には、ストレングトレーニングや有酸素運動のスペース確保を優先し、フリースペースは狭く設定する、といった考え方が必要になります。過去のコラムでもご紹介いたしましたが、コンセプトを起点に施設のあり方を考えることは、3つのポイントの中でも特に重要です。 2. スペースの「メインの用途」を決める FLUX CONDITIONINGS では、以下の3つをフリースペースのメインの用途と定め、人工芝の広いフリースペースを設けております。・アジリティ、プライオメトリクスのトレーニング・自体重のエクササイズ・グループトレーニング人工芝は見栄えがよく、アジリティトレーニングにも適していますが「どんなジムでも人工芝が最適」というわけではありません。スペースの用途を「色んな用途に使う」とあいまいに考えていると、実際にはストレッチにしか使用せず、床材のメリットを活用しきれなかったというケースもございます。「フリースペース」といえども、コンセプトをもとに「活用方法はある程度は決めておく」ことをおすすめします。 3. 安全性に配慮し他者との距離を空ける FLUX CONDITIONINGSでは、安全性を高めるために以下の工夫を行なっています。・人工芝の上にはフリースペースで使う器具しか置かないことで、周囲との距離を確保する・有酸素マシンを入口(画像右側)に設置することで、有酸素マシンだけを利用するお客様はフリースペースを通らないようにする・スクワットラックは鏡に向かって使用するため、フリースペース側が死角となることを考慮し、特に広く距離を確保する フリースペースで「プライオボックスなどのバランスを崩しやすい器具を使う」「アジリティトレーニングで素早く移動する」といった指導を提供する場合は、上記のように周囲との距離や利用者の死角に配慮し、安全な環境でサービスを提供する必要があります。フリースペースの導入を検討する際は、スペースの使い勝手のみを切り離して考えるのではなく「コンセプト」「主な用途」「安全性」の3つの観点から、全体のレイアウトとあわせて複合的に考える必要があります。 お悩みの際はパフォームベタージャパンへ是非一度ご相談ください。*本件に関してFLUX CONDITIONINGSへ直接のお問い合わせはお控えいただくようお願いします。 株式会社パフォームベタージャパン
スプリント・回旋|RMTクラブの活用例【動画】
今回は効率的なスプリントや回旋パワーを獲得するためのツールとして有効な「RMTクラブ」をご紹介いたします。 エクササイズ動画もございますので、是非使用シーンをイメージしながらご覧ください。 RMTクラブの特徴 中に重りが入ったマラカスのようなツールです。重りによって動的な負荷が加わることで、全身を使った運動が可能です。特に、側屈と回旋によって体幹をリコイルし、爆発的な回旋パワーを発揮するため、野球やゴルフなどのスプリントや回旋パワーを必要とする競技トレーニングに有効です。また、頑丈な特性を生かした「スイング」「振り上げる」「叩きつける」といったエクササイズバリエーションも多様なため、自然にかつ楽しく機能的な動作習得が可能です。重量は全部で4種類(0.9kg、1.8kg、2.7kg、3.6kg)あり、目的に合わせてご活用いただけます。 おすすめのエクササイズ (1)振り下ろすNeural Activation: Diagonal Switch (2)振り上げるLateral Lunge & Thoracic Rotation (3)叩きつけるRMT Clubs Slam Series 【商品の購入をご希望の方】RMTクラブの購入をご希望の方はオンラインショップからお買い求めください。 【商品に関するお問い合わせ】器具の使い方などご不明点があればこちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。株式会社パフォームベタージャパン
Best Performance Laboratoryコラボウェビナー第五弾 活動報告
