COLUMN
ケトルベルを活用したパワーエンデュランストレーニング|Jason C. Brown氏寄稿
日々新たなトレーニング理論が増えていく中で、インプットした内容を日常のクライアント指導にどう活かせばよいのか悩んでいるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 本コラムでは、最新のトレーニング理論やそれを現場に活用するために必要な器具をご紹介します。ぜひ、日常の指導にお役立ていただけますと幸いです。 今回はフィットネス、スポーツ分野におけるケトルベルトレーニングの国際的な第一人者であり、フィットネス専門家向けプログラム「Kettlebell Athletics Certification」創設者のJason C. Brownが、PERFORM BETTER本社のブランドサイトに寄稿した『ケトルベルを使ったパワーエンデュランストレーニング』をご紹介します。既に多くの施設やチーム、個人に導入いただいているケトルベルのトレーニングプログラムの考え方を紹介しておりますのでぜひ最後までご一読ください。 ケトルベルを使ったパワーエンデュランストレーニング (著:ジェイソン・C・ブラウン) ほとんどのスポーツ競技は、長い時間にわたって爆発的な動きを生み出す能力を中心に展開されます。この運動能力は「パワーエンデュランス(Power Endurance)」として知られています。パワーエンデュランスのトレーニングは非常に過酷ですが、最も高いパワーエンデュランスを持つアスリートが、最終的に勝利を収めることが多いのです。 ケトルベルトレーニングは、スポーツパフォーマンス向上の分野では比較的新しいトレーニング方法です。しかし、パワーエンデュランスを向上させるためのトレーニングツールを1つ選ぶとすれば、それはケトルベルでしょう。 ケトルベルトレーニングは、伝統的に修正されたオリンピックリフトのバリエーションを高回数で行うことを中心に構成されています。この高回数と修正版オリンピックリフトの組み合わせこそが、ケトルベルトレーニングをパワーエンデュランス向上に理想的な方法にしているのです。 では、この組み合わせがなぜ効果的なのでしょうか? オリンピックリフトおよびそのバリエーションは、その設計上、ゆっくりと行うことはできません。スナッチ、クリーン、ジャークといった動作は、素早く実行しなければなりません。この高速リフティングのプロトコルを組み合わせることで、長時間にわたって高い出力を生み出すよう身体を訓練することができます。 ケトルベル・クラスター(Kettlebell Clusters) ケトルベル・クラスターでは、一定の時間内に20秒ごとに1回の反復を行います。さらに刺激を加えるために、私はよく1回ごとに異なるドリルをローテーションさせます。 たとえば、最初の反復ではスナッチを行い、20秒休み、次にクリーンを行い、さらに20秒休んでハイプルを行う、といった具合です。 パートナーと一緒にケトルベル・クラスターを行うのも非常に良い方法です。互いに次の反復で行うドリルをコールし合うことで、ワークアウトに少しの混乱と多くの楽しさを加えられます。また、お互いが競い合うことでより熱のこもったトレーニングになります。 ただし、選ぶドリルは爆発的で素早く実行でき、パートナーのスキルに適したものであることが重要です。 1分間のケトルベル・クラスターの一例をご紹介します。 ケトルベル・スナッチ ×1回 → 20秒休憩ケトルベル・クリーン&ジャーク ×1回 → 20秒休憩ケトルベル・プッシュプレス...
ケトルベルを活用したパワーエンデュランストレーニング|Jason C. Brown氏寄稿
vol.15 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、ぜひ最後までチェックいただけますと幸いです。 Scapular Adductor Stretch 目的・エクササイズ特性 ・肩甲骨周囲のストレッチ・胸郭モビリティーの向上 ターゲット 菱形筋・僧帽筋中部 使用アイテム スーパーバンド 0.7cm幅 オレンジ 動作手順 1.スーパーバンドを背中を通して右肩につける。2.右膝をついて、左足を外転して地面につき、体を支える。3.左手を地面につき、右手を頭の後ろにおく。4.胸郭を右回旋・左回旋し、肩甲骨周囲のストレッチと胸郭の回旋を行う。 重要なポイント ・脊柱のニュートラルポジションを維持する。・胸椎回旋を意識する。 コーチングキー 脊柱の長軸を意識し軸上でコマのように回旋する。 よくあるエラー 体幹部側屈が入る セッティング手順 ・スーパーバンド2本を結ぶ。・スーパーバンドをラックにつける。 Jammer 目的・エクササイズ特性...
