COLUMN

【新製品】SIGNATURE SERIESのご紹介
いつもパフォームベタージャパンのコラムをご覧いただきありがとうございます。 今回はPERFORM BETTERブランドの新製品SIGNATURE SERIESをご紹介いたします。今回の新規取扱に伴い、事前の仕様チェックとしてファウンダーの北島康介とアメリカ本社にも出張に行ってきました。 SIGNATURE SERIESは昨今のトレーニング器具では主流になってきているスクワットラック同士を連結させたり、収納ラックや懸垂バーをラックの間に入れてスペースの効率化やジム内の移動を最小限に抑えるなど利便性に優れたシリーズです。 1.SIGNATURE SERIESの主な特徴 SIGNATURE SERIESは、スクワットラック同士の連結や、収納ラックと懸垂バーを効率的に配置することでジム内のスペースを有効に活用することができます。さらに、ECTスリーブやラットプルダウン、ジャマーアームズなどトレーニングツールをアタッチメントとして取り付けることでラックの利便性が向上します。 このシリーズはアスリート向けに開発されましたが、一般のフィットネス愛好者向けのジムでもスペースの効率化に非常に役立ちます。 ⑴ラックの組み合わせが選べる ラック同士の連結 SIGNATURE SERIESはハーフラック、ダブルハーフラック、パワーラックの3種類のラックをご用意しています。それぞれのラックを好みのレイアウトで組み合わせることで理想のトレーニングルームを作ることができます。 パワーラックやハーフラックを横並びや向かい合わせに連結することで、ジム内のスペースを最大限に活用できます。 縦長のジムではスクワットラックを壁沿いに効率的に配置することができ、広いジム空間を確保できます。 また、向かい合わせに配置すれば同時に多くの人がトレーニングを行えるため、チームスポーツでのトレーニングにも最適です。 横並びの連結 ハーフラックを横並びに配置することで奥行きも最小限に抑えられ、フリースペースや他の器具の配置に余裕が生まれます。収納ラックも連結すれば重量のある器具を効率的にまとめ、トレーニングバリエーションも広がります。 向かい合わせの連結 スクワットラックを向かい合わせで連結すると、限られたスペースでも同時にトレーニングできる人数が多く確保できます。また、片側をパワーラックにするとラック内外のセーフティバーを活用して、同時にトレーニングできる人数が更に増えます。チームスポーツで多くのアスリートが同時にトレーニングを行う場合に最適です。 スクワットラックを壁沿いではなく一角にまとめたい場合はパワーラックを向かい合わせにすることで四角形に近い形でレイアウト可能です。 ⑵収納ラックとの連結 スクワットラックの間に収納ラックを連結することで、メディシンボールやケトルベル、ダンベルなどの重量器具を効率よくまとめることができます。最大5列の収納トレイを設置可能で、十分な収納スペースを確保できます。 ⑶ラットプルダウン、ロープルを設置 スクワットラック以外にもパワーラックやハーフラックにラットプルダウンやロープルを反対側の柱に設置できます。これにより、個別に器具を設置するよりもラックのスペースを有効活用できます。壁際のデッドスペースも使えるため、ジム全体の効率化が図れます。 2.トレーニングツールで効率的なトレーニングとスペース活用 ⑴ランドマインアタッチメント(ECTスリーブ) ラックのベース部分に取り付けることでランドマインエクササイズをラック付近で行えるようになります。従来のECTスリーブではバンパープレートを錘として固定する必要がありましたが、ラックに固定することでトレーニング時のセッティングの手間も大幅に軽減されます。...
【新製品】SIGNATURE SERIESのご紹介

vol.11 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、ぜひ最後までチェックいただけますと幸いです。 Drop Off Jump 目的・エクササイズ特性 下肢の着地制御(リグレッション) ターゲット 臀筋群・大腿四頭筋・ハムストリングス・コア 使用アイテム ・スーパーバンド 1.9cm幅 イエロー ・フォームプライオボックス H61cm 動作手順 1.プライオボックスの上に立つ。2.ボックスからジャンプし、バンドの張力を活用して体重負荷を軽減させながら、正しく着地する。 重要なポイント ・ニーインを起こさないようにする。 ・膝関節+股関節屈曲を同時に行いコーディネートされた(協調性のある)遠心性収縮を行う。 コーチングキー なるべく音を立てないように滑らかに着地する。 よくあるエラー ニーイン(膝が内側へ入る) セッティング手順...
vol.11 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介