今回は、4/21(土)に開催いたしましたBest Performance Laboratory様とのコラボウェビナー第五弾の内容を一部ご紹介いたします。 ■テーマツールを活用したコンディショニングの理論と実践-制約主導アプローチとディファレンシャルラーニングに基づくリハビリとトレーニング- 1.制約主導アプローチとは? 動画リンク:https://youtu.be/_T-OopAXlgU 制約主導アプローチの考え方は、・PLAYER/ORGANISM (選手・生体)・ENVIRONMENT (環境)|空間、地面、重力による制約・TASK/SKILL (課題・技術)|時間、タイミング、ルールによる制約 3つの要素を組み合わせて、制限・制約の相互作用によって最適なコーディネーションを生み出すアプローチ方法です。この中の「TASK」についてツールを活用してエクササイズのバリエーションを増やし、動きのコツを掴む方法をご紹介いたします。 2.ツールを活用してTASKを変化させる 動画リンク:https://youtu.be/y-Q95qOsWnQ ツールを用いてTASKの制約条件を変えることで、同じ動作に変化を加えて最適なコーディネーションを導き出します。 例えば、同じターキッシュゲットアップでもダンベル、ケトルベル(ボトムダウン、アップ)、アクアボールなど、使用ツールによって重心の位置が異なるため「肩甲骨のパッキング」一つとっても求められるTASKは変化します。同じツールで同じ動作を繰り返すエクササイズでは最適なコーディネーションを導くことができないため、ツールでTASKに変化を加えることによりエクササイズの自動化を防ぎます。 3.さまざまなツールを活用して競技動作を学習する 動画リンク:https://youtu.be/Qgea0_TkDIM さまざまなツールを活用することで、目的の競技動作をあらゆるパターンで学習することが可能です。また、ツールが変わったとしても「その競技動作ができているか」を見ることで、「動作を学習できたのか」単純に「そのエクササイズだけ上手くなったのか」を判断する材料になります。 使用器具:ジャムボール、ブレットベルト、ゲームスピード360 「エクササイズのやり方」「エクササイズがうまくなること」に固執するのではなく、制約主導アプローチの原理原則を理解したうえで、「望ましい動作に導く」という本来の目的を見失わないように指導を行うことが重要です。 もっと詳しく知りたい方へ ■エクササイズのバリエーションBest Performance Laboratoryさんのエクササイズライブラリーをご覧ください。 ■セミナーの内容についてより深く学びたい方Best Performance Laboratoryさんのアカデミーへご参加ください。 Best Performance Laboratoryさんとは不定期で無料のコラボウェビナーを開催しております。次回は2023年秋を予定しておりますのでご興味のある方はぜひご参加ください。...
リカバリー器具・サイズ選びのポイント
日頃よりパフォームベタージャパンをご愛顧いただきましてありがとうございます。今回はリカバリー器具についてご紹介いたします。オンラインショップでもマッサージボール、フォームローラー、マッサージスティックなどの器具を取り扱っておりますが、用途や環境によって利便性は様々です。本コラムを通じて、改めてその違いや選び方のポイントを整理するきっかけになれば幸いです。 1. マッサージボールのサイズの選び方 マッサージボールには大小2つの種類があります。大きなマッサージボールは身体と接する面積が広く、低刺激で浅く全体的をほぐすことができるため、ハムストリングなど大きな筋肉へ使用するのに適しています。一方、小さなマッサージボールは、肩甲骨周辺などピンポイントで狙った部位へ強い刺激を的確に与えたい場合に適しています。例外として、刺激を与えたい部位の面積が狭い場合でも、動画のようにうつ伏せで体重が掛けにくい小胸筋などへ刺激を加える場合には、大きなマッサージボールの使用がおすすめです。 2. 持ち運びを考慮した器具の選択 施設外に持ち出して使用される場合には「目的」と「携行のしやすさ」の2つのバランスを考慮して使用器具を選択することをおすすめします。 屋外に持ち出すなら、フォームローラー30cm・45cm 長さのあるフォームローラー(91cm)は、施設内に常設して使うのに適している一方で、競技場など屋外に持ち出して使うには少し不便です。