今回はアメリカ本社が手がけた実際のジム開業事例をご紹介いたします。
施設のレイアウトや設備の配置を最適化することで、トレーニング効率やスペースの最大活用の実現が可能です。ぜひご自身の理想的なジム作りに役立ててください。
1. Miami Dolphins(NFL)- プロフェッショナルチームのトレーニングルーム
面積:1486㎡
アメリカンフットボールチーム、Miami Dolphinsのトレーニングルームは広大な面積を活かし、パワーラックとハーフラックを向かい合わせにしたスクワットラックユニットが10台以上並べられています。この配置により、チーム全員がトレーニングできる空間が確保され、プラットフォームやケーブルマシン、ダンベル、ケトルベルなども完備されています。
スペースに余裕があれば、スクワットラックとプラットフォームを分けて設置することで、同時にトレーニングできる人数が増え、効率的なトレーニングが可能になります。
2. Lakeshore Learning - プライベートジム
面積:408㎡
カリフォルニアにあるLakeshore Learningは、長い直線の人工芝エリアとウェイトトレーニングエリア、さらにサスペンショントレーニング器具を設置できる専用のラックエリアに分かれたデザインが特徴です。
施設の面積が広いため日本にそのまま参考になるわけではありませんが、このレイアウトを縮小すれば、パーソナルジムやフリー利用エリアとして非常に機能的なジムが作れるでしょう。
有酸素マシンの導入が一般的な日本市場においても、フリーエリアとパーソナルエリアをうまく組み合わせることで、利用者のニーズに対応したジムが実現できます。
3. University of Rhode Island - 大学のトレーニングルーム
面積:510㎡
PERFORM BETTER本社があるロードアイランド大学のトレーニングルームでは、スクワットラックが壁沿いと人工芝エリアに並べられ、それぞれ背中合わせになっています。ラックにはプラットフォームが設置され、ファンクショナルトレーナーも人工芝エリアに向けて配置されています。
日本のジムでは、スクワットラックやファンクショナルトレーナーを壁沿いに設置するレイアウトが多いですが、正方形に近いジムではこのレイアウトが非常に有効です。フリースペースを充実させることで、利用者の動きやすさを確保でき、より効果的なトレーニング空間を提供できます。
4. Holliston High School - 高校のトレーニングルーム
面積:185㎡
Holliston High Schoolのジムは、縦長の185㎡(約55坪)のスペースにおいて、ストレングスエリアとフリーエリアを分けたレイアウトが特徴です。
ストレングスエリアには片側の壁にハーフラックを並べ、逆側の壁にはプラットフォームを設置。また、フリーエリアには人工芝を敷き、サスペンション器具やメディシンボールを設置して、利用者が広いスペースでトレーニングできるようにしています。
日本でもこのようなレイアウトは有効ですが、壁の強度に注意して設置することが重要です。
ジム開業に最適なレイアウト設計をサポート
日本国内の事例だけでなく、アメリカの事例も参考にしてジムの開業やリニューアルに役立つ施設レイアウトを設計をご提案いたします。
ジムの規模や目的に合わせた最適なトレーニング空間の設計が、成功への鍵となりますのでお気軽にご相談ください。
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日本のトレーニング施設だけでなく、アメリカのプロスポーツチームや大学など、 これまでに数多くの施設の開業・改装に関わってきたPerform Betterのノウハウをまとめています。