vol.10 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、ぜひ最後までチェックいただけますと幸いです。 All Four Leg Extension 目的・エクササイズ特性 臀筋群の活性化(レジスタンス) ターゲット 臀筋群・コア 使用アイテム ・スーパーバンド 0.7cm幅 オレンジ 動作手順 1.バンドを両手首・片足にかけ四つ這い姿勢をとる。 2.姿勢を崩さないようにし、バンドをかけた脚を股関節伸展する。 3.臀筋群の収縮を感じる。 4.【応用】股関節を回す動作を入れると、より股関節周囲の筋肉収縮が感じられる。 重要なポイント 体幹部のニュートラルポジションを維持する。 コーチングキー 股関節伸展時に腰部伸展を行わないようにする。 よくあるエラー ・股関節伸展ができない...
vol.10 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介

ジム開業|病院内トレーニングエリア新設 (福山かた・ひざ・こしのクリニック様)
日頃よりパフォームベタージャパンをご愛顧いただきましてありがとうございます。 今回は、クリニックの増築に伴い、トレーニングエリアを新設した 福山かた・ひざ・こしのクリニック 様 の事例をご紹介します。 施設について 福山かた・ひざ・こしのクリニック様は、受傷から競技復帰までのリハビリを中心に、将来的には競技復帰後のパフォーマンスアップまでサポートできる体制を視野に入れた、メディカルフィットネスへの展開を目指すクリニックです。対象は、高校生から50代までの学生アスリートやスポーツ愛好者が中心で、回復期からパフォーマンス強化期まで一貫した支援を提供されています。 ご相談時の要望 ご相談いただいた主な内容は以下3つです。 1.リハビリ患者の関節への負担を軽え減するため、衝撃吸収に優れたラバーマットを選定したい 2.サスペンションを用いたグループレッスンを実施するための設備を整えたい 3.高負荷を扱えない患者でも安全に使用できるマシンを導入したい 1.衝撃吸収に優れた「床材」 施設内の床材には、ドイツ製のSPORTECラバーマットを施工。 衝撃吸収や吸音効果をはじめ、高重量のダンベルやバーベル、マシンからの耐摩擦性にも優れた高品質のマットです。リハビリやパフォーマンス向上を目的とした患者にとって関節の負担を軽減できる床材は非常に重要な要素です。また、選定にあたっては、患者の身体への負担を軽減することはもちろん、長時間指導するトレーナーの身体的負担軽減も配慮しています。 2.サスペンションを用いたグループレッスンに必要な「雲梯」 サスペンションを用いたグループレッスンの実施を想定し、天井に雲梯を設置しました。 こちらは、弊社からご案内させていただいたnexport横浜中華街店様の施設見学を通じて、導入いただいたものです。雲梯は1からのオーダーメイド商品のため、サイズはもちろんバーの間隔や高さなどの細部にもこだわった設計となっています。また、今回の仕様はシンプルなですが、以下のように目的に応じたカスタマイズも可能です。 側面にもバーを追加して左右の動きに対応させる 回転機能を加える 3.高負荷を扱えない患者でも安全に使用できる「ファンクショナルトレーナー」 空気圧により常に一定の負荷を作り出すことで、動作速度に関わらず安定した負荷をかけることができるマシンです。身体への負担軽減にもつながるため、リハビリでの使用を想定し導入いただきました。また、プレートの重りでは実現できないグラム単位での細かい負荷の調整が可能なため、アスリートはもちろん子供から高齢者に至るまで幅広い世代の方に安全にご使用いただけます。 ご紹介した器具や施設の開業にご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。 株式会社パフォームベタージャパン

【ミニバンド】活用の幅を広げるエクササイズ動画|PBのミニバンドが高耐久の理由
今回は定番商品のミニバンドを活用したエクササイズをご紹介いたします。定番商品であるが故に活用方法が固まってきてしまうと思いますが、本メールがエクササイズのバリエーションを増やすヒントになれば幸いです。また、PERFORM BETTERブランドのミニバンドが高品質な理由についてもご紹介しておりますのでぜひ最後までご一読ください。 Staggered Zigzag Walk + Shoulder Packing 目的、エクササイズ特性 殿筋群とコア・肩甲帯の協調 動作手順 1.膝の上と足首と手首にミニバンドをセットする。 2.肩のパッキングをしてから、スタッガードポジションになる。 3.肩のパッキングをしたまま、ジグザグにリニアウォークを行う。 Comerford Hip Complex 目的、エクササイズ特性 殿筋群の活性化 動作手順 1.膝の上にミニバンドをセットし、側臥位になる。 2.踵をつけたまま、股関節の内外旋を行う。(中殿筋後部線維) 3.大腿をやや離したまま、股関節の内外旋を行う。(中殿筋前部線維) 4.股関節外旋ポジションを保ったまま、股関節の内外旋を行う。(中殿筋後部線維+中殿筋前部線維) 5.股関節0度伸展ポジションを保ったまま、股関節の内外旋を行う。(大殿筋+中殿筋後部線維) Side Bear Crawl ...
【ミニバンド】活用の幅を広げるエクササイズ動画|PBのミニバンドが高耐久の理由