また、バッグに入れやすいマッサージボールは携行には便利ですが、前述のとおり狙った部位への局所的な使用に用途が限定されてしまいます。フォームローラーの、30cm、45cmの短いモデルを選択することで、持ち運びもしやすく、フォームローラーとしての用途も十分に満たすことが可能です。 ホテルや自宅ならAcumobility ball フォームローラーやマッサーボールなどの自体重を利用する器具を使用する場合、ある程度の地面の硬さが必要になります。合宿、遠征先のホテルなど「横になれるスペースがベッドしかない」といった環境では、ベッドのクッション性が邪魔になり十分な刺激を得られません。そのような場合には壁を利用した立位、もしくは椅子を利用した座位でも使用できるAcumobility ballのような器具をご使用いただくことで、限られたスペースでも十分な刺激を与えることができます。 3. 強度・部位をより細かく調整できるMFRスティック、マッサージガン リカバリー器具には、前述の「自体重を利用する器具」だけでなく、MFRスティックやマッサージガンなど、本人もしくはトレーナーが「手に持って刺激を加える器具」があります。 セルフコンディショニングに向いているMFRスティック MFRスティックは、自体重が掛けにくく自身で刺激を加えにくい、ふくらはぎやハムストリングなどへのアプローチも容易なため、セルフコンディショニングにおすすめです。 強度と刺激のバリエーションが豊富なマッサージガン 「電動式」で機械的に強度の調整が可能なため、部位や目的に応じて簡単に強度が変更できます。首まわりと下肢では求める強度が異なるケースが多いと思いますが、ボタン一つで刺激が変更できるため、リカバリーする部位を変更する際のセットにも時間がかからず利便性が高いのが特徴です。また、付属されている5つのヘッドで身体に接地する形を変更して刺激の種類を変更するこも可能です。大きな面積のヘッドで低強度の刺激から、鋭角なヘッドで高強度の刺激までマッサージガン一つでリカバリーしていただけます。 株式会社パフォームベタージャパン
動画|スタッカブルステップの便利な活用法のご紹介
今回は幅広いエクササイズで活用いただける万能器具「スタッカブルステップ」についてご紹介します。 プライオメトリクストレーニングでステップ台として使用されることが多い器具ですが、「エクササイズに変化を加える」「重ねて使う」「補助器具として使う」といった方法でも使用でき、非常に便利です。 今回は使用用途が異なる3つのエクササイズをご紹介します。 1. エクササイズに変化を加える Lateral Slide Squat 片足で実施するスクワットなどエクササイズに変化を加えることができます。 重りがない環境でも高さを出すことで負荷をかけることができるので1つ持っておくと非常に便利です。 2. 重ねて使用することで高さ調整が可能 Lateral Hop & Squat Jump ステップ台を重ねて使用できる点も非常に魅力的です。 2種類(10.2cmと15.2cm)サイズのご用意がありますので組み合わせて使用すると高さ調整もしやすくオススメです。 3. エクササイズの補助器具としても有効 Dead Lift 裏返しに置いてエクササイズの補助器具としてご使用いただくと床材の保護にも繋がります。 動画はプレート未装着時のものですが装着時でもお使いいただけます。 【商品に関するお問い合わせ】 器具の使い方などご不明点があればこちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。株式会社パフォームベタージャパン
空気圧で負荷を調節「ファンクショナルトレーナー」のご紹介
