COLUMN
【ジム開業】前テナントがオフィスの場合のチェックポイント|床・天井・レイアウトの注意点
今回は「パーソナルジム出店時に前テナントがオフィスだった」場合、事前に注意しておくべきポイントをご紹介いたします。 オフィス物件をトレーニング施設にリニューアルする際は、床・天井・設備の仕様によっては大きな制約が発生することがあります。 「既存の設備をどこまで変更する必要があるのか?」「オフィス仕様のデメリットを知りたい」など、お悩みの方のご参考になれば幸いです。 1.オフィスの床、天井、壁について 何度も本コラムでもご紹介しておりますが、まずはジムを作る上でハードの面で重要なのは床、天井、壁です。 (1)床:施設の安全面を考慮して既存の仕様を確認 既存施設が会議室であればカーペットやフローリングなどトレーニングに不向きな床材が使われているケースが多いと思います。 床材についてはラバーマット、人工芝など選択肢が複数あり、それぞれにメリットとデメリットがあります。 詳しくは以下のコラムをご覧ください。 施設の床材についてのご紹介 https://www.performbetter.jp/blogs/column/20221203 また、オフィス仕様の床だと、配線などを床下に隠すことを目的としてOAフロアを採用しているケースがあります。OAフロアだとトレーニングルームの床材としては強度が充分ではない可能性が高いため、床材を剥がすなどの対応が必要になりますので注意が必要です。 (2)天井:最低2800mmの高さが必要 オフィステナントでは天井高が不十分なケースがよくあります。スクワットラックやケーブルマシンの活用、両手挙上でのツール使用、プライオメトリクスなどを想定すると、日本人の平均身長を踏まえて理想は3,000mm以上、最低でも2,800mmは必要です。 一般的なマンションやオフィスビルは2,500〜2,600mm程度が多く、提供できるトレーニング種目が限られる場合があります。その場合は天井を抜いて高さを確保する方法もありますが、建物の構造や消防法により天井を抜けないこともありますので、必ず事前の確認をお願いします。 また、前述の通りOAフロアを撤去すると5~10cm程度、床が下がることもありますので合わせてご確認ください。 (3) 壁:強度の確認と振動に注意 施設内の設備で一番見落とされがちなのが壁です。 特にオフィステナントでは造作壁の場合が多く、強度が十分ではないケースがほとんどですので確認しておくべきポイントと、主な用途をご紹介します。 -壁に手をつくウォールドリル 壁に少し体重をかける程度のウォールドリルであれば強度はさほど心配しなくても問題ないですが、音や振動がジム内や他の階、部屋に伝わってしまう恐れもありますので、隣接する部屋や、近隣のテナントの状況を踏まえて壁の強度などを事前に確認しておくことをおすすめします。 -足の裏を壁につくエクササイズ ウォールドリルと同様に最低限の強度を確保する必要がありますが、それ以外にも汚れの問題を考慮する必要があります。 施設内を土足禁止にしてもラバーマットからの色移りや、どうしても清掃しきれない床の汚れで靴の裏は意外と汚れていますので、壁に汚れが付いてしまうことが多々あります。 あらかじめ該当のエクササイズを行う壁を汚れが目立ちにくい色、もしくは清掃しやすい素材にするなど施設の空間デザインも考慮したうえで工夫が必要です。 -メディシンボールなどのツールを投げるエクササイズ 壁を使ったトレーニングで一番注意が必要なのは、メディシンボールなどのツールを壁に投げるケースです。 壁自体の強度はもちろん必要ですが、建物の躯体への影響や上下階のフロアや横の部屋への影響も考慮しなければなりません。 建物の構造上、不動産会社に確認が取れていれば安心して使用できますが、心配な場合は専用の壁を作ることをおすすめいたします。...
ジム開業|STRIDE ReMOV|阿部勝彦さん参画のトレーニング施設
今回は、東京・日本橋に新しくオープンしたトレーニング施設「STRIDE ReMOV」をご紹介します。 STRIDE ReMOVは、現役時代の北島康介をはじめ多くのトップアスリートのトレーニング指導を歴任する 阿部勝彦さん が参画し、足部の機能テストや機能改善エクササイズをベースとしたトレーニング施設です。 今回の施設では、 ・トレーニング器具の選定・限られたスペースでのレイアウト設計・足部測定を行うための専用スペースの設計 などを含め、パフォームベタージャパンがサポートさせていただきました。本記事では、STRIDE ReMOVの施設コンセプトと、実際に導入されたトレーニング器具についてご紹介します。 1. STRIDE ReMOVとは 『動くことを、人生の楽しみに。』 歩く、走る、登る。 働く、遊ぶ、旅する。 足元から、一生涯動き続けられる身体をつくる。 STRIDE ReMOVは、このコンセプトのもとセミナーやワークショップを中心に活動している組織で、2026年に東京の日本橋人形町にトレーニング施設をオープンしました。近年、トレーニングやコンディショニングの現場では、足部機能の重要性が改めて注目されています。足部は身体の中で唯一地面と接している部位であり、歩行やランニングにおいて地面からの力を受け取り、それを全身へと伝える役割を担っています。 特にランニング動作では、足部の機能が低下していると ・膝や股関節への過度な負担 ・フォームの乱れ・パフォーマンスの低下更に姿勢の悪化といった問題につながるケースも少なくありません。そのため、足部の評価と機能改善は、アスリートだけでなくランニングやフィットネスを楽しむ一般の方にとっても重要な要素として見直されています。 阿部勝彦さんの参画により、啓蒙活動と合わせて足部機能の評価や足部からの運動連鎖をベースにアスリートだけでなく一般のランニング・フィットネス愛好家のサポートする拠点として施設をオープンしました。 2.トレーニング施設開業の相談経緯 阿部勝彦さんがこれからの運動指導の拠点にすることは前提として、STRIDE ReMOVのメイン活動であるさまざまな足部の測定ができる施設にするためのレイアウトや導入器具などトータルでご相談いただきました。 アメリカで活動していた時代から長年にわたりPERFORM BETTER 製品をご愛用いただいていた縁もあり、今回の取引となりました。施設のコンセプトや目的、サービス内容が具体的にイメージがあったため、導入機材の選定なども弊社からの提案も比較的にスムーズな進行となりました。 3.施設づくりでご相談いただいたポイント ①スクワットラックを導入したい...