ジム開業|野球×トレーニング BEYOND BASE (大阪府 北加賀屋)
今回は、大阪に新たにオープンしたトレーニング施設「BEYOND BASE」さまの開業事例をご紹介いたします。 1.ご相談時の要望 オーナーの木村さんはMLBやプロ野球をはじめ、学生、社会人などのアマチュアのトップ選手のトレーニングや野球の技術指導をされています。2023年からは現場指導以外に、オンラインサロンを中心とした野球の技術やトレーニングに関わる発信を行い、多くの野球選手へ有益な情報を提供しています。これまでフリーのトレーナーとして活動していた木村さんが、新たに自身の施設を持つにあたり重要視したポイントは以下の2つです。 野球の技術練習ができる人工芝エリア アスリートに対応する充実のウェイトトレーニングエリア 2.野球の技術練習ができる人工芝エリア この施設の最大の特徴は「野球の技術練習を十分に行える」ことです。人工芝のエリアには防球用ネットが設置されており、屋外グラウンドと同じ感覚で、力を加減せずに打撃や投球を行うことができます。人工芝の選定にあたっては、身体への負担を軽減するクッション性と野球の技術練習に適した耐久性を重視し、ご提案いたしました。さらに、技術練習に伴う摩耗のストレスを考慮し、長く快適に使用できる仕様となっています。また、仮設のブルペンやバッティングゲージなども導入され、非常に充実した練習環境が整っています。 3.身体作りができるウェイトトレーニングエリア 野球の技術練習エリアと並列して設置されているのが、ウェイトトレーニングエリアです。木村さんが担当するクライアントには、トップレベルの野球選手や、各年代でトップを目指す選手が多くいます。そのため、技術練習と並行して高品質なトレーニングを実施できる環境が求められ、充実した器具と床材の導入が不可欠でした。 導入器具 (1)Signature Series (連結可能なパワーラック・ハーフラック) BEYOND BASEさんに導入いただいた中でメインとなる器具は、PERFORM BETTERブランドの新製品「Signature Series 」のラックです。このシリーズは、パワーラックやハーフラック同士の連結と、豊富なタッチメントを選択して施設の用途に応じたカスタマイズが可能であることが特徴です。BEYOND BASEさんには、パワーラックとハーフラックの間に収納ラックを組み込んで連結し、さらにジャマーアーム、ラットプルダウン、ECTスリーブ、ロープアンカーを導入いただきました。この設備により、激しいトレーニングだけでなく、多種目のウェイトトレーニングが可能となり、幅広いアスリートに対応できる環境が整いました。 (2)セーフティスクワットバー アスリートや特に野球選手のトレーニングにおいて必要不可欠な器具がセーフティスクワットバーです。このバーには専用のハンドルが付いており、クライアントが顔の前でバーを支えられ、さらにパッドが付属していることで肩や首への負担を軽減しながら高重量のトレーニングを安全に実施できます。オーバーヘッドスポーツの選手や、肩、首に不安のあるアスリートがスクワットをする際には特にオススメです。BEYOND BASEさんには、ピッチャーのクライアントも多いため、施設の構想段階から導入を決めていました。 (3)プライオボックス アスリートのパフォーマンス向上に必要不可欠な器具として、プライオボックスも導入いただきました。プライオメトリクスのトレーニングで、ボックスに飛び乗る、またはボックスから降りるなど様々な用途でご活用いただけます。PERFORM BETTERのプライオボックスは、適度な重量による安定性と柔らかさが特徴です。商品開発段階はもちろん、販売後も現場で活躍するトレーナーの意見を取り入れながら改良を続けており、実際の使用感に優れた仕様となっています。これにより、トレーニング中の転倒リスクを軽減し、意図せずボックスに接触した場合でも、すねや膝を痛めにくいため、安心してトレーニングいただけます。 (4)ラバーマット すべてのトレーニングの安全性と効果を高めるために欠かせないのが、適切な床材の導入です。今回は、アスリートのトレーニングに適した適度なグリップ力とクッション性、耐久性を兼ね備えた8mm厚の「SPORTEC color 15」を導入いただきました。高重量のダンベルやメディシンボールの打ち付け、クライアントの激しい動きまでを想定した、安全面に配慮されたラバーマットです。このほかにも、ケトルベルやメディシンボール、アクアバッグ、オプティバーなどさまざまなツールも導入いただいています。...