今回はリハビリからスポーツ特有の動作まで多用途で活用できる空気圧式負荷のケーブルマシン「ファンクショナルトレーナー」をご紹介いたします。一般的なプレートの重りで負荷をかけるケーブルマシンでは難しいスピード感のある動作のトレーニングも安全に行うことができる点から、国内外のさまざまなプロスポーツチームでも導入されています。 1. ファンクショナルトレーナーの3つの特徴 (1) 重りではなく「空気圧」によって負荷を調整 空気圧により常に一定の負荷を作り出すことで、動作速度に関わらず安定した負荷をかけることができるだけでなく、身体への負担軽減にもつながります。 また、プレートの重りでは実現できないグラム単位での細かい負荷の調整が可能なため、アスリートはもちろん子供から高齢者に至るまで幅広い世代の方に安全にご使用いただけます。 (2) 「パワー値」の測定によってパフォーマンスを可視化 パワー値(筋力 × スピード)の測定により、トレーニング毎のパフォーマンスを定量的に確認することができます。 パワー値は「筋力」と「スピード」が最大限発揮された時に高くなりますが、たとえ高重量を持ち上げることが出来ても動きがスローな場合、反対にスピードが出せても軽重量の場合にはパワー値は低く計測されます。 ゴルフのスイングや野球のバッティング動作ではボールを捉える瞬間のパワー値が重要視されます。そのようなスポーツや動作では、パフォーマンスを数値で確認することでより効率的にトレーニングの質を向上させることができます。 (3)トレーニングのバリエーションが豊富 ケーブルの角度を変えたり、アタッチメントを変更することによりしゃがむ、踏み込む、ひねるなど多様多種な動作のトレーニングが可能となります。このように1つのマシンで様々な動作が可能なため、本格的なトレーニング以外にも動作や姿勢の改善を目的としたエクササイズにも使用可能な魅力的なマシンです。 2. アタッチメント別エクササイズ (1)ケーブルハンドル (2)ウェストベルト (3)アルミバー ご紹介した動画は一部となりますが、工夫次第でバリエーションは無限に拡がります。そのほかにも類似マシンとして、一度に3名までトレーニングをすることができるトリプルトレーナーも取り扱っています。ファンクショナルトレーナーを複数台導入するよりも、スペースを節約することができるため、複数名でトレーニングされることが多い施設やプロスポーツチームで大変好評です。 ファンクショナルトレーナーの購入をご希望の方は、オンラインショップの商品詳細ページよりお問い合わせフォームにてご連絡ください。 【商品の購入をご希望の方】商品の購入をご希望の方はオンラインショップからお問い合わせください。 【商品に関するお問い合わせ】器具の使い方などご不明点があればこちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。 株式会社パフォームベタージャパン
Active-Aid Program コラボウェビナー活動報告
今回は、3/25(土)に開催いたしましたActive-Aid Program様とのコラボウェビナーの内容を一部ご紹介いたします。■テーマ 「野球におけるコンディショニングとトレーニング理論」 野球の動作を理解した正しいエクササイズが重要 ⑴ 基本的な野球の動作(ピッチング+バッティング)のメカニクスを理解 ⑵ 床反力を意識してムーブメントにつなげる ⑶ エクササイズの本質を理解し適切なアプローチをおこなう 実施するエクササイズを決める前に、「基本的な競技動作」と「エクササイズの本質」を理解することが適切なアプローチを処方するうえでは何よりも重要です。エクササイズは毒にも薬にもなるので必要なポイントをしっかり抑えましょう。 エクササイズ例:ピッチング動作 ピッチング動作の並進運動時に身体が沈み込みすぎないためには床反力を上手に使えることが必要不可欠になります。【推奨エクササイズ】ブルガリアンSQ+ランドマイン(使用器具:ECTスリーブ) 【POINT】片脚立脚でランドマインをおこないジャンプするようにして床反力を上肢に伝えることを意識しましょう。 エクササイズ例:バッテイング動作 バッティング動作の並進運動時に体幹部と骨盤を安定させて”力のタメ”をつくることが重要。 【推奨エクササイズ】 並進運動と床反力(使用器具:ファンクショナルトレーナー、ソフトトスメディシンボール) 【POINT】ファンクショナルトレーナーで横から身体を引っ張り、姿勢を崩さず張力とは逆方向へスムーズに並進運動をおこない左脚で地面を蹴り両脚の荷重バランスを取ります。 今回、ご紹介しているエクササイズはウェビナーの一部となりますので詳細を学びたい方は Active-Aid Program にご参加ください。 次回のActive-Aid Programさんとのコラボウェビナーは5/27に開催します。【テーマ】「アスリートにおける腰痛」【日時】 5月27日(土) 21:00 - 22:00 初回にご参加されていない方でもお申し込み可能ですのでご興味ある方はぜひ思うしこみください。 お申し込みはこちらから