vol.15 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
サミットレポート(1/3)|前日カンファレンス
10月17日(金)〜19日(日)に開催した「PERFORM BETTER JAPAN SUMMIT 2025」の内容の一部を全3回に分けてご紹介させていただきます。今回は前日カンファレンスついてご紹介します。 北島康介をモデルケースに「アスリートの身体評価をアップデート」のテーマでディスカッションを実施しました。 まずは現役時代に競泳日本代表のトレーナーとしてコンディショニングを担当してた小泉圭介さん、現在、実際にトレーニングに通うBest Performance Laboratoryの桂良太郎さんにスライドを使いながら講義いただき、近藤拓人さんにはその場で初めて北島康介の身体を評価いただきました。 アスリートの身体評価をアップデート -現役期・引退後の目的の目的の変化に応じたトレーニング戦略 1.小泉圭介 現役時代の課題と取り組み 小泉さんからは当時の北島康介の身体評価から実際に取り組んだエクササイズをご紹介いただきました。当時の身体評価の画像やレース中の映像も交え、非公開情報も含めた内容で現役時代の北島康介の特徴や課題を振り返しました。 2.桂良太郎 現在のトレーニングプログラム 桂さんからはBest Performance Laboratoryの身体評価システムやトレーニングプログラムから、現在の身体の課題解決や、仕事とプライベートを充実させるために取り組んでいるトレーニングをご紹介いただきました。 3.近藤拓人 初めて対応するアスリートの身体評価 近藤さんには小泉さん、桂さんのお話を受けたうえで北島の身体を評価しながら、初めてクライアントを身体評価をするうえでのポイントや順序などを自身の施設「NEXPORT」でも取り組んでいる内容も踏まえてご紹介いただきました。 現役期と現在で共通する胸椎、脊柱のモビリティの課題 現役期から今に至るまで身体の特徴である胸椎や脊柱の可動性についてそれぞれの見立てや、エクササイズ戦略をディスカッションしました。 北島本人が現在感じている「背中の違和感」との関連性などそれぞれの見立て、戦略と実際のエクササイズもご紹介いただきました。 アスリートとの関わり方「競技特異性」について アスリートと関わるうえでは必ず話題に出る「競技特異性」についてもディスカッションが行われました。特定の部位を鍛えたり、エクササイズなどの目先のテクニックに頼るのではなく、まずトレーナーの立場としては競技そのものの理解度よりも、「競技動作のバイオメカニクスを理解する力」の重要性が述べられました。 アスリートに求められるリテラシーとセルフマネジメント力 北島からは、「アスリートが判断すべき部分と、身体に関してはトレーナーに委ねる部分を自分自身で整理することが大切で、トレーナーの知識、技術を活かすにはアスリートのリテラシー次第で大きく変わる」と意見がありました。 現役時代を振り返り、セルフマネジメント力とリテラシー、またトレーナーを含めた周りのスタッフとの信頼関係が相互に支え合うことで、コンディションやパフォーマンスを長期的に維持するには重要であることが再認識されました。...
サミットレポート(1/3)|前日カンファレンス
Webinar Report|AIを用いたスポーツ動作解析(内田 智也先生)|サミットプレウェ...
今回は、先日開催した無料ウェビナーの内容の一部をご紹介いたします。 トヨタアスリートスポーツセンターの内田智也先生に「AIを用いたスポーツ動作解析」をテーマに講義いただきました。 本ウェビナーは10/18~19に開催するパフォームベタージャパンサミット2025のプレウェビナーになりますので、ご検討中の方は参考になれば幸いです。 ■テーマ:AIを用いたスポーツ動作解析 プレウェビナー編 ■開催日:2025年8月28日 ■講師:内田 智也 (トヨタアスリートスポーツセンター) AIを用いた動作解析とは? 近年、AI技術の進歩により、スポーツ動作解析の方法は大きく変化しています。 従来のマーカーを体に貼り付けるモーションキャプチャーは準備や後処理に時間がかかり、研究用途が中心でした。 しかし、AIによる「マーカーレス解析」が登場したことで、カメラ撮影だけで短時間に解析が可能になり、現場での実用性が一気に高まりました。 特に投球動作のような複雑な動きでも、5分程度で解析とフィードバックが行えるようになり、病院やチームの現場でも導入が進んでいます。 動作解析は評価の一部 筋力測定や関節可動域の評価、画像診断などと同様に、動作解析も統合的な評価の一つであり、それ単体で完結するものではありません。 特に重要なのは、数値そのものよりも「どの変数を選び、どのように解釈して伝えるか」。 対象者に合わせたフィードバックが必要であり、プロ選手から学生、一般の方まで、理解度に応じて伝え方を変える工夫が求められます。 リアルタイムフィードバックシステム トヨタアスリートサポートセンターでは、フォースプレートやジャンプ計測、アイソメトリックスクワットなどを組み合わせ、AI解析と統合した「リアルタイムフィードバックシステム」を構築しています。 たとえば片脚ジャンプや減速動作を評価し、着地時の膝や股関節の使い方を数値化。 さらに直感的に理解できるよう姿勢や体幹の傾きをビジュアルで提示することで、選手自身が動きを修正しやすくなる仕組みを導入しています。 このように「わかりやすいアウトプット」を設計することが、選手の納得感と現場での活用につながっています。 Bridge the gap AIを用いた動作解析は高精度かつ短時間で可能になりましたが、それを「どう現場に落とし込むか」が大きな課題です。 解析者が提示する変数やフィードバック方法に専門性の偏りが出ると、現場とのギャップが生まれる可能性があります。 その橋渡し役となるのが、指導者やトレーナーです。 選手やコーチの言語と、解析から得られる数値をつなげることが、AI時代の動作解析において欠かせない要素といえます。...