ジム開業|動作改善パーソナルトレーニング紡様(岡山県浅口市)
今回は、昨年12月岡山県浅口市にオープンした「動作改善パーソナルトレーニング紡」様の導入事例をご紹介します。 施設コンセプト 紡様では単に身体を鍛えるだけではなく正しい身体の使い方を学ぶトレーニングを提供されています。 身体評価をベースに、ピラティスや雲梯を活用したトレーニングも取り入れながら動作の質を高めていくアプローチが特徴です。幅広い層に対応しながらも、一人ひとりの身体に合わせた指導を行える環境が求められていました。 ご相談時の要望 開業にあたり、事前に以下のご相談をいただきました。 ・グループレッスンでも使用できる、強度と安定性を備えた雲梯を導入したい ・全身のトレーニングに対応できるケーブルマシンを導入したい 単なる設備導入ではなく、評価〜トレーニングまで一貫して行える空間設計がポイントでした。 グループレッスンでも使用できる強度と安定性を備えた雲梯 施設の中心となるエリアには複数人での使用にも対応できる雲梯を設置しました。 当初は天井から吊るす形での設置を検討していましたが、確認の結果、十分な強度を確保することが難しいことが判明。 安全性を最優先に考え、床に柱を固定する自立型の構造へと変更することになりました。 この施工にあたっては、現地の内装業者様とも連携しながら進行。 設置環境に合わせた形で調整を行うことで、強度と安全性を両立した形での導入が実現しました。これにより、安定性を確保しながらぶら下がり動作や支持動作など多様な動きを安心して行える環境を構築しました。 雲梯は1からのオーダーメイド商品のため、サイズはもちろんバーの間隔や高さなどの細部にもこだわった設計となっています。 側面にもバーを追加して左右の動きにも対応するできたり、回転機能を加えたり目的に応じたカスタマイズも可能です。 全身のトレーニングに対応できるケーブルマシンを導入したい ケーブルマシンにはファンクショナルトレーナーを導入いただきました。 空気圧により負荷を作り出すことでプレートの重りでは実現できない100グラム単位での細かい負荷の調整が可能なため、子供から高齢者に至るまで幅広い世代の方に安全にご使用いただけます。 評価結果に応じた細かな負荷設定が求められる環境においても段階的なトレーニングが可能になります。 ケーブルの角度を変えたり、アタッチメントを変更することにより、仰臥位・座位でのトレーニングやジャンプ動作・回旋動作も実施できるので本格的なトレーニング以外にも動作や姿勢の改善を目的としたエクササイズにも使用可能なマシンです。 評価からトレーニングへ繋げるツール 施設内にはFMSテストキットをはじめ、ケトルベルなどの各種コンディショニングツールも導入されています。FMSテストキットによって身体の状態や動作の特徴を評価。 可動性や安定性といった観点から現状を把握することでどのようなアプローチが必要かを明確にしていきます。 その評価をもとにトレーニングへと展開。 例えば、ケトルベルを活用することでヒンジ動作や体幹の安定性、全身の連動性といった要素を実際の動きの中で習得していきます。単にツールを揃えるのではなく、評価からトレーニングまでを一貫して行えることが紡様の大きな特徴です。 今回は動作改善パーソナルトレーニング紡様の事例を紹介いたしました。 紡様のように設備単体ではなく、評価からトレーニングまでの流れをどう設計するかといった視点も施設づくりにおいて重要なポイントです。 施設開業やコンセプト転換をご検討の際はぜひお気軽にお問い合わせください。...