【ケトルベル】悩みがちな重量選び〜活用方法まで一挙にご紹介
パフォームベタージャパンの定番商品でもあるケトルベルですが、「使い方や適切な重量がわからず導入を迷っている」という声も多く耳にします。そこで今回は、ケトルベルの特徴からエクササイズバリエーションまで、改めてご紹介いたします。施設にあると非常に便利な器具ですので、ぜひご検討ください。 特徴は「特有の形状」と「重心位置」 ケトルベルは、その名の通り“kettle = やかん”のような形状の持ち手と重心位置が特徴です。重心が握った手の外側に位置することで、ケトルベルスイングやターキッシュゲットアップなどのエクササイズにおいて重要な役割を果たします。この特性を活かしたエクササイズには多くのバリエーションがあり、アスリートだけでなく、フィットネス愛好家の全身強化にも活用されています。 重量の選び方の目安 パフォームベタージャパンでは2kg~44kgまで幅広い重量のケトルベルを取り揃えています。ラインナップを見る 施設のトレーニングコンセプトやお客様のニーズに合わせてお選びください。 ■2kg~10kg (軽量) アスリートのコレクティブエクササイズからフィットネス愛好家のトレーニングまで活用可能 ■6~16kg (中量) 最も汎用性が高く、プロスポーツチームからパーソナルトレーニングジム、女性向けフィットネスなどさまざまな施設におすすめ ■24kg以上 (重量) アスリートや上級者向け 「握り方」で変わるエクササイズ効果 ケトルベルの握り方は、エクササイズの効果を最大化するために重要です。特にケトルベルスイングを行う際は、小指と薬指を強調して握り込むことを推奨しています。 この握り方により、肩のパッキングがしやすくなり、安定性が高まり、正しいフォームを維持しやすくなります。パフォームベタージャパンのケトルベルは、手にフィットしやすい形状とサイズで設計されており、長時間使用しても手の甲や指が痛くならず、トレーニング効果を最大限に引き出すことができます。ケトルベルの握りやすさは、エクササイズのパフォーマンス向上と安全確保に不可欠な要素です。 握り方について詳しく知りたい方は以下のコラムもご覧ください。ケトルベルの握り方 4種のエクササイズ紹介 ケトルベルはその独特な形状と重心により、他のトレーニング器具では難しいエクササイズもスムーズに行うことができます。今回は、ケトルベルの形状を活かした単体で実施可能なエクササイズを3つ、別の器具と組み合わせて相乗効果を生み出すエクササイズを1つご紹介します。 1.ケトルベルスイング 2.ターキッシュゲットアップ 3.アームバー 4.【組み合わせ】ケトルベル × スーパーバンド オリンピックバーにスーパーバンドでケトルベルを結びつけると、ケトルベルの動きが不規則になります。本来、不安定な環境でのトレーニングにはアクアバッグやアクアボールなどの専用の器具が必要ですが、その代替品としての活用もおすすめです。トレーニングバリエーションの拡大にぜひご活用ください。...
【ケトルベル】悩みがちな重量選び〜活用方法まで一挙にご紹介