Webinar Report|筋肥大の科学(加藤 光先生)|サミットプレウェビナーレポート
今回は、先日開催した無料ウェビナーの内容の一部をご紹介いたします。 東京大学大学院博士課程で筋肥大の研究を進める加藤光先生に「筋肥大の科学」をテーマに講義いただきました。 本ウェビナーは10/18~19に開催するパフォームベタージャパンサミット2025のプレウェビナーになりますので、ご検討中の方は参考になれば幸いです。 ■テーマ:筋肥大の科学 プレウェビナー編 ■開催日:2025年8月27日 ■講師:加藤 光 (東京大学大学院博士課程) 筋肥大を学ぶ意義 筋肥大には大きく「力学的機能」と「代謝的機能」の2つの意義があります。 力学的には最大筋力の向上や持続的な力発揮能力の向上に結びつき、競技パフォーマンスや傷害予防に寄与します。 代謝的には基礎代謝量の増加や抗炎症性物質の分泌促進など、生活習慣病リスクの低減や健康維持に直結する効果があります。 特に骨格筋は唯一、外的刺激によって量を増やすことができる組織であり、年齢や活動量の低下による代謝不良への対抗手段としても重要です。 現状における筋力トレーニングの課題 これまでの筋力トレーニングの議論は「セット数」「負荷」「種目」といった方法論の組み合わせに偏ってきました。 しかし、個人の経験・年齢・環境・遺伝的要因によって反応は大きく異なり、ガイドライン的な“平均値”だけでは最適解を導くことが困難です。 そのため、現場で重要になるのは「どのような刺激が筋肥大を引き出すか」を理解し、科学的メカニズムに基づいて調整していく視点です。 単一の研究結果に依存するのではなく、研究を統合し、その背後にある生物学・物理学的な原理を踏まえてトレーニングを設計する必要があります。 筋力トレーニングと筋の適応変化の関係(サミットの序論) 筋肥大は「同じ刺激を繰り返せば際限なく進む」ものではなく、一定の適応値に達すると停滞します。 ここで重要になるのは「更新」です。 つまり、負荷の質や量を調整して、新たな適応変化を促すことがトレーニング設計の本質となります。 サミット本番では、この「更新」をどのようにデザインするか、メカニカルストレスや代謝性ストレスといった刺激の質をどう捉えるかが深く解説する予定です。 Q&A 参加者からの質問に対し、自身の研究をもとに具体的にお答えくださいました。 以下、一部抜粋してご紹介します。 Q1. 筋肥大と脂肪燃焼を両立させるために、有酸素運動との組み合わせ方法はありますか? A: 有酸素運動はエネルギー収支の面で筋肥大にマイナス要素を持つ場合があります。 ただしシステムとして捉えれば、栄養・休養との関係を含めて両立を設計することは可能です。 「仕組み」を理解することで、現場での最適な組み合わせ方を考えられるようになります。 Q2....
Webinar Report|カオスの中に秩序を見出す(桂 良太郎先生)|サミットプレウェビナー
今回は、先日開催した無料ウェビナーの内容の一部をご紹介いたします。Best Performance Laboratory 代表取締役の桂 良太郎さんに「Secret of Multidirectional Movement 〜カオスの中に秩序を見出す〜」というテーマのもと、競技現場で不可欠となる“多方向ムーブメント”の捉え方と実践への応用について、理論と動作例の両面から解説いただきました。 本ウェビナーは10/18~19に開催するパフォームベタージャパンサミット2025のプレウェビナーになりますので、ご検討中の方は参考になれば幸いです。 ■テーマ:Secret of Multidirectional Movement ~カオスの中に秩序を見出す・多方向ムーブメントの秘密~ プレウェビナー編 ■開催日:2025年8月23日 ■講師:桂 良太郎 (Best Performance Laboratory代表取締役) カオスの中に秩序を見出す 予測困難でカオスなスポーツ動作の中から、動作を支配する普遍的な「秩序」を見出すことは、 気象予報士が、気圧や風向から未来の天気を予測する過程と似ています。 多方向ムーブメントや方向転換、カッティングといったアジリティ動作において、アスリートの動作や状況の中に存在する、汎用性と再現性を兼ね備えた運動原理を「アトラクター」と表現します。 スポーツパフォーマンスの最大化と傷害リスクの低減を同時に実現するためには、この「アトラクター」の獲得と最適化が必要不可欠になります。 伝統的ムーブメントスキルトレーニング シャッフルカット、クロスオーバーカット、ベースローテーション、ドロップステップなど、様々なムーブメントスキルの「型」を身に付けることは非常に重要です。 しかしながら、単に動作やシチュエーションを再現して、理想的な動作を反復練習するだけでは、フィールドへの転移は起こり得ないことも事実です。...