動画|バルスライドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回は、自体重エクササイズに活用いただける万能器具「バルスライド」についてご紹介します。 バルスライドは体幹や下半身強化を目的としたエクササイズに使用されることが多いですが、上半身のエクササイズにも使用でき、バリエーション数も非常に豊富です。 今回は2つのエクササイズをご紹介いたします。エクササイズ時に気を付けるべきポイントも記載しておりますので、是非動画と合わせてご覧ください。 Shoulder Flexion & Extension Check Point 1 プランクの姿勢をとり、片方の手をバルスライドの上に置く Check Point 2 身体がブレないようにコントロールしながらバルスライドを滑らせ頭上方向へ手を伸ばす Arrange 慣れてきたらプランクの姿勢からプッシュアップの姿勢に変えておこなうとバリエーションも増え飽きずにエクササイズすることができます。 Lateral Lunge Check Point 1 ステップ台に立ち、片足をバルスライドの上に置いて、ウォーターバックを抱える Check Point 2 バルスライドに乗せた足は伸ばした状態を維持しながら、ステップ台に乗せた足を曲げてバルスライドを横に滑らせる Arrange ウォーターバッグやステップ台を外したり、ウォーターバッグをケトルベルに変えたりと使用器具を変更することで難易度の調整が可能です。ご自身のクライアントのレベルに合わせて実施してみてください。 バルスライドを使ったエクササイズはスペースをあまり使用しないため、ご自宅などの限られた空間でのエクササイズにもおすすめです。また別売りのバルスライドブーティを使うことで、ラバーマットなどの滑りにくい床素材の上でもエクササイズが可能となります。...
3種類の「ウォーターバッグ」のご紹介
今回は、3種類の異なる形状の「ウォーターバッグ」をご紹介いたします。 ウォーターバッグは不規則に動く水の特性を利用して、不安定な負荷をかけたい時に最適な器具で、様々なムーブメントトレーニングやストレングストレーニングに活用することができます。 実際のエクササイズでの使用動画もございますので、是非使用シーンをイメージしながらご覧ください。 1. 最もオーソドックスな「アクアバッグ」 持ち手が4カ所に付いているためエクササイズに合わせて持ち場所を変えることができ、多様なエクササイズにご活用いただけます。 動画ではステップ台とバルスライドを使ったランジの動きにアクアバッグを持つことで、予測のできない動きを導きエクササイズに変化を加えています。 Lateral Lunge 2. ケトルベルスイングや片手で持つエクササイズにおすすめの「アクアボール」 アクアボールはケトルベルスイングや片手で持つエクササイズに適したサイズのウォーターバッグです。 動画ではデッドリフトの動作でアクアボールを片手で持ち不安定な動きを加えています。この不安定な動きを加えることで、より安定性の高いポジションを意識した状態でのエクササイズが可能となります。 Deadlift 3. 両手が自由に使えて、エクササイズの幅が拡がる「ハイドロベスト」 ハイドロベストは背負うタイプのウォーターバッグで、両手が自由に使えることが最大の魅力です。両手がフリーになることで他の器具と組み合わせて使いやすく、エクササイズの幅が拡がります。 動画では、ハードルを使用したプライオメトリクストレーニングにハイドロベストとメディシンボールを使用することでさらに変化を加えています。 Linear-Horizontal Hurdle Bound Non-Counter...
