今回は、大阪に新たにオープンしたトレーニング施設「BEYOND BASE」さまの開業事例をご紹介いたします。
1.ご相談時の要望
オーナーの木村さんはMLBやプロ野球をはじめ、学生、社会人などのアマチュアのトップ選手のトレーニングや野球の技術指導をされています。
2023年からは現場指導以外に、オンラインサロンを中心とした野球の技術やトレーニングに関わる発信を行い、多くの野球選手へ有益な情報を提供しています。
これまでフリーのトレーナーとして活動していた木村さんが、新たに自身の施設を持つにあたり重要視したポイントは以下の2つです。
- 野球の技術練習ができる人工芝エリア
- アスリートに対応する充実のウェイトトレーニングエリア
2.野球の技術練習ができる人工芝エリア
この施設の最大の特徴は「野球の技術練習を十分に行える」ことです。
人工芝のエリアには防球用ネットが設置されており、屋外グラウンドと同じ感覚で、力を加減せずに打撃や投球を行うことができます。
人工芝の選定にあたっては、身体への負担を軽減するクッション性と野球の技術練習に適した耐久性を重視し、ご提案いたしました。
さらに、技術練習に伴う摩耗のストレスを考慮し、長く快適に使用できる仕様となっています。
また、仮設のブルペンやバッティングゲージなども導入され、非常に充実した練習環境が整っています。
3.身体作りができるウェイトトレーニングエリア
野球の技術練習エリアと並列して設置されているのが、ウェイトトレーニングエリアです。
木村さんが担当するクライアントには、トップレベルの野球選手や、各年代でトップを目指す選手が多くいます。
そのため、技術練習と並行して高品質なトレーニングを実施できる環境が求められ、充実した器具と床材の導入が不可欠でした。
導入器具
(1)Signature Series (連結可能なパワーラック・ハーフラック)
BEYOND BASEさんに導入いただいた中でメインとなる器具は、PERFORM BETTERブランドの新製品「Signature Series 」のラックです。
このシリーズは、パワーラックやハーフラック同士の連結と、豊富なタッチメントを選択して施設の用途に応じたカスタマイズが可能であることが特徴です。
BEYOND BASEさんには、パワーラックとハーフラックの間に収納ラックを組み込んで連結し、さらにジャマーアーム、ラットプルダウン、ECTスリーブ、ロープアンカーを導入いただきました。
この設備により、激しいトレーニングだけでなく、多種目のウェイトトレーニングが可能となり、幅広いアスリートに対応できる環境が整いました。
(2)セーフティスクワットバー
アスリートや特に野球選手のトレーニングにおいて必要不可欠な器具がセーフティスクワットバーです。
このバーには専用のハンドルが付いており、クライアントが顔の前でバーを支えられ、さらにパッドが付属していることで肩や首への負担を軽減しながら高重量のトレーニングを安全に実施できます。
オーバーヘッドスポーツの選手や、肩、首に不安のあるアスリートがスクワットをする際には特にオススメです。
BEYOND BASEさんには、ピッチャーのクライアントも多いため、施設の構想段階から導入を決めていました。
(3)プライオボックス
アスリートのパフォーマンス向上に必要不可欠な器具として、プライオボックスも導入いただきました。
プライオメトリクスのトレーニングで、ボックスに飛び乗る、またはボックスから降りるなど様々な用途でご活用いただけます。
PERFORM BETTERのプライオボックスは、適度な重量による安定性と柔らかさが特徴です。
商品開発段階はもちろん、販売後も現場で活躍するトレーナーの意見を取り入れながら改良を続けており、実際の使用感に優れた仕様となっています。
これにより、トレーニング中の転倒リスクを軽減し、意図せずボックスに接触した場合でも、すねや膝を痛めにくいため、安心してトレーニングいただけます。
(4)ラバーマット
すべてのトレーニングの安全性と効果を高めるために欠かせないのが、適切な床材の導入です。
今回は、アスリートのトレーニングに適した適度なグリップ力とクッション性、耐久性を兼ね備えた8mm厚の「SPORTEC color 15」を導入いただきました。
高重量のダンベルやメディシンボールの打ち付け、クライアントの激しい動きまでを想定した、安全面に配慮されたラバーマットです。
このほかにも、ケトルベルやメディシンボール、アクアバッグ、オプティバーなどさまざまなツールも導入いただいています。
ご紹介した器具や施設の開業にご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
株式会社パフォームベタージャパン