フォームローラーの活用法|Michael Boyle氏寄稿
日々新たなトレーニング理論が増えていく中で、インプットした内容を日常のクライアント指導にどう活かせばよいのか悩んでいるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 本コラムでは、最新のトレーニング理論やそれを現場に活用するために必要な器具をご紹介します。ぜひ、日常の指導にお役立ていただけますと幸いです。 今回は Mike Boyle Strength & Conditioning(MBSC)の創設Michael BoyleがPERFORM BETTER本社のブランドサイトに寄稿した「Using Foam Rollers(フォームローラーの活用)」をご紹介します。既に多くの施設やチーム、個人に導入いただいているフォームローラーの活用法や効果を紹介しておりますのでぜひ最後までご一読ください。 はじめに 20年前、ほとんどのストレングスコーチやアスレティックトレーナーは、長さ90cmほどの円柱状のフォームローラーを見て、「これは何のためのものか?」と首をかしげていたことでしょう。それが現在では、ほぼすべてのアスレティックトレーニングルームや多くのストレングス&コンディショニング施設に、長さや硬さの異なる複数のフォームローラーが備えられています。 フォームローラーの普及の背景 フォームローラーが広く使われるようになったのは、マッサージに対する意識の変化によるものです。これまで私たちは、アイソキネティクスや電子機器を用いた怪我へのケアを中心にアプローチを行ってきましたが、より欧州的な手技による軟部組織のケアへと徐々にシフトしてきました。現在では、マッサージ、 Muscle Activation(MAT)、アクティブリリース(ART)などが、痛みや怪我を抱えたアスリートに非常に有効であることがわかっています。 エリートアスリートの間では、「健康を維持したければ、信頼できるマニュアルセラピストを味方につけるべき」という認識が一般的です。そのため、あらゆるレベルのアスリートが何らかの形で軟部組織のケアを求めるようになっています。 フォームローラーの意義 フォームローラーは、軟部組織へのケアの恩恵を大人数のアスリートに効率的に提供する手段として注目されました。エリートアスリートがさまざまな好影響を受けるのを見たコーチたちが、「大人数のアスリートに手頃なコストでマッサージを提供する方法は?」というを悩みから、フォームローラーの導入に至りました。 National Academy of Sports Medicine の会長、Michael Clark 博士(DPT, MS,...
フォームローラーの活用法|Michael Boyle氏寄稿
Webinar Report|感覚運動科学の基礎(近藤 拓人先生)
今回は、先日開催した無料ウェビナーの内容の一部をご紹介いたします。 感覚運動科学の基礎から実践的な応用までを丁寧に解説し、現場で役立つ知識やスキルについて具体的にお話しいただきました。 今回のレポートではウェビナー終盤に受講者から寄せられた質問とそれに対する近藤先生の回答をまとめています。 本テーマは2024年12月、今年4月にも実施されており、基本構造や理論の整理については、以下のコラム記事にてご紹介しています。 ウェビナーレポート|近藤 拓人さん「感覚運動科学の基礎」 ご参加いただけなかった方や、復習したい方は是非あわせてご覧ください。 ■テーマ:感覚運動科学の基礎 ■開催日:2025年8月10日 ■講師:近藤 拓人 (AZCARE ACADEMY 代表 / NEXPORT 代表) Q&A 感覚運動科学の理解をベースにウェビナー後半では医療・トレーニング・フィットネスといった多様な現場から寄せられた質問に対し、近藤さんが理論と実践をつなぐかたちで丁寧にご回答をいただきました。 以下、一部抜粋してご紹介します。 Q1:組織として損傷はないが痛みが出ていることはクライアントにも伝えていますか? 必要に応じて医療機関でも検査すると思いますがよほどの痛みでない限り損傷がないけど、痛みが出ていると理解してもらうべきですか?クライアントを安心させる要素にもなり得るかなと思い質問させていただきました。 A: はい、伝えるようにしています。 痛みがあっても画像などで異常が見られないケースはよくあります。 クライアントの多くは「何か壊れているのでは?」という不安を持っているため、それがないとわかるだけでも安心につながります。 そのうえで、「身体の使い方」や「感覚のズレ」によって痛みが生じていることを丁寧に説明するようにしています。 Q2:ヨガとpilatesのどちらも受講したことがないのですが、pilatesのマットはヨガと同じように包括的なプログラムにはならないのでしょうか? A: マットエクササイズだけでも十分に包括的なプログラムを構成することは可能です。 特に感覚入力の段階で「身体と向き合う」プロセスを重視する場合、マットは非常に有効です。 問題となるのは「何を目的にするか」であり、ツールの違いよりも“どう扱うか”が重要になります。 Q3:ムーブメントブロックで仰っていた外部に注意を向けるプログラムに関してはリハビリの最後のプログラムとしても有効でしょうか?...