ジム開業|会議室、倉庫をトレーニングルームにリニューアル
今回は「会議室や倉庫をジムにリニューアルする」「パーソナルジム出店時に前テナントがジム以外だった」といった場合のポイントを、本社が手がけたFC Rhode Islandの写真とあわせてご紹介します。「既存施設をうまく活かしたい」「この部屋をジムにして大丈夫か?」とお悩みの方のご参考になれば幸いです。 1.施設の床、天井、壁について 何度も本コラムでもご紹介しておりますが、まずはジムを作る上でハードの面で重要なのは床、天井、壁です。 (1)床:安全面、トレーニング効率において1番重要 既存施設が会議室であればカーペット、倉庫であれば塩ビタイルやコンクリートなどトレーニングに不向きな床材が使われているケースが多いと思います。床材についてはラバーマット、人工芝など選択肢が複数あり、それぞれにメリットとデメリットがあります。 詳しくは以下のコラムをご覧ください。施設の床材についてのご紹介 https://www.performbetter.jp/blogs/column/20221203 安全面・メンテナンスの観点から最もおすすめなのはラバーマットです。ロール材・パネルタイプ・プラットフォームなど目的に応じた選定が必要ですので、ご自身の施設に合った仕様をお選びください。 人工芝はムーブメントトレーニングやスレッドを使うトレーニングで真価を発揮するため、ある程度の直線またはスクエアなスペースを確保することをおすすめします。 なお、ストレッチエリア用に小スペースへの設置を検討されるケースもありますが、使用時にはマットを敷くことが多いため、機能面での優位性は限られます。掃除機がけ・汗の拭き取り・除菌スプレーといったメンテナンスのしやすさも考慮してご検討ください。 (2)天井:最低2800mmの高さが必要 倉庫は天井高が確保されていることが多い一方、会議室や一般テナントでは不十分なケースがよくあります。理想は3,000mm以上、最低でも2,800mmを確保してください。スクワットラックやケーブルマシンの活用、両手挙上でのツール使用、プライオメトリクスなどを想定すると、日本人の平均身長を踏まえてこの高さが最低限必要です。 一般的なマンションやオフィスビルは2,500〜2,600mm程度が多く、提供できるトレーニング種目が限られる場合があります。その際は既存天井を撤去して配管露出とするケースもあり、高さを確保することで雲梯や懸垂バーの設置も可能になります。ただし、建物の構造や消防法により天井を抜けないこともありますので、事前の確認を必ずお願いします。 (3) 壁:強度の確認と振動に注意 施設内の設備で一番見落とされがちなのが壁です。 特に会議室では壁が造作壁の場合が多く強度が十分ではないケースがほとんどですので確認しておくべきポイントと、主な用途をご紹介します。 ・壁に手をつくウォールドリル 壁に少し体重をかける程度のウォールドリルであれば強度はさほど心配しなくても問題ないですが、音や振動がジム内や他の階、部屋に伝わってしまう恐れもありますので、隣接する部屋や、近隣のテナントの状況を踏まえて壁の強度などを事前に確認しておくことをおすすめします。 ・足の裏を壁につくエクササイズ ウォールドリルと同様に最低限の強度を確保する必要がありますが、それ以外にも汚れの問題を考慮する必要があります。 施設内を土足禁止にしてもラバーマットからの色移りや、どうしても清掃しきれない床の汚れで靴の裏は意外と汚れていますので、壁に汚れが付いてしまうことが多々あります。 あらかじめ該当のエクササイズを行う壁を汚れが目立ちにくい色、もしくは清掃しやすい素材にするなど施設の空間デザインも考慮したうえで工夫が必要です。 ・メディシンボールなどのツールを投げるエクササイズ 壁を使ったトレーニングで一番注意が必要なのは、メディシンボールなどのツールを壁に投げるケースです。 壁自体の強度はもちろん必要ですが、建物の躯体への影響や上下階のフロアや横の部屋への影響も考慮しなければなりません。 建物の構造上、不動産会社に確認が取れていれば安心して使用できますが、心配な場合は専用の壁を作ることをおすすめいたします。 建物の壁に影響しないように、衝撃を吸収する材質を埋め込んだ新たな壁を作れば耐久性や騒音の問題も安心です。...
ジム開業|パフォーマンス施設の床材設計(ラバー・人工芝)
今回は、アスリート施設の「床材選び」についてご紹介します。 パフォーマンスに大きな影響がある床材ですが、「器具にはこだわるのに、床材は後回し」といった施設も意外と多いものです。 先日施工したプロサッカークラブの事例をもとに、推奨するラバーマット・人工芝の特徴と施工方法をお伝えします。 アスリートのパフォーマンスセンター床材 ラバーマット 国内でも最高級品質の30mm厚のラバーマットSPORTEC styleを採用しています。アスリートの腰・膝・足首への衝撃を吸収するのはもちろん、トレーニング器具を落とした際にも安心の耐久性があります。 また、パネル式の構造で表面の角に丸みを持たせているため、一部が剥がれたり劣化したりすることを防ぐ設計となっています。 さらに、日本特有の高温多湿の環境から真冬の寒さまで対応できる素材を採用しており、温度変化による伸縮も最小限に抑えられています。カラーチップのバリエーションもあるため、チームカラーや施設のデザインに合わせた施工も可能です。 屋内人工芝 屋内人工芝は40mmのロングパイルモデルを採用しています。 芝が長いことで、トレーニング時に身体へ刺さるような感覚を軽減し、より快適にアジリティやスプリントトレーニングを行うことができます。 人工芝の下には8mmのアンダーレイヤー材を施工し、人工芝エリアにも適度なクッション性を持たせています。 人工芝を床面に直接貼り付けてしまうと、床の硬さがそのまま身体に伝わり、身体への負担が大きくなってしまいます。 一方で、柔らかすぎる素材を使用するとトレーニングの安定性やパフォーマンスに影響が出てしまいます。 そのため、 ・建物の床面・アンダーレイヤー材・人工芝 それぞれをすべて糊付けして固定する施工方法を採用しています。 施工中のアンダーレイヤー 屋外人工芝 屋外の人工芝も屋内と同様にアンダーレイヤーを施工しますが、施工方法が異なります。 アンダーレイヤー材と床面は完全に接着しますが、アンダーレイヤー材と人工芝は糊付けでは固定しません。 代わりに珪砂を人工芝に散布し、その自重によって固定します。 珪砂には ・基布を保護する ・耐久性を高める ・人工芝を引き締める といった役割があります。 また屋外のため雨が降ることもありますが、充填材である珪砂は透水性を保つため、水はけも問題はありません。 施工中の珪砂...