ジム開業|壁や床に器具やラックを固定する際の注意点
今回は、施設の壁や床に器具や収納ラックを固定する場合の注意事項についてご紹介いたします。施設開業時のテナント契約や建物の設計段階で事前の確認が漏れると、床への固定ができず、希望のラックを最適な場所に設置できないケースもありますので注意が必要です。 トレーニング器具 (1)スクワットラック トレーニング施設に欠かせないスクワットラックですが、パフォームベターのハーフラックのように本体の重量が十分あるモデルであれば、床に固定しなくても、本体とプレートホルダーに設置しているプレートの重さで安定させることが可能です。そのため、床に固定せずに使用している施設も多く見られます。ただ、「本体重量の軽いモデル」や、「複数台を連結させて横長になるモデル」の場合は安全性の観点から固定することをお勧めしています。画像のスクワットラックは、Perform Betterの新シリーズ「Signature Series」です。ラック同士を横並びまたは向かい合わせに連結したり、収納ラックやラットプルダウンなどを組み合わせて設置できる仕様になっています。単体でも床に固定せずに使用できますが、ハーフラックと比べて本体重量が軽いため、スクワットラックや連結先の収納ラックを含め、床に固定することをおすすめしています。 【固定時の注意点】 1.使用するボルトと固定箇所 ・各支柱のベースにある4か所のボルト穴を使い、床のコンクリートに固定してください。 *支柱が4本ある場合は、合計16本のボルトが必要になります。 2.ボルト埋め込みと床材の厚み ・10cmのボルトを使用することで、約9cm程度がコンクリートに埋まる設計です。 ・床材の上からボルトを固定する場合は、床材の厚みや周辺の条件を踏まえて、必要に応じてボルトの長さを変更してください。 3.コンクリート内の鉄板の有無 ・コンクリート内部に鉄板が埋め込まれている場合があります。事前に建築図面などを確認し、10cmのボルトがしっかり埋め込めるかご確認ください。 (2)ファンクショナルトレーナー ファンクショナルトレーナーをはじめとするケーブルマシンは床に固定せずに使用することも可能ですが、その場合は1.4m程度のベースの足を左右に設置する必要があります。安全性の面ではどちらでも問題はありませんが、トレーニングスペースを有効活用したい場合は床への固定をお勧めいたします。 【固定時の注意点】 1.使用するボルトと固定箇所 ・ベースにある4か所のボルト穴を使い、床のコンクリートに固定してください。 2.ボルト埋め込みと床材の厚み ・必要なコンクリート厚:127mm(コンクリートへのアンカー最低埋め込み量:76mm) ・床材の上からボルトを固定する場合は、床材の厚みや周辺の条件を踏まえて、必要に応じてボルトの長さを変更してください。 3.コンクリート内の鉄板の有無 ・コンクリート内部に鉄板が埋め込まれている場合があります。事前に建築図面などを確認し、10cmのボルトがしっかり埋め込めるかご確認ください。 (3)トレーニングロープアンカー トレーニングロープはスクワットラックや収納ラック、スレッドに固定するケースもありますが、ロープアンカーを壁に設置して固定することも可能です。ラックやその他の器具に固定すると本来の目的での使用が制限されるため、スペースに余裕がある際はアンカーの設置をお勧めしております。 【固定時の注意点】 1.使用するボルトと固定箇所 ・ベースにある4か所のボルト穴を使い、壁に固定してください。...
ジム開業|壁や床に器具やラックを固定する際の注意点

動画|4種のレジスタンスコードの違いと使い分け
今回は、アジリティやムーブメント、スプリントトレーニング等で使用される、4種類のレジスタンスコードの特徴やメリットについてご紹介します。エクササイズ動画と合わせてご自身の活用シーンをイメージしながらご覧ください。日頃のトレーニング指導でのご活用のヒントになれば幸いです。 1. 360度回旋でき、最も利便性の高い「ゲームスピード360」 レジスタンスコードで1番利便性が高いのは「ゲームスピード360」です。クライアント側のベルトにはリングが付いており、ベルトを360度スムーズに回旋できます。244cmの伸長性の高いコードが、あらゆるムーブメントトレーニングに負荷をかけます。ベルトは4サイズあり、対象者に応じて使い分けていただけます。 特徴: ・伸長性に優れたコードにより、トレーニング時に十分な移動距離が確保できる・トレーナー用のベルトも付属しており、両手が自由に使えるため自由度が高い・コード長さ:約244cm・ベルト種類:4サイズ メリット 1.基本的なムーブメントトレーニング全般に活用可能2.トレーナーの負担が軽減される3.ベルトの種類も豊富なため幅広いクライアントに活用できる エクササイズ例 2. アスリートのスプリントトレーニングに不可欠な「ブレットベルト」 ...
動画|4種のレジスタンスコードの違いと使い分け