Webinar Report|感覚運動科学の基礎(近藤 拓人先生)
バレエダンサーから空中ヨガへ、そして『美しい人生』を導く指導者に(髙橋 麻美さん)
Trainer's Journeyと題し、スタートしたシリーズ企画。この企画では、精力的に活動されている若手・中堅トレーナーの皆さまにお話を伺い、ご自身の指導で大切にしていることや、そのように考えるようになったきっかけ、今後挑戦したいことなどを深掘りしていきます。 第6弾は、宮城県仙台市でBody studio GRACEを経営されている 髙橋 麻美(たかはし あさみ) さんにお話をお伺いしました。 バレエダンサーから空中ヨガへの転身 ーこれまでの経歴について教えてください。 髙橋:5歳からクラシックバレエー筋で、高校卒業後はアメリカに渡り、プロのバレエ団の研修生のような形でダンサーとして活動し、プロとしての最後はミュージカル『オペラ座の怪人』パリ公演のダンサーキャストに入ったのですが、リハーサル中に劇場が火事になり、公演が中止になって帰国を余儀なくされました。 帰国後もしばらくはダンサーとしての活動をなんとなく続けたものの、本当に自分がやりたいことは何かと考えて、一度バレエから離れた時期があります。 その間に体重が10kgほど増えてしまい、気持ちも落ち込んでいました。そんなときに新しく挑戦したのが空中ヨガで、体験してみたら身体の中に空間ができていき、スッキリした感覚が純粋に面白く、その流れでインストラクターを始めました。 「身体と心が変わる」体験をきっかけに、本格的に運動指導の道へ ー空中ヨガだけでなく、現在は幅広い運動指導を提供されていますが、このスタイルに変わったきっかけは何だったんですか? 髙橋:きっかけは“自分の身体と心が変わった体験”です。長年悩んでいた膝や腰の不調が、あるトレーナーの指導で改善し、身体が変わると心まで元気になるのを実感しました。 「私にもまだ可能性がある!」と感じられたことが大きかったですね。この感覚や悩みの解決を知らない人の助けになれたらいいなと思い、そのトレーナーの方に「運動指導者として何から学べばいいですか」と相談して、山本邦子さんのA-Yogaの養成を紹介していただいたのが転機で、この道を極めよう、もっと勉強しようと思えたことが本格的に運動指導者を目指す大きなきっかけになりました。 その後、2020年6月に以前から勤めていた空中ヨガのスタジオを事業譲渡という形で受け継ぎ、代表になりました。7人制のグループレッスンのスタジオだったのですが、コロナ禍だったので人の密集を避ける必要もあり、パーソナルトレーニング事業も始めました。 はじめはトレーナーとしての知識がほとんどなく、スタジオレッスン以外のパーソナルトレーニングに関しては採用したトレーナーに任せるしかない状況でしたが、「任せ切りではいけない」と痛感して自ら徹底的に学び直し、私自身もパーソナルトレーニングの指導を本格的にスタートしました。 「美しい人生」を体現する指導 ー現在のお仕事、トレーニング指導で特に大事にしていることを教えてください 髙橋:Body studio GRACE北仙台では、グループレッスン(約10種)とパーソナルトレーニングの両方を提供しています。20〜70代の女性が中心で、姿勢改善やボディメイク、機能向上、バレエダンサーのメンテナンスなど、それぞれの目的に合わせた指導を行っています。 私自身、バレエ一筋の人生から新しい運動に挑戦したことで、知らなかった自分に出会うことができました。その経験から、運動に挑戦することで身体や心に新しい反応が生まれ、最適な動作や美しい振る舞いを身につけることで、身体も思考も柔軟に、美しく変わっていくと信じています。 会社として大切にしているのは、「新しい挑戦を続けることが、美しい人生を歩むことにつながる」という考え方です。 特に女性は、空気を読んで本当に言いたいことを飲み込んでしまったり、一歩踏み出せない場面が多いと感じます。だからこそ、GRACEは安心して新しい挑戦に取り組める場所であり、“自分らしく輝ける場所”でありたいと考えています。そして、小さな挑戦や選択の積み重ねが、自分らしい生き方をつくり、人生をより美しくしていくと信じています。 GRACEには大きく二つの指導形式があり、ひとつはグループレッスンです。A-Yogaの学びをベースに、ポーズそのものよりも“動き出す前の体と心の状態”にも目を向けます。 A-Yogaの学びをベースに、「動きを通して感覚を育てることが、健康やパフォーマンス、そして人生の質の向上につながる」という概念の中でも特に印象的なのが、人は予測によって動かされる存在であり、「予測 →...