ジム開業|パーソナルジムPUKARASU様
今回は、昨年8月に沖縄県那覇市にオープンされたパーソナルジムPUKARASU様に弊社製品を導入いただいた事例をご紹介します。 施設について 代表の下地様はこれまで、DAIVAN FITNESSとして那覇小禄、宜野湾エリアに2店舗を展開されています。 DAIVAN FITNESSでは、 ・通いやすさを重視したサービス設計 ・幅広い年齢層への対応 ・継続しやすいトレーニング環境づくり を軸に、多くの利用者に支持されています。そして今回、新たに立ち上げられたのが アスリートの競技パフォーマンス向上までサポートする専門施設「PUKARASU」です。既存店舗とは明確にコンセプトを分け、 ・高強度トレーニングへの対応 ・競技特性に応じた動作トレーニング ・段階的なコンディショニングから実践期まで見据えた環境整備 といった要素を強化されています。 “地域密着型フィットネスジム”から、“パフォーマンス向上を支える専門拠点”へ。 その構想を実現するため、今回設備選定のご相談をいただきました。 ご相談時の要望 ご相談いただいた際、以下のような明確なご要望を伺いました。 1.高強度トレーニングにも耐えられる、安定性の高いハーフラックを設置したい 2.アスリートのリハビリから競技に特化した動作にも活用できるマシンを導入したい 3.高重量トレーニングでも床を傷つけない、衝撃吸収性の高い床材を導入したい 高重量の利用にも耐えるプロ仕様のハーフラック アスリート向け施設としてまず重要となったのが、高重量トレーニングに対応できるフリーウェイト環境の構築です。 スクワットやベンチプレスなどのビッグリフトでは、ラックの安定性が安全性そのものに直結します。 そこで導入いただいたのが PBハーフラック です。 堅牢な構造により、高重量トレーニングにも対応可能で安定した使用感を維持しながら、安心・安全な指導環境を提供します。また、 ラックに備えられた懸垂バーは、壁面設置が難しい施設でもサスペンション器具の使用や懸垂動作が可能です。...
ケトルベル完全ガイド|選び方・使い方・ダンベルとの違いまとめ
ケトルベルは、アスリートやプロスポーツチームの施設だけでなく、近年は民間のジムやフィットネスクラブ、パーソナルジムでも導入が広がっている定番器具です。省スペースで全身を鍛えられる便利さから注目されていますが、いざ導入を検討するとなると、 「どの重量を揃えればいいのか?」 「ダンベルとどう違うのか?」 「具体的にどんな使い方ができるのか?」 といったお問い合わせも少なくありません。 そこで今回は、過去に公開したケトルベル関連コラムを整理し、新たにポイントをまとめ直しました。ケトルベルの特徴やメリット、重量の選び方、代表的なトレーニング方法、そしてダンベルとの違いまでを体系的にご紹介します。 これからジムを開業する方や器具導入を検討している法人の方はもちろん、トレーナーやフィットネス愛好家の皆さまにも役立つ内容になっています。 ぜひ最後までご一読ください。 1. ケトルベルとは? ケトルベルは、やかん(kettle)のような形状をしたトレーニング器具で、持ち手と重心がずれていることが最大の特徴です。ダンベルと同じ「片手で扱えるウエイト器具」ですが、重心が握った手の外側にあるため、スイングやゲットアップといった独特の動きを可能にします。ジム開業や法人施設では、省スペースで多様なトレーニングを提供できるため、ダンベルと並んで導入されることが多い器具です。 2. ケトルベルのメリットと魅力 機能的な全身トレーニング:遠心力を活かし、体幹や下肢を含め全身を効率よく鍛えられる。 動的な負荷:不安定さを利用することで、安定性とバランス力を高められる。 省スペース性:限られたトレーニングエリアでも複数の種目を実施できる。 ダンベルでは得られない「動きの多様性」がケトルベル最大の魅力です。 3. ケトルベルの重量選びのポイント 重量の選び方はトレーニング対象や施設の利用者層によって変わります。 2〜10kg(軽量):初心者や女性、リハビリ目的に適する 6〜16kg(中量):最も汎用性が高く、パーソナルジムやプロチームでも標準的 24kg以上(重量):上級者や競技アスリート向け また、ジム開業時には「同重量をペアで揃える」ことも重要です。キャリー系のエクササイズやグループトレーニングでは、片手だけでなく両手で同じ重量を扱う場面が多いためです。 詳細な解説はこちら:ケトルベル重量選びのコラム 4. ケトルベルの握り方と使い方の基本 ケトルベルは握り方次第でフォームや効果が大きく変わります。特にケトルベルスイングでは、小指と薬指を強調して握り込み、人差し指を重ねるグリップが推奨されます。この握りにより肩の安定性(ショルダーパッキング)が高まり、正しいフォームを維持しやすくなります。 詳しくはこちら:ケトルベルの握り方解説記事...