ジム開業|ダンベルとケトルベルの違いと選び方
今回は「ダンベルとケトルベル」をご紹介いたします。特徴や使用用途には大きな違いがあるものの、 どちらも「片手で扱えるウエイト器具」という共通点を持つため、導入時にどちらが良いか悩まれる方もいらっしゃいます。本コラムを通じて、改めてその違いや選び方のポイントを整理するきっかけになれば幸いです。 1. 違いと使い分け (1)最大の違いは「重心の位置」 ダンベルが握った手と同じ高さで左右対称に重心が位置するのに対して、ケトルベルは握った手の外側に重心が位置します。 *詳しくは別のコラムでもご紹介しておりますので是非ご覧ください。 (2)垂直方向へ安定した負荷をかけるなら「ダンベル」 左右均等の重心のため動作を安定させやすく、名前の通り「ダンベルプッシュ」や「ダンベルフライ」に代表される上肢のプッシュエクササイズで多く活用されます。 安定した環境で垂直方向への負荷を求めるのであればダンベルの活用がおすすめです。 (3)遠心力を利用したり、不安定な環境下でのエクササイズなら「ケトルベル」 ケトルベルは握った位置から重心が離れるため、ダンベルでは作り出しにくいエクササイズ環境を作り出すことが可能です。具体的には、遠心力を利用した「ケトルベルスイング」や、 「ターキッシュゲットアップ」時に重心を手の甲側に移動させ不安定な環境を作り出す場合などが当てはまります。 また、ケトルベルは他の器具と組み合わせて使用することもおすすめです。動画のようにケトルベルのハンドル部分にスーパーバンドを結んで使用することで、ケトルベルの重量がスーパーバンドの張力で不規則にバウンドし、エクササイズ環境を不安定な状態にセットすることが可能となります。 スクワットやランジ動作など日常のトレーニングにバリエーションを加えてみてください。 2. ダンベルとケトルベルの選び方 通常、ダンベルセットでは重量の最小値と最大値の幅が広くセットされていますが、指導対象のクライアントの条件が明確な場合には、 重量の幅を限定しその範囲内で負荷を徐々に上げられるようにバラで細かく重量を揃えることもおすすめです。 例えばアスリートや男性のボディメイクの需要がある施設では高重量が必要になる場合が多く、ダンベルは ラバーダンベルセット に加えてバラで23kg以上のものを数ペア、ケトルベルは10kg以下の軽量のものは最小限に抑えて、10~24kg程度の重量のものを中心に選択されます。 一方で、女性のクライアントが多いパーソナルジムでは高重量の必要性は少なく、ビニールカバーダンベルは6.8kg以下、ケトルベルも2kg~10kgに限定して2kg刻みでの導入を検討されることが多いです。 パフォームベタージャパンでは以下のラインナップをご用意しており、 重量を細かく揃えていただくことが可能です。ぜひご自身のクライアントの属性に合わせて必要な器具を検討してみてください。ビニールカバーダンベル|0.5~6.8kg ※1LB(=約0.45kg)刻み ラバーダンベル|2.3kg~45kg ※5LB(=約2.3kg)刻み ケトルベル|2kg~44kg ※2kg刻み また「重量の”範囲”を絞る」ことには、使用頻度の低い器具の導入を防ぎ、スペースの有効活用にもつながるという利点もございます。スペースの有効活用を優先する場合には、重量可変式のパワーブロックもおすすめです。専用スタンドを使用することで最低限のスペースで50SPであれば2.3kg~23kg、SP EXP...