バレエダンサーから空中ヨガへ、そして『美しい人生』を導く指導者に(髙橋 麻美さん)
Webinar Report|栄養アドバイスを“栄養療法”へ(川合 智先生 )|サミットプレウ...
今回は、先日開催した無料ウェビナーの内容の一部をご紹介いたします。 今回のウェビナーでは、日本統合療法株式会社 代表取締役の川合智さんに栄養アドバイスを“栄養療法”へ進化させる」をテーマに解説いただきました。 本ウェビナーは10/18~19に開催するパフォームベタージャパンサミット2025のプレウェビナーになりますのでご検討中の方は参考になれば幸いです。 ■テーマ:栄養アドバイスを“栄養療法”へ進化させる - 不調に潜む慢性炎症と低血糖 - プレウェビナー編 ■開催日:2025年8月2日 ■講師:川合 智 (日本統合療法株式会社 代表取締役) 栄養療法が必要とされる背景:慢性炎症と低血糖の影響 慢性的な体調不良の根本原因として、「炎症」と「血糖調節の不安定さ」が密接に関与しています。 日常的な疲労感や倦怠感、睡眠の質の低下など、病気とまでは言えない不調であっても、炎症マーカーや血糖変動に注目することで、栄養面からの介入が可能となります。 特に慢性炎症は、消化器系、呼吸器系、皮膚、関節など多岐にわたる影響を及ぼす可能性があり、症状が複雑になることも少なくありません。 また、現代の食生活により生じる血糖スパイクや低血糖状態は、自律神経やホルモンバランスを乱し、結果的に免疫機能や回復力を大きく低下させる要因となります。 睡眠障害の裏にある自律神経・ホルモンの乱れ 睡眠の質が低下している背景には、自律神経やホルモン系の機能の乱れが関係している場合があります。 「夜中に目が覚める」「寝つきが悪い」「朝起きられない」といった訴えは、単なる睡眠不足ではなく、低血糖による夜間の覚醒やコルチゾール分泌の異常などが原因となっている可能性があります。 このような睡眠障害に対しては、メラトニンの分泌や副腎機能へのアプローチが効果的とされていますが、栄養の視点からは血糖の安定が特に重要です。 糖質の摂取タイミングや、タンパク質とのバランスを考慮した指導が求められます。 栄養療法を現場で導入する際の考え方 現場で栄養療法を導入する際には、以下の3つの視点が重要です。 1.身体の変化に対する「気づき」を引き出すこと ただ情報を伝えるのではなく、本人が変化を実感できるような「気づき」を促すことが大切です。 2.過度な制限ではなく、できることから始める方針 完璧な食事管理を求めるのではなく、「今の生活の中で何ができるか」を考え、小さな成功体験を重ねていくことが大切です。...
Webinar Report |関節アライメントを考慮した連動性(Active-Aid Pro...
今回は、先日開催した無料ウェビナーの内容の一部をご紹介いたします。 今回のウェビナーでは、Active-Aid Program代表の根城祐介さんに関節アライメントを考慮した連動性について解説いただきました。 本レポートでは、 解説に加えて実践エクササイズの動画も豊富に掲載しております。 現場で役立つ内容が詰まっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 ■テーマ:関節アライメントを考慮した連動性とパフォーマンスの向上 ~運動感覚を培うために~ プレウェビナー編 ■開催日:2025年7月25日 ■講師:根城 祐介 (Active-Aid Program 代表取締役) 感覚器 × 関節アライメント ケガと感覚のズレの関係性 ケガの多くは関節位置のズレではなく、“感覚のズレ”が先に起きています。 関節の構造や運動連鎖を理論的に整理しても、アスリート自身が「正しい位置」や「力の出し方」を感じられていなければ、動作の制御には繋がりません。 この感覚をつかさどるのが、眼、耳、足底などの感覚器とそれを統合する神経系です。 特に頸部は視覚や前庭覚との接続が深く、「頸部のアライメント調整 = 上位感覚入力の最適化」につながる重要な介入ポイントです。 姿勢と足部:末端と中枢の関係性 足部の不安定さは、姿勢やパフォーマンスに大きな影響を及ぼします。 とくに、足部が地面からの情報を正確に感知できていない状態では、姿勢制御のための入力情報そのものが不安定となります。 これは、「中枢(体幹)」と「末端(足部)」が互いに影響し合うという原理に基づいています。 例えば、足がぐらついている状態で「体幹部を正しく使って」と指示しても、本体がその状態をインプットとして扱えていない場合、動作を精度高く制御することは困難です。...