ケトルベル完全ガイド|選び方・使い方・ダンベルとの違いまとめ
アメリカのトップアスリート御用達MBSCを訪問|Michael Boyle氏のジムレイアウト
BostonにあるMichael Boyle氏が主宰するトレーニング施設 MBSC(Michael Boyle Strength & Conditioning) にお邪魔しました。 本記事では、施設の特徴、器具配置、実際のトレーニングの様子、日本のジムに応用できるポイントを詳しく紹介します。 Bostonの名門ジムMBSC(Michael Boyle Strength & Conditioning)とは? MBSC は、Bostonにある業界で知らない人はいないと言われるほど有名なトレーニング施設です。アメリカの4大スポーツをはじめ、トップアスリートやジュニアアスリートが通い、Michael Boyle氏やKevin Carrnado氏など著名なトレーニングコーチの指導を受けています。 施設はアスリート向けだけでなく、トレーニング愛好家やジュニア世代も多く通っており、常に活気に満ち溢れています。 MBSCのトレーニングエリア SIGNATURE SERIESラックと器具の効率的な配置 PERFORM BETTERの SIGNATURE SERIESラック が8台横並びで連結され、圧巻の施設環境です。鏡の前から以下の順番で器具が配置されており、グループトレーニングにも対応した効率的なレイアウトになっています。 プラットフォーム スクワットラック、ダンベルセット ファンクショナルトレーナー、ベンチ台、パワーブロック、プライオボックス...
ジム開業|Next Gen Bouldering様
今回は、オリンピックメダリストの野中生萌選手がオーナーを務める「Next Gen Bouldering」に、弊社製品を導入いただいた事例をご紹介します。 この施設は、クライミングカルチャーの進化と次世代クライマーの育成を目指し開業されました。 Next Gen Bouldering公式ブランドサイトより: 「Next Genは、クライミングカルチャーの進化を目指すジムです。私たちはただクライマーを育てるのではなく、生み出すことにこだわります。子どもたちを育成し、世界へ送り出すことはもちろん、大人も含め、あらゆるクライマーがここから生まれる場所をつくります。しかし、私たちの使命はそれだけではありません。過去と現在をつなぎ、未来へと受け継ぐことも大切にしています。伝統を大切にしながら、新たな可能性を切り拓き、クライミングカルチャーをさらに盛り上げ、発展させていきます。」 1.ご依頼の経緯 野中選手の担当トレーナー、竹口さまから紹介いただいたご縁をきっかけに、ご依頼をいただきました。 長年トレーニングをともにし、野中選手のリクエストやトレーニングポリシーを熟知している竹口さまにも意見をお伺いしながら、最適なトレーニングスペースを形にしていく方針でプロジェクトがスタートしました。 2.ご相談時の要望 (1)トップアスリートも使用できる本格的なボルダリング施設にしたい (2)床材はトレーニングジムで使用されるラバーマットを希望 これらのご要望を元に、施設に最適なトレーニング器具の選定とレイアウト設計が行われました。 3.導入器具 導入された主な器具は以下の通りです: (1)ハーフラック ハーフラックは、アスリートのストレングストレーニングにおいて非常に重要な器具で、スクワットやデッドリフトなどの高負荷トレーニングには不可欠です。パフォームベターのスクワットラックは本体の重量が十分にあるため、高重量を扱う際でも安定性を確保し、トレーニングの質を高めます。 (2)ケトルベルラック ケトルベルラックは、ケトルベルを効率よく収納できるラックで複数の重量のケトルベルを整理し、トレーニングエリアを広く使うために役立ちます。スペース効率が良いため、少ない面積でケトルベル以外にも多くの器具を収納でき、ジムの整理整頓を助けます。 (3)アクアバッグ アクアバッグは水を入れて重さを調整できるトレーニング器具です。最近はアクアボールと合わせてアスリートのみならずパーソナルトレーニングジムにも不可欠なものとなっています。水で負荷を調整するような器具は器具を使うことが目的となりエクササイズだけを真似して本来の目的が曖昧になってしまうことが多にしてあります。竹口さんのようにトレーニングの原理原則やコンセプトを持って施設をデザインするトレーナーさんは器具の良さを更に引き立てますので、導入される際はエクササイズと合わせて得られる効果なども学ばれるとより有効活用ができるかと思います。 ⑷キャスター付きマットラック キャスター付きマットラックは、トレーニングエリアを効率的に使うために最適な収納ラックです。移動が簡単で、使いたい時に素早く設置できるため、限られたスペースを有効活用できます。今回はトレーニングエリアは競技練習前のストレッチでの使用も想定されているためマットと合わせて導入いただきました。 ⑸ケトルベル、メディシンボール など ケトルベルやメディシンボールは、アスリートのトレーニング効率を最大化するためにエクササイズの幅を広げることに役立ちます。パフォームベターのトレーニングツールは形状はもちろんですが表面の加工など細かな仕様にアメリカ本社が契約するトレーナーの意見が反映されており、さまざまなエクササイズに活用しやすくなっております。これによりアスリートのトレーニング時の不要なストレスを軽減し安全で集中できるトレーニング環境を提供します。 4.まとめ...
