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開催レポート(続編)|Active-Aid Program コラボウェビナー(2月17日)

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開催レポート(続編)|Active-Aid Program コラボウェビナー(2月17日)

先日、2月17日に実施したActive-Aid Program様とのコラボウェビナーについての開催レポートを配信いたしましたが、嬉しいことに多くの方から反響をいただきました。
今回はその続編として、前回は掲載しきれなかった質疑応答なども交えながらご紹介させていただきます。
*前回の配信内容をご覧になりたい方はこちらからご覧ください

■開催日:2024年2月17日
■テーマ:コンディショニングからトレーニングにおけるアクアボールの活用法

ケトルベルダンベルとの違い

「アクアボール」と「ケトルベル/ダンベル」の違いを端的に言うと「有形」か「無形」かです。
「ケトルベル/ダンベル」は有形のため負荷のベクトルは重力に拮抗しますが、対して「アクアボール」は負荷となる水が無形のため内外的要因によって負荷が変化します。

重心の違い

・ケトルベル/ダンベル:確定
・アクアボール:不確定

ケトルベルは玉の中心、ダンベルは持ち手のシャフト部分、いずれも重心は中央部(真ん中)から動きません。
対して、アクアボールは身体の傾きによって重心が変わるため不確定です。

ベクトルの違い

・ケトルベル/ダンベル:重力鉛直線上
・アクアボール:重力をベースに変化

いずれも重力は下方向に働きますが、アクアボールは持っている方向や傾けた方向によって水が流動的に変化し、それによりベクトルも常に変化します。

類似ツールにサンドバッグがありますが、砂の動きよりも水の動きの方がより流動的なため、アクアバッグやアクアボールの方が変化が起きやすく、変化のスピードも速いです。
このような点からアクアバッグやアクアボールは多様性の高いツールであることがわかります。

質疑応答

汎用性の高い重量(≒負荷)はどれくらい?

可能であれば、アクアバッグ、アクアボールともに2個ずつ用意しておくことを推奨しています。
1つは2kg程度で用意します。少し軽めと感じる方もいますが、意外と男性でも充分な重量です。
もう1つはボディコンタクトで外力によって身体を支えることに長けている人向けに5kg〜6kgの重量を用意しておくと良いでしょう。
また、同じ5kgでもアクアバッグとアクアボールで揺れ幅が異なるので、同じ重量であっても負荷のかかり方は変わります。クライアントに処方する際はご注意ください。

サイズの違いや選び方は?

アクアバッグやアクアボールが大きければ水の揺れ幅が大きく、小さければ同じ重量でも揺れ幅は少なくなりかかる負担も変わります。
リハビリからトレーニングまで一貫して使用したい場合はSサイズで充分です。
トレーニングを目的により高負荷・高強度・広域地で使用したい場合はMサイズをお選びください。
このような観点から一般の方からアスリートまで幅広く指導を行っている施設では複数用意があると非常に便利です。

アクアバッグ、アクアボールはリハビリからトレーニングまで幅広く活用できることが最大のメリットです。 重量の増減だけでなく他のツールと組み合わせて使用するとプログレッションやリグレッションが行いやすくなるため、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

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