ケトルベル完全ガイド|選び方・使い方・ダンベルとの違いまとめ
ケトルベルは、アスリートやプロスポーツチームの施設だけでなく、近年は民間のジムやフィットネスクラブ、パーソナルジムでも導入が広がっている定番器具です。省スペースで全身を鍛えられる便利さから注目されていますが、いざ導入を検討するとなると、 「どの重量を揃えればいいのか?」 「ダンベルとどう違うのか?」 「具体的にどんな使い方ができるのか?」 といったお問い合わせも少なくありません。 そこで今回は、過去に公開したケトルベル関連コラムを整理し、新たにポイントをまとめ直しました。ケトルベルの特徴やメリット、重量の選び方、代表的なトレーニング方法、そしてダンベルとの違いまでを体系的にご紹介します。 これからジムを開業する方や器具導入を検討している法人の方はもちろん、トレーナーやフィットネス愛好家の皆さまにも役立つ内容になっています。 ぜひ最後までご一読ください。 1. ケトルベルとは? ケトルベルは、やかん(kettle)のような形状をしたトレーニング器具で、持ち手と重心がずれていることが最大の特徴です。ダンベルと同じ「片手で扱えるウエイト器具」ですが、重心が握った手の外側にあるため、スイングやゲットアップといった独特の動きを可能にします。ジム開業や法人施設では、省スペースで多様なトレーニングを提供できるため、ダンベルと並んで導入されることが多い器具です。 2. ケトルベルのメリットと魅力 機能的な全身トレーニング:遠心力を活かし、体幹や下肢を含め全身を効率よく鍛えられる。 動的な負荷:不安定さを利用することで、安定性とバランス力を高められる。 省スペース性:限られたトレーニングエリアでも複数の種目を実施できる。 ダンベルでは得られない「動きの多様性」がケトルベル最大の魅力です。 3. ケトルベルの重量選びのポイント 重量の選び方はトレーニング対象や施設の利用者層によって変わります。 2〜10kg(軽量):初心者や女性、リハビリ目的に適する 6〜16kg(中量):最も汎用性が高く、パーソナルジムやプロチームでも標準的 24kg以上(重量):上級者や競技アスリート向け また、ジム開業時には「同重量をペアで揃える」ことも重要です。キャリー系のエクササイズやグループトレーニングでは、片手だけでなく両手で同じ重量を扱う場面が多いためです。 詳細な解説はこちら:ケトルベル重量選びのコラム 4. ケトルベルの握り方と使い方の基本 ケトルベルは握り方次第でフォームや効果が大きく変わります。特にケトルベルスイングでは、小指と薬指を強調して握り込み、人差し指を重ねるグリップが推奨されます。この握りにより肩の安定性(ショルダーパッキング)が高まり、正しいフォームを維持しやすくなります。 詳しくはこちら:ケトルベルの握り方解説記事...
ケトルベル完全ガイド|選び方・使い方・ダンベルとの違いまとめ
vol.14 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、ぜひ最後までチェックいただけますと幸いです。 Pulled Bear Crawl 目的・エクササイズ特性 ・下肢の強化(レジスタンス)・肩甲胸郭関節の安定・床半力の認知向上 ターゲット 大腿四頭筋・ハムストリングス・コア・肩甲骨周囲の筋群 使用アイテム スーパーバンド 1.9cm幅 イエロー 動作手順 1.スーパーバンドの中に体を入れてパートナーにバンドを持ってもらう。2.四つ這いの体勢を作り体幹部を安定させる。3.そのまま膝を浮かせ前進する。4.しっかりと床を押し体を安定させながら進み続ける。 重要なポイント 体幹部のニュートラルポジションを維持する。 コーチングキー 前方へ出す手の幅と足の幅が同じになるように進む。 よくあるエラー 腰部伸展 セッティング手順 スーパーバンド2本を結ぶ。 Lunge...
