今回は定番商品のケトルベルについてです。
パフォームベタージャパンのオンラインショップを閲覧されている方はケトルベルがどんな形状で、どう活用するかは把握されていると思いますが、改めて細かい仕様や使い方、選び方などをご紹介します。
ケトルベルの仕様
ケトルベルとダンベルの違い
まずは一般的にケトルベルとダンベルの違いについて簡単に復習すると、どちらも手を下に向けて持った場合に通常のダンベルは握った位置と同じ高さに重心がきますが、ケトルベルは少し下に重心が位置します。
握った位置から重心が離れることにより、ケトルベルスイングが実施しやすくなったり、ターキッシュゲットアップの際に重心を手の甲側に移動させるなど汎用性が高くなります。
ケトルベルの使いやすさを決める要因は、表面の素材による握りやすさも影響しますが、ハンドルと重量部分のバランスが大きく関わります。
ケトルベルはメーカーによって「ハンドルの形状」に違いがあり、グリップの太さ、ハンドル部分が必要以上に大きいと重量部分との重さに差が少なくなり、扱いにくいことに加えて、ケトルベルを使用するメリットも少なくなってしまいます。
PERFORM BETTERのケトルベルの特徴
パフォームベターのケトルベルをお選びいただく方には、トレーニングによっての様々な握り方でも持ちやすく手の甲など角が当たって痛めることがないとご意見をいただいております。これは前述の通りハンドルと重量部分のバランス、形状が大きく影響しているものと思います。
細かい仕様の違いは文面では伝わり難いと思いますが、アメリカ本社のPERFORM BETTERの商品は運動指導の現場で活躍するトレーナーの意見を参考に改良を重ねています。
ケトルベルの握り方
ケトルベルスイング時の適切な握り方
5月に開催したBest Performance Laboratoryさんとのコラボウェビナーで講師の桂さんからケトルベルスイング時の「適切な握り方」は画像のように両手の人差し指同士が掛かるように握ることとご紹介いただきました。
あくまでも正解ではなく「適切である」という表現になりますが、1つだけ理由を挙げると「人差し指を重ねることで、小指の向きが変わりショルダーパッキングが容易になる」ためにこの握りが適切という見解です。人差し指を重ねずに両手の5本指でしっかり握ろうとした場合、小指が更に外を向いてしまいスイング時に脇が空きショルダーパッキングが緩み易くなります。
このグリップを可能にするにはハンドルに適度な丸みがありサイズもちょうど良く「握りやすい」ことが重要になります。
桂さんのように現場の運動指導、そしてご自身でトレーニングを実践しているトレーナーが実際に感じたことが商品開発に活かされていることを実感します。
ケトルベルの選び方
重量、個数を選ぶヒント
施設をオープンする時などに多くご相談いただくのが「ケトルベルの重量と数量どうすればいいですか?」という質問です。
誰が、なんのトレーニングをするのか?
最大何名が同時にトレーニングするのか?
などご自身の環境を考えるとケトルベルの重量や個数が見えてくるのではと思います。
パフォームベタージャパンの顧客が施設をオープンされる際、各重量を1個づつ揃える場合と「同重量をペアで用意する」こともご案内する場合もあります。
施設のオープン時に「女性向けのパーソナルがメインだから2〜10kgを1個づつ」と揃えても、メインで使用される重量が比較的に偏ってくるのと、ケトルベルを両手で持つ、ペアでトレーニングをするということが増えてくるのか、今お持ちのケトルベルから高重量のモデルの購入するより、既に持っているケトルベルの同重量の買い足しが多い印象です。
参考程度ですがケトルベルを選ぶ際に少しヒントになればと思います。
今回ご紹介したパフォームベターのケトルベルは導入施設でご紹介している各施設でご活用いただいていますので実物をご覧になりたい方はぜひパフォームベタージャパンへお問い合わせください。
*施設見学、器具について各施設への直接のお問い合わせはお控えください。
株式会社パフォームベタージャパン
石田学