今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。
エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、ぜひ最後までチェックいただけますと幸いです。
Technical Buildup 50% Speed + Overhead
目的・エクササイズ特性
・トップスピードにおけるヒップロック動作の習得
・トップスピードにおける効率的動作の習得(立脚中期の交叉性伸展反射ポジション:Figure-5) レッグリカバリーの改善
ターゲット
下腿・殿筋群・骨盤周囲筋群・コア・肩甲帯周囲筋群
使用アイテム
動作手順
1.スーパーバンドを2つ折りにして、両端を持ち頭上でホールドする。
2.フリーボードの上で50%のスピードでランニングする。
重要なポイント
1.立脚の膝よりも遊脚の膝を前にし、ヒールリカバリーは軸足の膝の高さにする [立脚中期の交叉性伸展反射ポジション(Figure-4)の獲得]
2.共収縮よる効率的な前捌きのポジティブランニングポジションを獲得する
コーチングキー
脚が後に流れないように、脚を前で捌く。常にバンドのテンションを維持する。
Lateral Shuffle 2-Steps to Crossover-Cut
目的・エクササイズ特性
・横方向へのムーブメントスキルの向上
・共収縮による効率的動作の獲得
ターゲット
コア・殿筋群・骨盤周囲筋群・肩甲帯周囲筋群・下腿
使用アイテム
・スーパーバンド 4.5cm幅 ブラック
・ゲームスピード360
動作手順
1.スーパーバンドを2つ折りにして両端を持ち肩の高さでホールドする。
2.側方に2回シャッフルし、クロスオーバーでカットする。
重要なポイント
1.頭の高さを維持し、上下しないようにする。
2.横方向の基本的な移動スキル(ラテラルシャッフル・クロスオーバー)を獲得する。
3.共収縮よる効率的な横方向のムーブメントスキルを獲得する。
コーチングキー
・頭が上下しないように、頭の高さを維持する。
・下肢の動作が上肢の制約につられて効率性を失わないように、上肢の制約がない時と同様の動作を行う。
・常にバンドのテンションを維持する。
スーパーバンドを使用したエクササイズは工夫次第でバリエーションは無限に拡がります。
多様なタスク・環境を生み出し、指導のバリエーションを増やすヒントにご活用いただけますと幸いです。
株式会社パフォームベタージャパン