vol.14 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
アメリカのトップアスリート御用達MBSCを訪問|Michael Boyle氏のジムレイアウト
BostonにあるMichael Boyle氏が主宰するトレーニング施設 MBSC(Michael Boyle Strength & Conditioning) にお邪魔しました。 本記事では、施設の特徴、器具配置、実際のトレーニングの様子、日本のジムに応用できるポイントを詳しく紹介します。 Bostonの名門ジムMBSC(Michael Boyle Strength & Conditioning)とは? MBSC は、Bostonにある業界で知らない人はいないと言われるほど有名なトレーニング施設です。アメリカの4大スポーツをはじめ、トップアスリートやジュニアアスリートが通い、Michael Boyle氏やKevin Carrnado氏など著名なトレーニングコーチの指導を受けています。 施設はアスリート向けだけでなく、トレーニング愛好家やジュニア世代も多く通っており、常に活気に満ち溢れています。 MBSCのトレーニングエリア SIGNATURE SERIESラックと器具の効率的な配置 PERFORM BETTERの SIGNATURE SERIESラック が8台横並びで連結され、圧巻の施設環境です。鏡の前から以下の順番で器具が配置されており、グループトレーニングにも対応した効率的なレイアウトになっています。 プラットフォーム スクワットラック、ダンベルセット ファンクショナルトレーナー、ベンチ台、パワーブロック、プライオボックス...
Michael Boyle氏寄稿|ラテラルスピードとアジリティの向上
日々新たなトレーニング理論が増えていく中で、インプットした内容を日常のクライアント指導にどう活かせばよいのか悩んでいるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。本コラムでは、最新のトレーニング理論やそれを現場に活用するために必要な器具をご紹介します。ぜひ、日常の指導にお役立ていただけますと幸いです。今回は Mike Boyle Strength & Conditioning(MBSC)の創設Michael BoyleがPERFORM BETTER本社のブランドサイトに寄稿した「Improving Lateral Speed And Agility(ラテラルスピードとアジリティの向上)」をご紹介します。既に多くの施設に導入いただいているラダー、アジリティリング、ミニハードルの使い分けも紹介しておりますのでぜひ最後までご一読ください。 ラテラルのスピードとアジリティのウォームアップ ラテラルのスピードとアジリティのウォームアップは、ラテラルの動きの向上を目的としたトレーニングに備えるために身体を準備するために活用されます。このウォームアップは、最初に8分間のアジリティラダー(ラダートレーニング)を行い、その後5分間のラテラルのダイナミックストレッチを行います。重要なのは、アブダクター(外転筋群)とアダクター(内転筋群)に線形のウォームアップでは実現できないレベルで負荷を加えることです。ウォームアップは、もちろん競技や活動の要求に特化して行うべきです。陸上競技などの「直線的な」影響によって、ウォームアップが一方向、または単一平面に偏ることが多い現状があります。ラテラルのウォームアップは、選手をラテラルの動作やスピードを上げたトレーニングに備えさせます。 ラテラルアジリティの向上 「スピードは教えられない」という昔からの格言は、長年にわたり誤りだと証明されています。しかし、依然として多くのコーチがアジリティやコーディネーションは教えられないと信じています。実際には、ラテラルの動きの本質である方向転換は教えることができ、これは3つのシンプルな要素に分けられます。 1.シングルレッグのストレングスは充分か? シングルレッグのストレングスは、単純に動きを止めるだけでなく、その後に再度動き出すために必要であり、アジリティを高めるためにも重要な要素です。シングルレッグのストレングスが充分になければ、どんなにアジリティを高めても選手がトップスピードでカットを行うことはできません。 2.減速動作ができるか? Eccentric strength(伸張性収縮)が鍵です。Eccentricは、重量を下ろす力ではなく、体を急速に止める力と考えてください。Eccentric strengthは「ブレーキをかける力」です。 3.安定した着地ができるか? proprioceptive system(固有受容覚)は、安定した着地を作るための準備ができていますか? アスリートはアジリティの基本概念を理解する必要がある 左に動くためには、選手は右脚で押し出さなければなりません。 進む方向に脚を踏み出すだけでは素早い移動はできないので、進みたい方向とは逆の脚で地面を押し出さなければなりません。 しかし、方向転換に必要な押し出す力を発揮する前に、減速し、安定して着地する必要があります。コーチが「アジリティトレーニング」として実施する多くのトレーニングは、単に動きのタイミングを合わせることに過ぎません。私たちの哲学は、動作を教えることであって、タイミングだけを教えることではありません。アスリートにコーンを周りながらタイムを縮めさせることはしません。アスリートには、右ターン、左ターン、または45度のカットを正しく実施する方法を教えます。そのために私たちは、「1-2 スティック」と呼ばれるシンプルなドリルから始めます。...
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