フォームローラーを使用したエクササイズのご紹介
パフォームベタージャパンのYouTubeチャンネルでは北島康介と第一線で活躍するトレーナーとのトレーニングセッションをご紹介しています。今回は人気の「フォームローラー」についてご紹介します。ノーカットで実際のトレーニングセッションを撮影しております。ぜひご活用ください。 エクササイズ紹介 Self Myofascial Release IT Band 円柱形のローラーは主にセルフの筋膜リリース、アライメントの調整に使用します。 Birddog 半円柱形のローラーはバランスや体幹の強化としても使用することができます。 PERFORM BETTERのフォームローラーの特徴 動画内で使用している円柱型フォームローラーの特徴を2つご紹介いたします。・やや硬めの使用感でしっかりとほぐすことができるため、アスリートや運動頻度の高い方にご好評いただいております。・崩れたり潰れたりするセル構造ではないため長持ちしやすく、使用頻度の高いグループトレーニングやスタジオレッスンの場にもおすすめです。 【商品の購入をご希望の方】フォームローラーの購入をご希望の方はオンラインショップからお買い求めください。 【商品に関するお問い合わせ】器具の使い方などご不明点があればこちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。 株式会社パフォームベタージャパン
ジム開業|スクワットラックの選び方・効果的な使い方
今回は世界中のプロスポーツチームやパフォーマンスジムなどで広くご愛用いただいているPERFORM BETTERオリジナルの「ハーフラック」がテーマです。 ジムの開業やニューアルを検討されている方はもちろん、既にスクワットラックを導入されているが参考になる「導入時に重視していただきたい点」と「より使いこなすための方法」の二つのポイントを中心にご紹介しています。 1. オリンピックシャフトを使う「高負荷のスクワット」を提供する際に必要 名前の通り、スクワットを実施するときに使用しますが、シャフトを使用した高負荷のスクワットを安全に行うために必要不可欠な器具です。 同じスクワットでも、「器具を使用しない自体重のスクワット」や、重量を持つ場合でも「ケトルベルを身体の前に持つゴブレットスクワット」などを実施する場合は必須ではありません。 2. 「安全性=耐荷重量」で選ぶ スクワットラックを選択する時に重要なことは「安全性」です。安全性を高めるためには、ラック自体の「耐荷重量」を確認する必要があります。 耐荷重量には家庭用として流通している100kg程度の低いものから、アスリートのトレーニングに対応できる耐荷重量の高いものまで様々ございます。ご自身が提供したいトレーニング強度に合わせてご選択ください。また、 耐荷重量が高く重厚なモデルは比例してラックの揺れが少なく安定性が高まるというメリットもございます。それによって、幅広いクライアントを安心して指導できる だけでなく、ラックの揺れを気にすることなくシャフトをラックに戻すことができるため、 トレーニング時のクライアントのストレス軽減にもつながります。PERFORM BETTERのスクワットラックはハーフラックでも「耐荷重量(※)」が545kgのため、プレートを付けていない状態の20kgシャフトのみで使用した場合でも安定の違いが実感できると思います。 (※)PERFORM BETTERのスクワットラックにおける耐荷重量は「トレーニング時に使用可能な重量」ではなく、「トレーニング時にシャフトにつけるプレートと、スクワットラックのプレートホルダーにあるスペアのプレートも含めた総重量」となります。 3. 他の器具と組み合わせて、より効果的に使いこなす 重量を扱うトレーニング施設であればスクワットラックの導入は必須ですが、他の器具との組み合わせで更に便利かつ効果的に使用していただけます。今回はエクササイズバリエーションを2つご紹介いたします。 (1)スーパーバンド オリンピックシャフトを使用したスクワットではシャフトとプレートの重量がトレーニングの負荷となりますが、スーパーバンドをプラスすることでゴムの張力を負荷にプラスすることができます。 PERFORM BETTERオリジナルのスクワットラックはベース部分にバンドアタッチメントがついており、スーパーバンドがセットしやすい仕様です。 トレーニングのバリエーションを増やすのにぜひご活用ください。 (2)セーフティースクワットバー 通常、プレートで重量を追加したスクワットを行う際には オリンピックシャフトを使用しますが、セーフティスクワットバーを用いることで、より安全にトレーニングを行うことができおすすめです。 首と肩を保護するパッドや、顔の前でしっかりとグリップできるハンドルがついていることで、首や肩に不安を抱えるクライアントでも無理なく安全にスクワットを実施することが可能です。 スクワットラックはさまざまなモデルが流通しているので迷われるかと思いますが、今回ご紹介した項目をぜひご参考にしてください。...
