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【大好評】足から変える運動連鎖(阿部 勝彦先生)|ウェビナーレポート

セミナー
【大好評】足から変える運動連鎖(阿部 勝彦先生)|ウェビナーレポート

今回は、先日開催した阿部 勝彦先生による無料ウェビナー「足から変える運動連鎖 ー 足部機能の再構築によるパフォーマンス向上戦略 ー」の内容の一部をご紹介します。

本テーマは2月6日にも実施されており多くの反響をいただき、今回も見逃した方や再受講のニーズを受けて開催となりました。 
基本構造や理論の整理については、以下のコラム記事にてご紹介しています。
https://www.performbetter.jp/blogs/column/20260220

ご参加いただけなかった方や、復習したい方は是非あわせてご覧ください。

■テーマ:「足」から変える運動連鎖 ー 足部機能の再構築によるパフォーマンス向上戦略 ー

■開催日:2026年3月19日

■講師:阿部 勝彦 (Stride ReMOV チーフ テクニカル オフィサー)

本ウェビナーのポイント

・足部昨日は「横アーチ」を含めた構造理解が重要

・内在筋、感覚入力を含めたフットコアという考え方

・エクササイズだけでなく環境設定(シューズ)も重要な要素

足から変わる運動連鎖という視点

トレーニング指導において、体幹や股関節へのアプローチは一般的ですが、一方で「足部」への介入は見落とされがちな領域でもあります。
しかし実際の現場では、筋力や体幹機能が向上しているにも関わらず、ケガを繰り返すケースが見られます。
その一因として挙げられるのが、足部の機能低下です。

足部の状態は、
偏平足 → 下腿内旋 → 膝外反 → 骨盤前傾
ハイアーチ → 下腿外旋 → 膝内反 → 骨盤後傾 
といったように、全身へ影響を及ぼします。
つまり、足部は単なる末端ではなく、全身の動きを左右する“起点”となる存在です。

なぜ「横アーチ」が重要なのか

足部には3つのアーチ(内側縦・外側縦・横)が存在しますが、特に強調されていたのが「横アーチ」の役割です。
横アーチは足の“広がり”を生み、縦アーチの剛性にも影響を与えます。
横アーチの機能が低下すると、縦方向の剛性も十分に発揮されにくくなります。
「縦アーチを高めるために横アーチが必要」 この視点は、足部へのアプローチを見直すきっかけとなります。

Foot Core Systemの考え方

足部の機能は、以下の3つの要素で構成されます。

・受動的要素(骨・靭帯・筋膜)
・能動的要素(内在筋・外在筋)
・神経的要素(感覚入力)

これは体幹のコア機能と同様に、足にも“コア”が存在するという考え方です。
特に内在筋の機能は見落とされやすい要素ですが、その働きが全身の出力や安定性にも影響を与えます。

現場でのアプローチの考え方

STRIDE ReMOVで提唱している段階的な再教育プロセス、Foot Strength Systemでは、

・感覚入力
・アライメント
・筋機能
・パワー発揮

といった要素を段階的に整理しながら、状態に応じて組み合わせていくことが重要とされています。

また実際の現場では、ウォームアップやセット間に取り入れるなど、既存のトレーニングの中に組み込む工夫も紹介されました。

「シューズ」という環境設定

もう一つの重要な視点が「環境設定」です。
特にシューズは、日常的に足部へ影響を与える要素であり、機能を補助しすぎることで、本来の足の働きを制限してしまう可能性もあります。
そのため、

・競技中はパフォーマンスを優先
・それ以外の時間で足の機能を引き出す

といった使い分けの重要性が示されました。

Q&A

Q1: 縦アーチと横アーチはどちらが問題になりやすいですか?

A:
横アーチの重要性が近年強調されています。
横アーチの広がりがないと、縦アーチの剛性も十分に発揮されません。
そのため、まずは横アーチの機能を高めることが重要と考えられます。

Q2: トップレベルのアスリートでも足部の問題はありますか?

A:
実際にあります。
トップレベルであっても、代償動作によってパフォーマンスを維持しているケースは多く見られます。

Q3: 競技によってシューズの影響や対応は変わりますか?

A:
競技中は専用シューズが必要になりますが、それ以外の時間でどのような環境を作るかが重要です。
足本来の機能を引き出す環境づくりが求められます。

Q4: ショートフットで小指側が浮くのは問題ですか?

A:
足部のアライメントが崩れている可能性があります。
特に横アーチが形成されていない状態では、適切に力を発揮できないケースがあります。

まとめ

足部はこれまで見過ごされがちだった領域ですが、パフォーマンスや傷害予防に大きく関わる重要な要素です。
また、エクササイズだけでなく「感覚入力」「アライメント」「環境設定」といった多角的な視点でのアプローチが求められます。

本レポートでは一部の内容をご紹介しましたが、より詳細な評価や実践方法については、今後のセミナーやウェビナーでもご紹介予定です。

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