動画|4種のスクワットバーの違いと使い分け
今回はスクワットで使用される、4種類のバーの目的や特徴をご紹介します。 エクササイズ動画と合わせてご自身の活用シーンをイメージしながらご覧ください。日頃のトレーニング指導でのご活用のヒントになれば幸いです。 1. スクワット以外でも多様に使える「オリンピックシャフト」 定番のオリンピックシャフトは、自由度の高さからジムには欠かせない存在です。スクワットはもちろん、デッドリフト、ベンチプレス以外にもクリーンやスナッチ、ECTスリーブに設置してのランドマインのエクササイズなど多種多様な活用が可能です。 特徴: ・アメリカ製のシャフトは表面の特殊な加工により錆びにくく、耐久性が高い。・握りやすいローレット加工を施したグリップ。・長さ:約220cm。・グリップ直径:2.9cm(プレート5cm対応) メリット 1.スクワット以外にも多くのエクササイズに使える。2.高耐久性により長期使用か可能。3.標準的な器具として初心者から上級者まで活用可能。 2. 初心者でも安心して使える「オリンピックヘックスバー」 オリンピックヘックスバーは、アスリートから初心者まで幅広いユーザーに対応したトレーニング器具です。ヘックスバーは、ユーザーが六角形のバーの中央に立つことで、身体の前後重量バランスを最適化します。 特徴 ・ユーザーが六角形のバーの中に入る設計により、ヘックスバーの重心が身体の中心から離れる心配がないため、腰部や股関節に過度な負担をかけず、ヘックスバーを常に大腿付近で持つことができる。 ・ハーフスクワットでは、軽い重さでも一人で安全にトレーニングを実施できる。 ・スクワット以外にもデッドリフトなど、複数の種目に対応可能。 メリット 1.初心者指導の際に、腰部への過負荷のリスクを軽減できる。2.クライアントの体格やトレーニング経験に応じて柔軟に対応可能。3.複数種目を指導する際に汎用性が高く、ジムのスペース効率が向上。 3. 両足を前後に開くエクササイズに最適な「シングルレッグ スクワットバー」 シングルレッグ スクワットバーは、片脚エクササイズの利便性が高い器具で、特にスプリットスクワットではその違いが特に顕著となります。また、2025年モデルチェンジでスタンド付きとなり、プレートの着脱が飛躍的に向上しました。 特徴 ・ヘックスバーの片側が空いているため、両足を前後に開いた状態でのエクササイズでも後ろ脚とバーが当たりにくい。 ・ヘックスバーと同様に、重量負荷が左右均等にかかる。 メリット 1.片脚トレーニングの指導に最適。2.ヘックスバーで実施するトレーニングのほとんどが代用可能。 エクササイズ例 4....
動画|4種のスクワットバーの違いと使い分け

【動画】3種のメディシンボールの使い分けと必要な設備
トレーニング施設には定番のメディシンボールですが、目的や施設の事情によって最適な種類が異なります。今回は3種類のメディシンボールのご紹介とトレーニング必要な設備をご紹介いたします。ご検討中の方はもちろんですが、既に導入いただいている施設の方にも更なる有効活用のヒントになれば幸いです。 目的によって使い分ける3種類のメディシンボール 1. 「投げる→受ける」の連続した動作が可能|適度な弾みがあるソフトトスメディシンボール Rotational Perpendicular Medicine Ball Throw Base Non Counter Movement. ソフトトスメディシンボールには適度な弾みがあるため、壁に打ちつけたボールを受け取るといった跳ね返りを利用した動作に適しています。 「投げる」「受ける」の動作を連続して実施したい場合にはソフトトスメディシンボールがおすすめです。 また、表面が滑りにくく掴みやすい形状のため、ボールを受けるのみのエクササイズにも適しています。 【使用アイテム】 ・ソフトトスメディシンボール 3.6kg ・ゲームスピード360 2. 「打ちつける」動作に最適|耐久性が高く弾みにくいジャムボール Lateral Twist Throw ジャムボールは跳ね返りがほとんどなく、壁から近い位置で投げつけても跳ね返りを気にせずに投げることが可能です。 そのため、壁や床に投げつける動作に適しています。 また、表面がラバー素材で破けにくく強度が高いため屋外でもご使用いただけます。 【使用アイテム】 ・ジャムボール...
【動画】3種のメディシンボールの使い分けと必要な設備