ジム開業|Next Gen Bouldering様
ジム開業|ロゴ入り床材・ラック導入(PADDLE pilates銀座店様)
今回は、2024年10月にオープンしたPADDLE pilates銀座店様の、トレーニングエリア導入事例をご紹介します。 施設について 2022年8月に表参道でオープンしたPADDLEピラティスは、姿勢・動作・不調改善を専門とする完全予約制のパーソナルスタジオです。代表の渡邉真悟さんは、機能解剖学・自律神経・呼吸の知識を融合させた高品質なセッションに定評があり、現在では予約7~8ヶ月待ちとなるほどの高い人気を誇ります。2024年10月に新たにオープンした銀座店では、 既存のピラティス指導に加え、より多角的な動作アプローチを可能にするストレングストレーニングエリアが設置されました。弊社では、この空間における床材・トレーニング機材・収納ラックの導入をサポートさせていただきました。 ご相談時の要望 ご相談いただいた際、以下のような明確なご要望を伺いました。 ・ピラティスに加えて、 より多角的な動作アプローチが可能な空間を確保したい ・高重量のトレーニングでも床を傷つけない、衝撃吸収性の高い床材を導入したい ・高強度トレーニングにも耐えられる、安定性の高いハーフラックを設置したい それぞれの目的に対して、 機能性・耐久性・空間効率を重視したご提案を行いました。 1.衝撃吸収に優れた「床材」 トレーニングエリアの床材には、30mm厚のSPORTEC Styleを導入。優れた衝撃吸収性と耐久性により、シャフトなどの高重量トレーニングでも床を傷める心配がなく、静音性や安全性にも優れた仕様です。ピラティスエリアに影響が出ないよう、ハーフラック周辺のみに範囲を限定して施工しました。さらに、 床材にはPADDLE様のロゴをプリントした特注デザインをご採用いただき、ブランドイメージの一体感にも配慮しています。 2.高重量の利用にも耐えるプロ仕様のハーフラック トレーニング機材としては、弊社オリジナルのPBハーフラックを採用いただきました。堅牢な構造により、スクワットやデッドリフトといった高重量トレーニングにも対応可能で、安定した使用感を維持しながら、安心・安全な指導環境を提供します。また、 ラックに備えられた懸垂バーは、壁面設置が難しい施設でもサスペンション器具の使用や懸垂動作が可能です。角度をつけたプッシュアップなど、空間を活かした多彩なトレーニング展開にも活用されています。 3.さまざまなツールをまとめて収納できるハロスストレージラック 今回の導入にあたり、ハイドロベスト、アクアボール、アクアバッグ、バナナステップ、ケトルベル、メディシンボール、スタビバー、エクササイズバンド各種など多彩なトレーニングツールも合わせて導入いただきました。それらを効率よく整理・管理できるよう、多段式で収納力の高いハロスストレージラックを設置しました。使用頻度や種目別に器具を配置できることで、限られたスペースでも導線を確保しながら快適にご利用いただける環境が整いました。 ご紹介した器具や施設の開業にご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
【アメリカ本社事例】プロチーム、大学チーム等の施設
今回はアメリカ本社が手がけた実際のジム開業事例をご紹介いたします。 施設のレイアウトや設備の配置を最適化することで、トレーニング効率やスペースの最大活用の実現が可能です。ぜひご自身の理想的なジム作りに役立ててください。 1. Miami Dolphins(NFL)- プロフェッショナルチームのトレーニングルーム 面積:1486㎡ アメリカンフットボールチーム、Miami Dolphinsのトレーニングルームは広大な面積を活かし、パワーラックとハーフラックを向かい合わせにしたスクワットラックユニットが10台以上並べられています。この配置により、チーム全員がトレーニングできる空間が確保され、プラットフォームやケーブルマシン、ダンベル、ケトルベルなども完備されています。スペースに余裕があれば、スクワットラックとプラットフォームを分けて設置することで、同時にトレーニングできる人数が増え、効率的なトレーニングが可能になります。 2. Lakeshore Learning - プライベートジム 面積:408㎡ カリフォルニアにあるLakeshore Learningは、長い直線の人工芝エリアとウェイトトレーニングエリア、さらにサスペンショントレーニング器具を設置できる専用のラックエリアに分かれたデザインが特徴です。施設の面積が広いため日本にそのまま参考になるわけではありませんが、このレイアウトを縮小すれば、パーソナルジムやフリー利用エリアとして非常に機能的なジムが作れるでしょう。有酸素マシンの導入が一般的な日本市場においても、フリーエリアとパーソナルエリアをうまく組み合わせることで、利用者のニーズに対応したジムが実現できます。 3. University of Rhode Island - 大学のトレーニングルーム 面積:510㎡ PERFORM BETTER本社があるロードアイランド大学のトレーニングルームでは、スクワットラックが壁沿いと人工芝エリアに並べられ、それぞれ背中合わせになっています。ラックにはプラットフォームが設置され、ファンクショナルトレーナーも人工芝エリアに向けて配置されています。日本のジムでは、スクワットラックやファンクショナルトレーナーを壁沿いに設置するレイアウトが多いですが、正方形に近いジムではこのレイアウトが非常に有効です。フリースペースを充実させることで、利用者の動きやすさを確保でき、より効果的なトレーニング空間を提供できます。 4. Holliston High...