ムーブメントスキル|「ゲームスピード360」のご紹介
今回はムーブメントスキルトレーニングを行う上で最もおすすめしたいツール「ゲームスピード360」をご紹介いたします。 特に「効率的に地面に力を伝える」ことを重視するトレーニング時には欠かすことのできないツールの1つです。 アジリティ能力向上に最適「ゲームスピード360」の特徴 1. 360度「あらゆる動き」に対応 ウエストベルトが360度旋回することで、加速・減速・方向転換などの体の動きに対し素早く負荷の切り替えができるため、あらゆるムーブメントスキルトレーニングに対応することができます。 運動変動性を用いて、スポーツに求められる動きのスキルを自己組織化する上で最適なツールです。 2. 動きを問わず「安定した負荷」をかけられる 張力や長さがさまざまな動きに負荷を掛けやすい仕様に設計されています。スーパーバンドを2本繋げて使用するよりも長く、伸長部分の負荷が安定しているためエクササイズがしやすく、とても利便性の高いツールです。 3. エクササイズの補助として ベルトについているレジスタンスコードはトレーナーがサポートすることで、負荷を維持することが可能です。ムーブメントトレーニングだけではなく他のエクササイズの補助としてもご使用いただけます。 *動画はこちらから おすすめのエクササイズ Linear Change of Direction: Backpedal-T Step to Lin Decel Angle-Stop リニアムーブメントスキルです。リニア方向の移動スキルである加速とバックペダル、減速スキルであるアングルストップとTステップのコンビネーションエクササイズです。 Casting Hockey-Stop / Bungee-Anterior...
スーパーバンドの2つの使い方
今回は、ウォーミングアップからトレーニングまで、幅広くご利用いただける万能器具「スーパーバンド」についてご紹介します。スーパーバンドの使い方は大きく「負荷をかける」「補助する」の2つに分けることができます。公式Instagramの動画を参考に目的別のおすすめの使用方法をご紹介します。 1. エクササイズに「負荷」をかける こちらが最もオーソドックスな使用方法です。プッシュ、プルなどに対してバンドの張力を利用して負荷を掛けることでエクササイズ効果を高めます。動画では、スクワットの負荷を高める目的で使用しています。また異なる用途として、クライアントの事情で重量を扱うことができない場合や、設備が充分ではない遠征先や自宅などでトレーニングを行う場合に、ウェイト器具の代替品として使用されることもあります。 2. エクササイズを「補助」する もう一つの用途は「負荷」とは逆にエクササイズを「補助」する使用法です。動画のように、スクワットラックや懸垂バーにスーパーバンドを引っ掛け、バンドの張力で上から身体を引っ張ることで、自体重よりも軽い負荷で懸垂をすることが可能となります。 自体重の懸垂では負荷が高すぎて必要な回数をこなせない方や、トレーニングを始めたばかりで自体重の懸垂ができない方のトレーニング難易度を下げたい時におすすめの方法です。今回ご紹介したもの以外にもストレッチに使用するケース、スクワットラックやケトルベルなどのウェイト器具と組み合わせて使用するケースもございます。そのほかの使用方法のバリエーションはまたの機会にご紹介いたします。 【商品の購入をご希望の方】 スーパーバンドの購入をご希望の方はオンラインショップからお買い求めください。 【商品に関するお問い合わせ】 器具の使い方などご不明点があればこちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。 〜公式Instagramでは商品の活用方法などのお役立ち情報を発信しております〜ご興味のある方はこの機会に是非フォローください。パフォームベタージャパン公式Instagramアカウントはこちら
ジム開業・改装などを
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導入器具に関するご相談はもちろん、物件選びや施設レイアウト、床材の選び方などの初期段階からご相談いただけます。時期未定、構想段階でも構いませんので、お気軽にご相談ください。
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物件選びや床材の選び方、施設レイアウト、器具の選定などで押さえておきたいポイントをまとめた全30ページの資料です。ジムの開業や、トレーニングルームのリニューアルを検討している方にもお役立ていただけます。
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