【FMSテストとは?】理論やメリット、必要な器具をご紹介
日々新たなトレーニング理論が増えていく中で、インプットした内容を日常のクライアント指導にどう活かせばよいか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。本コラムでは、さまざまな概念やトレーニング理論とそれを現場で活用するために必要な器具や具体的なエクササイズを動画付きでご紹介します。今回は日本でも10年近くにわたりセミナーが展開されている「FMS (Functional Movement Screen) 」をテーマにご紹介します。 FMSとは? FMS(Functional Movement Screen)は、疼痛のないクライアントを対象に、発育発達の原理原則に基づいて、日常生活や労働、スポーツの動作で使用される7つの機能的動作を包括的にスクリーニング・評価するためのシステムです。アメリカのFunctional Movement Systems社が開発したもので、スクワット、ランジ、回旋動作などの7種類の動作を通じて、動作における制限やリスクを見つけ出し、統一された評価基準に基づきスコアリングを行います。このスコアを共通認識することでクライアントやトレーナー、メディカルスタッフなどの関係者と短期的・長期的なトレーニングプランを設定しやすくし、円滑なコミュニケーションを可能にします。FMSは1997年に公表され、NFLや米軍の訓練で傷害予防に大きな効果を上げたことで注目を集め、2004年から世界各国でセミナーが行われています。現在、世界40カ国、16言語で使用され、認定資格者は70,000人にのぼります。その後、スポーツの現場だけでなく、コロラド州の消防局やカリフォルニア州の電力会社での健康経営や労災予防の効果が評価されるなど注目を集めました。2024年現在、MLB、NBA、NFL、NHLなどのドラフトコンバインにも採用。欧州のプロサッカークラブや各国代表チーム、医療機関、企業など幅広い分野で成果を上げています。 FMSについてこちらの動画もご覧ください。https://youtu.be/y77l_zKs5P8?si=-Pk9eeVgMUa_xMCd FMSの7つのテスト これらのテストを通して可動域、バランス、動作の制限からクライアントの現在地を知り、障害の予防から改善エクササイズ、パフォーマンス向上に向けたトレーニングプログラムの策定に役立てます。 1.ディープスクワット2.ハードルステップ3.インラインランジ4.ショルダーモビリティ5.アクティブ・ストレート・レッグレイズ6.トランクスタビリティプッシュアップ7.ロータリースタビリティ FMSを活用する主なメリット 1.ジムで初めてトレーニングをするクライアントの現状把握が容易に ジムで初めてトレーニングをする方の身体の状態のチェックとしてFMSの7つのテストが役立ちます。身体の状態を見極めてトレーニングの効果を最大化するには、目標に向かってトレーニングを始める前にまずはクライアントの身体がどういう状態なのかを正確に把握することが大切です。 2.リハビリテーション後半での評価のひとつに 患部のリハビリテーションが終わりに近づき、患者様に運動を再開・開始いただく際の評価の一つにご活用いただけます。痛みの結果、患部以外の部位へ機能が低下したかを評価することができます。 3.トレーナー間でのクライアント評価軸の統一 評価をトレーナーの主観ではなく、FMSテストに基づくことで個々のトレーナーによる評価の差が生まれにくくなります。また、統一されたテストで評価することでトレーナー間、またはチームスポーツであればメディカル部門や監督コーチとの連携もスムーズになり情報の乖離を防ぐことにも繋がります。 使用器具 FMSテストやセミナーで学ぶコレクティブエクササイズを実施するにあたり、必要不可欠な器具をご紹介します。 1.FMSテストキット 7つのテストを実施する上で必要不可欠なキットです。これ一台でFMSの全てのテストが実施可能です。 2.グレイクックバンド グレイクックバンドはFMS社が自社の推奨するエクササイズを実施するためにデザインし、創業者の一人「グレイクック」の名前がついたエクササイズバンドです。これ1本で幅広く身体の動作機能改善に役立てることができます。 チョップ、リフト、プレス、ASLRエクササイズなど、さまざまなエクササイズに使えるオールマイティなバンドです。 3.ケトルベル...
【FMSテストとは?】理論やメリット、必要な器具をご紹介