ジム改装|床材の一部入れ替え (川合智さん / PM Performance)
今回は、パフォームベタージャパンサミットにも毎年ご登壇いただいている川合智さんが運営するパーソナルトレーニンジム「PM Performance」の床材の一部リニューアルを担当いたしましたのでご紹介します。 ご要望 ・既存の人工芝が痛んできたので別の材質に変更したい ・トレーニングがしっかりとできることに加えて、お手入れしやすい材質が好ましい 上記を踏まえ、パネル式やロール式、厚みの違いやカラーなど複数のパターンを提案いたしました。 導入いただいた床材|ラバーマット 厚みがあり、衝撃吸収と防音性に優れた「30mmタイル」ラバーマットのグレーを導入いただきました。また、汚れも目立たずに掃除などのお手入れも簡単なため、今回のご要望に最適な材質です。 ご自身のご希望に合う床材が気になる方は、ぜひこちらのコラムもご覧ください。ラバーマットの種類と選び方 Before 施設オープン時から使用していた人工芝は一部が剥がれ、隙間ができている状態でした。PM Performanceのように利用者が多い施設では、人工芝の劣化が早く、お手入れに手間がかかるケースもございます。 After 既存の人工芝の一部は残して、トレーニングエリアのみにラバーマットを施工しました。床材のグレーと壁のライトグレーがマッチし、より一層ジムの雰囲気を高める仕上がりとなりました。 また、人工芝とラバーマットの高さに約25mm程度の違いが出たため、境目にはスロープ材を設置し、安全性にも配慮しています。 今回のように、既存の床材の一部入れ替えも承っておりますのでお気軽にご相談ください。 株式会社パフォームベタージャパン
【新製品】SIGNATURE SERIESのご紹介
いつもパフォームベタージャパンのコラムをご覧いただきありがとうございます。 今回はPERFORM BETTERブランドの新製品SIGNATURE SERIESをご紹介いたします。今回の新規取扱に伴い、事前の仕様チェックとしてファウンダーの北島康介とアメリカ本社にも出張に行ってきました。 SIGNATURE SERIESは昨今のトレーニング器具では主流になってきているスクワットラック同士を連結させたり、収納ラックや懸垂バーをラックの間に入れてスペースの効率化やジム内の移動を最小限に抑えるなど利便性に優れたシリーズです。 1.SIGNATURE SERIESの主な特徴 SIGNATURE SERIESは、スクワットラック同士の連結や、収納ラックと懸垂バーを効率的に配置することでジム内のスペースを有効に活用することができます。さらに、ECTスリーブやラットプルダウン、ジャマーアームズなどトレーニングツールをアタッチメントとして取り付けることでラックの利便性が向上します。 このシリーズはアスリート向けに開発されましたが、一般のフィットネス愛好者向けのジムでもスペースの効率化に非常に役立ちます。 ⑴ラックの組み合わせが選べる ラック同士の連結 SIGNATURE SERIESはハーフラック、ダブルハーフラック、パワーラックの3種類のラックをご用意しています。それぞれのラックを好みのレイアウトで組み合わせることで理想のトレーニングルームを作ることができます。 パワーラックやハーフラックを横並びや向かい合わせに連結することで、ジム内のスペースを最大限に活用できます。 縦長のジムではスクワットラックを壁沿いに効率的に配置することができ、広いジム空間を確保できます。 また、向かい合わせに配置すれば同時に多くの人がトレーニングを行えるため、チームスポーツでのトレーニングにも最適です。 横並びの連結 ハーフラックを横並びに配置することで奥行きも最小限に抑えられ、フリースペースや他の器具の配置に余裕が生まれます。収納ラックも連結すれば重量のある器具を効率的にまとめ、トレーニングバリエーションも広がります。 向かい合わせの連結 スクワットラックを向かい合わせで連結すると、限られたスペースでも同時にトレーニングできる人数が多く確保できます。また、片側をパワーラックにするとラック内外のセーフティバーを活用して、同時にトレーニングできる人数が更に増えます。チームスポーツで多くのアスリートが同時にトレーニングを行う場合に最適です。 スクワットラックを壁沿いではなく一角にまとめたい場合はパワーラックを向かい合わせにすることで四角形に近い形でレイアウト可能です。 ⑵収納ラックとの連結 スクワットラックの間に収納ラックを連結することで、メディシンボールやケトルベル、ダンベルなどの重量器具を効率よくまとめることができます。最大5列の収納トレイを設置可能で、十分な収納スペースを確保できます。 ⑶ラットプルダウン、ロープルを設置 スクワットラック以外にもパワーラックやハーフラックにラットプルダウンやロープルを反対側の柱に設置できます。これにより、個別に器具を設置するよりもラックのスペースを有効活用できます。壁際のデッドスペースも使えるため、ジム全体の効率化が図れます。 2.トレーニングツールで効率的なトレーニングとスペース活用 ⑴ランドマインアタッチメント(ECTスリーブ) ラックのベース部分に取り付けることでランドマインエクササイズをラック付近で行えるようになります。従来のECTスリーブではバンパープレートを錘として固定する必要がありましたが、ラックに固定することでトレーニング時のセッティングの手間も大幅に軽減されます。...
