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ケトルベル完全ガイド|選び方・使い方・ダンベルとの違いまとめ

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ケトルベル完全ガイド|選び方・使い方・ダンベルとの違いまとめ

ケトルベルは、アスリートやプロスポーツチームの施設だけでなく、近年は民間のジムやフィットネスクラブ、パーソナルジムでも導入が広がっている定番器具です。
省スペースで全身を鍛えられる便利さから注目されていますが、いざ導入を検討するとなると、

  • 「どの重量を揃えればいいのか?」

  • 「ダンベルとどう違うのか?」

  • 「具体的にどんな使い方ができるのか?」

といったお問い合わせも少なくありません。

そこで今回は、過去に公開したケトルベル関連コラムを整理し、新たにポイントをまとめ直しました。
ケトルベルの特徴やメリット、重量の選び方、代表的なトレーニング方法、そしてダンベルとの違いまでを体系的にご紹介します。

これからジムを開業する方や器具導入を検討している法人の方はもちろん、トレーナーやフィットネス愛好家の皆さまにも役立つ内容になっています。

ぜひ最後までご一読ください。

1. ケトルベルとは?

ケトルベルは、やかん(kettle)のような形状をしたトレーニング器具で、持ち手と重心がずれていることが最大の特徴です。ダンベルと同じ「片手で扱えるウエイト器具」ですが、重心が握った手の外側にあるため、スイングやゲットアップといった独特の動きを可能にします。
ジム開業や法人施設では、省スペースで多様なトレーニングを提供できるため、ダンベルと並んで導入されることが多い器具です。


2. ケトルベルのメリットと魅力

  • 機能的な全身トレーニング:遠心力を活かし、体幹や下肢を含め全身を効率よく鍛えられる。

  • 動的な負荷:不安定さを利用することで、安定性とバランス力を高められる。

  • 省スペース性:限られたトレーニングエリアでも複数の種目を実施できる。

ダンベルでは得られない「動きの多様性」がケトルベル最大の魅力です。

 


3. ケトルベルの重量選びのポイント

重量の選び方はトレーニング対象や施設の利用者層によって変わります。

  • 2〜10kg(軽量):初心者や女性、リハビリ目的に適する

  • 6〜16kg(中量):最も汎用性が高く、パーソナルジムやプロチームでも標準的

  • 24kg以上(重量):上級者や競技アスリート向け

また、ジム開業時には「同重量をペアで揃える」ことも重要です。キャリー系のエクササイズやグループトレーニングでは、片手だけでなく両手で同じ重量を扱う場面が多いためです。

詳細な解説はこちら:ケトルベル重量選びのコラム


4. ケトルベルの握り方と使い方の基本

ケトルベルは握り方次第でフォームや効果が大きく変わります。
特にケトルベルスイングでは、小指と薬指を強調して握り込み、人差し指を重ねるグリップが推奨されます。この握りにより肩の安定性(ショルダーパッキング)が高まり、正しいフォームを維持しやすくなります。

詳しくはこちら:ケトルベルの握り方解説記事


5. ケトルベルでできる代表的なトレーニング

ケトルベルの特徴を活かした代表的なエクササイズを紹介します。

  1. ケトルベルスイング:股関節の爆発的な伸展力を養成

  2. ターキッシュゲットアップ:全身の安定性・可動性を高める

  3. アームバー:肩の安定性強化に有効

  4. ケトルベル × スーパーバンド:不安定な環境を作りだし、動的安定性を鍛える

 詳しいやり方はこちら:ケトルベルエクササイズ紹介記事


6. ダンベルとの違いと使い分け

  • ダンベル:左右対称の重心 → 安定した環境でプレスやフライ系に最適

  • ケトルベル:重心がグリップ離れている → 遠心力や不安定さを利用した動きに最適

つまり「安定的に高重量を扱いたいならダンベル」「動的で機能的なトレーニングを提供したいならケトルベル」と使い分けるのが効果的です。

比較を詳しく知りたい方はこちら:ダンベルとケトルベルの違い記事


7. ケトルベル導入のヒント

ジムや法人施設での導入では、利用者層に応じた重量構成が重要です。

以下を参考にしてみてください。

  • 女性中心のパーソナルジム → 2〜10kgを各1個ずつ

  • 大学やプロチーム → 10〜24kgを中心に複数ペアで導入

  • グループレッスン施設 → 同重量を10名分揃えるケースも

導入事例では「まず各重量を1個ずつ → 使用頻度の高い重量を追加購入」という流れが一般的です。

関連情報:ジム開業と器具導入のポイント


8. まとめ|ケトルベルを導入するなら

ケトルベルは、省スペースで多様なトレーニングを可能にし、施設の価値を高める器具です。
選び方・使い方・ダンベルとの違いを理解して導入すれば、アスリートから一般ユーザーまで幅広く対応できます。

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