バルスライドを使ったエクササイズ3選
今回は人気のバルスライドのエクササイズをご紹介いたします。定番の自重トレーニングからケトルベル、ウォーターバッグを活用したエクササイズバリエーションまで、動画と合わせて説明しております。ぜひ最後までチェックいただけますと幸いです。 1.Shoulder Circle 使用器具:バルスライド、ミニバンド 手順 ・バルスライドの上に片手を置いて腕立て伏せの体勢を作る・バルスライドに置いていない方の手で身体を安定させながら、バルスライドを滑らせて肩で円運動を行う 2.Lateral Lunge 使用器具:バルスライド、アクアバッグ、スタッカブルステップ 手順 ・ステップ台に立ち、片足をバルスライドの上に置いて、ウォーターバックを抱える・バルスライドの上に片足を置いて伸ばした状態を維持しながら、ステップ台に乗せた足を曲げてバルスライドを横に滑らせる 3.Reverse Lunge 使用器具:バルスライド、ケトルベル 手順 ・バルスライトの上に片足を置いて、ケトルベルを同則の手の肩の位置で持つ・バルスライドに置いた側の足を後ろに滑らせながら、軸足は重心を掛けたまま膝を曲げる バルスライドは人工芝、フローリング、カーペットなどの床材が適していますのでラバーマットの上ではスライドボードをご使用ください。 株式会社パフォームベタージャパン
バルスライドを使ったエクササイズ3選

vol.7 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、ぜひ最後までチェックいただけますと幸いです。 Ankle Tap-Off & Toe-Off Stability Diagonal Lift 目的・エクササイズ特性 ・足関節のスティッフネス(剛性) ・向上立脚後期の安定性の獲得 ターゲット 下腿、ハムストリングス、殿筋群、コア 使用アイテム ・スーパーバンド 1.3cm幅 ブラック ・フォームプライオボックス H45.8cm ・スタッカブルステップ H15.2cm ・Gravity ケトルベル 26kg...
vol.7 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介

器具を“長持ち”させるお手入れ術
今回は、よくご相談いただく定番器具のメンテナンス方法を3つご紹介します。器具を長持ちさせ、見た目を美しく保つための日常的なメンテナンスのヒントになれば幸いです。 1. エクササイズバンドは、乾かしながら掛けて保管 トレーニング施設で最も多く使用される消耗品のミニバンドやスーパーバンドですが、使用頻度はもちろんお手入れや日常の保管方法によっても耐久性が大きく変わります。エクササイズバンドはゴム素材のため、汗で濡れた状態で畳んだり丸めて長時間放置すると素材同士がくっつき劣化を早めてしまいます。使用後はアルコールスプレーでの除菌・乾拭きをルールとしている施設もあるかと思いますが、使用頻度が多いと毎回その手間をかけられないケースもあるのではないでしょうか?そこで、パフォームベターでは乾かす手間を省くために「ラックに掛けて保管」を推奨しております。 ■長持ちの秘訣・濡れたまま保管しない・丸める、折りたたむなどのように、1箇所に負荷が掛かる保管は避ける 画像のようにマットラックの片側をバンド用にすることでスペースの有効活用にもつながります。ぜひお試しください。 2.ケトルベルの軽微な傷は“キズペン”で隠す 使用期間が長くなり、ケトルベルのサビや傷などの汚れが気になる方も多いのではないでしょうか?使用中の汗によるサビや床などに当たる際にできる傷が大きな原因ですが、ラックから出し入れする際に、他のケトルベルとぶつかってしまい傷ができるケースもあります。どうしても避けられない軽微な傷には、以下の方法をお試しください。 ■お手入れ方法車のボディなどに使用するキズペンを少しずつ該当箇所に塗布する ■ポイント・傷の状態によっては塗った箇所は大きく色が変わってしまう可能性もあるため少しづつ塗る・クレヨンタイプだと塗る量を調整しやすい あわせて日常のメンテナンスとして、サビ防止のためにトレーニング後に汗や水分が付いたら乾拭きするとより効果的です。 3.スクワットラックに溜まった汚れはクリーナーでリセット スクワットラックは使用期間が長くなるにつれて、プレートホルダー、セーフティバーや支柱などの汚れが気になる方も多いのではないでしょうか?それらの汚れのほとんどは「汗などの水分による錆び」が原因です。清潔に保つには、スクワットラック本体だけでなく、オリンピックシャフトやハーフラックの懸垂バーなどの手で握って汗が付きやすい箇所をこまめに乾拭きすることをおすすめします。汚れが溜まった場合は、以下の方法をお試しください。 ■お手入れ方法パーツクリーナーのスプレーを「少量」吹きかけしっかりと拭き上げる ■ポイント・プラスチック使用可のモデルであれば、パーツを傷つける心配が少なくおすすめ・大量にスプレーすると、吹き残しにより埃が溜まり逆効果になることも 株式会社パフォームベタージャパン
器具を“長持ち”させるお手入れ術
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