【新製品】SIGNATURE SERIESのご紹介
ジム開業|病院内トレーニングエリア新設 (福山かた・ひざ・こしのクリニック様)
日頃よりパフォームベタージャパンをご愛顧いただきましてありがとうございます。 今回は、クリニックの増築に伴い、トレーニングエリアを新設した 福山かた・ひざ・こしのクリニック 様 の事例をご紹介します。 施設について 福山かた・ひざ・こしのクリニック様は、受傷から競技復帰までのリハビリを中心に、将来的には競技復帰後のパフォーマンスアップまでサポートできる体制を視野に入れた、メディカルフィットネスへの展開を目指すクリニックです。対象は、高校生から50代までの学生アスリートやスポーツ愛好者が中心で、回復期からパフォーマンス強化期まで一貫した支援を提供されています。 ご相談時の要望 ご相談いただいた主な内容は以下3つです。 1.リハビリ患者の関節への負担を軽減するため、衝撃吸収に優れたラバーマットを選定したい 2.サスペンションを用いたグループレッスンを実施するための設備を整えたい 3.高負荷を扱えない患者でも安全に使用できるマシンを導入したい 1.衝撃吸収に優れた「床材」 施設内の床材には、ドイツ製のSPORTECラバーマットを施工。 衝撃吸収や吸音効果をはじめ、高重量のダンベルやバーベル、マシンからの耐摩擦性にも優れた高品質のマットです。リハビリやパフォーマンス向上を目的とした患者にとって関節の負担を軽減できる床材は非常に重要な要素です。また、選定にあたっては、患者の身体への負担を軽減することはもちろん、長時間指導するトレーナーの身体的負担軽減も配慮しています。 2.サスペンションを用いたグループレッスンに必要な「雲梯」 サスペンションを用いたグループレッスンの実施を想定し、天井に雲梯を設置しました。 こちらは、弊社からご案内させていただいたnexport横浜中華街店様の施設見学を通じて、導入いただいたものです。雲梯は1からのオーダーメイド商品のため、サイズはもちろんバーの間隔や高さなどの細部にもこだわった設計となっています。また、今回の仕様はシンプルなですが、以下のように目的に応じたカスタマイズも可能です。 側面にもバーを追加して左右の動きに対応させる 回転機能を加える 3.高負荷を扱えない患者でも安全に使用できる「ファンクショナルトレーナー」 空気圧により常に一定の負荷を作り出すことで、動作速度に関わらず安定した負荷をかけることができるマシンです。身体への負担軽減にもつながるため、リハビリでの使用を想定し導入いただきました。また、プレートの重りでは実現できないグラム単位での細かい負荷の調整が可能なため、アスリートはもちろん子供から高齢者に至るまで幅広い世代の方に安全にご使用いただけます。 ご紹介した器具や施設の開業にご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。 株式会社パフォームベタージャパン
ジム開業|野球×トレーニング BEYOND BASE (大阪府 北加賀屋)
今回は、大阪に新たにオープンしたトレーニング施設「BEYOND BASE」さまの開業事例をご紹介いたします。 1.ご相談時の要望 オーナーの木村さんはMLBやプロ野球をはじめ、学生、社会人などのアマチュアのトップ選手のトレーニングや野球の技術指導をされています。2023年からは現場指導以外に、オンラインサロンを中心とした野球の技術やトレーニングに関わる発信を行い、多くの野球選手へ有益な情報を提供しています。これまでフリーのトレーナーとして活動していた木村さんが、新たに自身の施設を持つにあたり重要視したポイントは以下の2つです。 野球の技術練習ができる人工芝エリア アスリートに対応する充実のウェイトトレーニングエリア 2.野球の技術練習ができる人工芝エリア この施設の最大の特徴は「野球の技術練習を十分に行える」ことです。人工芝のエリアには防球用ネットが設置されており、屋外グラウンドと同じ感覚で、力を加減せずに打撃や投球を行うことができます。人工芝の選定にあたっては、身体への負担を軽減するクッション性と野球の技術練習に適した耐久性を重視し、ご提案いたしました。さらに、技術練習に伴う摩耗のストレスを考慮し、長く快適に使用できる仕様となっています。また、仮設のブルペンやバッティングゲージなども導入され、非常に充実した練習環境が整っています。 3.身体作りができるウェイトトレーニングエリア 野球の技術練習エリアと並列して設置されているのが、ウェイトトレーニングエリアです。木村さんが担当するクライアントには、トップレベルの野球選手や、各年代でトップを目指す選手が多くいます。そのため、技術練習と並行して高品質なトレーニングを実施できる環境が求められ、充実した器具と床材の導入が不可欠でした。 導入器具 (1)Signature Series (連結可能なパワーラック・ハーフラック) BEYOND BASEさんに導入いただいた中でメインとなる器具は、PERFORM BETTERブランドの新製品「Signature Series 」のラックです。このシリーズは、パワーラックやハーフラック同士の連結と、豊富なタッチメントを選択して施設の用途に応じたカスタマイズが可能であることが特徴です。BEYOND BASEさんには、パワーラックとハーフラックの間に収納ラックを組み込んで連結し、さらにジャマーアーム、ラットプルダウン、ECTスリーブ、ロープアンカーを導入いただきました。この設備により、激しいトレーニングだけでなく、多種目のウェイトトレーニングが可能となり、幅広いアスリートに対応できる環境が整いました。 (2)セーフティスクワットバー アスリートや特に野球選手のトレーニングにおいて必要不可欠な器具がセーフティスクワットバーです。このバーには専用のハンドルが付いており、クライアントが顔の前でバーを支えられ、さらにパッドが付属していることで肩や首への負担を軽減しながら高重量のトレーニングを安全に実施できます。オーバーヘッドスポーツの選手や、肩、首に不安のあるアスリートがスクワットをする際には特にオススメです。BEYOND BASEさんには、ピッチャーのクライアントも多いため、施設の構想段階から導入を決めていました。 (3)プライオボックス アスリートのパフォーマンス向上に必要不可欠な器具として、プライオボックスも導入いただきました。プライオメトリクスのトレーニングで、ボックスに飛び乗る、またはボックスから降りるなど様々な用途でご活用いただけます。PERFORM BETTERのプライオボックスは、適度な重量による安定性と柔らかさが特徴です。商品開発段階はもちろん、販売後も現場で活躍するトレーナーの意見を取り入れながら改良を続けており、実際の使用感に優れた仕様となっています。これにより、トレーニング中の転倒リスクを軽減し、意図せずボックスに接触した場合でも、すねや膝を痛めにくいため、安心してトレーニングいただけます。 (4)ラバーマット すべてのトレーニングの安全性と効果を高めるために欠かせないのが、適切な床材の導入です。今回は、アスリートのトレーニングに適した適度なグリップ力とクッション性、耐久性を兼ね備えた8mm厚の「SPORTEC color 15」を導入いただきました。高重量のダンベルやメディシンボールの打ち付け、クライアントの激しい動きまでを想定した、安全面に配慮されたラバーマットです。このほかにも、ケトルベルやメディシンボール、アクアバッグ、オプティバーなどさまざまなツールも導入いただいています。...
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