TOP > COLUMN > サミットレポート|PBアメリカ

サミットレポート|PBアメリカ

セミナー 活動報告
サミットレポート|PBアメリカ

今回は、アメリカ本社が開催しているPERFORM BETTER SUMMITについて、8/23〜25でロードアイランドで開催されたSUMMITのレポートも交えてご紹介いたします。

PERFORM BETTER SUMMITとは

PERFORM BETTER SUMMITは20年以上前から毎年アメリカ各地で開催している3日間のセミナーで、各会場で30名近い講師が登壇し約1,000人の受講者が参加します。
登壇する講師はアスレティックトレーナー、S&Cコーチ、理学療法士、フィットネスインストラクター、栄養士、元アスリートなど資格、職種ともに多岐に渡ります。
受講者は講師同様の資格、職種に加えて、中学、高校の先生やフィットネス愛好家など日本のセミナーではあまり見かけない業種の人たちも多く参加しています。
各SUMMITの会場ではLecture roomとHands-onのそれぞれ2部屋が用意されており、合計で4つのセミナーが1コマあたり75分で同時に進行していきます。
受講者は自分の好みのセミナーを毎時間ごとに選択しますが、セミナールームの出入りは自由なため、お目当ての講師、初めて受講するテーマ、または自分の専門外のテーマのセミナールームに入ったりと多種多様な受講方法でサミットを楽しんでいます。

PERFORM BETTER SUMMIT2024

今年はオーランド、シカゴ、ロサンゼルス、プロビデンスの4ヶ所でSUMMITが開催され、合計約3,000人以上の受講者が最先端の知識・技術を求めて参加しました。プロビデンスはPERFORM BETTER SUMMIT本社がある東海岸のロードアイランド州のため、4会場では最も参加者が多く、SUMMITではお馴染みのMichael Boyle , Lee Burton , Gray Cookなど西海岸のロサンゼルスや他の会場にはあまり登壇しない人気講師のセミナーもあり特に大盛況です。
昨年まではコロナウイルスの影響を引きずっており、比較的に受講者の数や会場の活気も低調だったようですが、今年は受講者の総数、州をこえて参加する受講者数ともに以前の人数が戻ってきていました。

SUMMITの特徴

1.Hands-on(実技)

1番の特徴はPERFORM BETTER製品を活用した実技セミナーです。
会場内にはミニバンド、スーパーバンド、ケトルベル、メディシンボールなどの定番商品はもちろん、SUMMITが開催される時期の新商品も準備されていて、講師が運動指導で実際に実践している活用法をご紹介します。
今回も例えば「肩へのアプローチ」など身体の部位をテーマにした実技では受講者がペアになりトレーナーとクライアント役で分かれて、複数種類の器具を使いさまざまなエクササイズをより実践的に学んでいきます。

他にも器具名がテーマに入っている場合もあり「Kettlebell Evolution 」というセミナーでは、受講者が5〜6グループに分かれてケトルベルを使用するサーキットトレーニング形式でセミナーが進んでいきます。
あくまでもセミナーですが、講師はもちろん、受講者も本格的なトレーニングセッションのように取り組んでいます。多い時は数百人単位でトレーニングが行われるため、セミナールーム内が物凄い活気と熱量になります。

今回の実技セミナーで1番印象に残ったテーマは3日目の午後に開催された「Regeneration: Promoting and Programming Recovery for Performance」です。
フォームローラーやマッサージボール、マッサージスティックなど複数種類のセルフケア器具を活用して受講者が75分間ずっと講師の紹介する器具のセルフケアを試していました。
セミナー中に受講者全員が横になっている時間が長いため、不思議な光景でしたがセミナー後に器具を購入して休憩時間や別の実技セミナーで講師の説明を聞きながら早速実践している人も多く有意義なセミナーになっていたようです。

2.Lecture(講義)

先に述べた通り1番の特徴は実技ですが、ただ器具の使い方を紹介するわけではありません。前後で行われる講義では「なぜそのエクササイズが必要なのか?」「どのケースでこの器具を使うべきなのか?」など根拠となる背景が講義で紹介されます。

PERFORM BETTERの器具は使い方が無限にあるものや、一見すると使い方が分からないものがあります。
それゆえにただ使い方だけを紹介すると正しい知識や技術が拡がらないため、実技の根拠を説明する講義が必要となります。

受講者からも「このケースではどうするのか?」「このケースだと〇〇がいいと思うが、見解を教えてほしい」など質問が頻繁に出るため、根拠に対しての活発な質疑応答が行われます。

3.学びたい理論や講師を決める

ここまでご紹介してきた通り、各講師が自分の理論や技術を講義と実技を交えてそれぞれ75分づつでセミナーを実施しますが、限られた時間なので講師の伝えたいこと、受講者の学びたいことのすべてが伝わるわけではありません。
SUMMITの受講者は3日間で細かくすべての情報を収集するわけではなく、最先端の理論、技術、知識のイントロダクションをインプットしてその後に誰から何を学ぶかを検討するための情報を収集しています。
SUMMITに登壇する講師のほとんどが自身のセミナーやアカデミー、資格発行をおこなっているため、受講者は自分が次に必要な理論、技術、知識をみつけて後日それぞれ講師が開催するセミナーに参加し自己の研鑽に活かしています。

2016年には日本からロードアイランドのSUMMITへ参加するツアーを企画しましたが、また機会があれば渡航者を募って本社のSUMMITに皆さんとご一緒できればと思います。

日本で開催するPERFOR MBETTER JAPANサミットは10/18~20の三日間です。PERFOR MBETTER JAPANサミット 2024はこちらからお申し込みください。https://pro.form-mailer.jp/lp/fd7c18b5311821

初めての方でもお気軽にご参加いただけるよう、サミットの楽しみ方もコラムでご紹介していますのでぜひチェックしてみてください。
サミットの楽しみ方はこちら

株式会社パフォベタージャパン

ジム開業・改装などを
​検討中の方へ

施設見学・一括お見積もりを承っております

導入器具に関するご相談はもちろん、物件選びや施設レイアウト、床材の選び方などの初期段階からご相談いただけます。時期未定、構想段階でも構いませんので、お気軽にご相談ください。

詳しく見る

無料のお役立ち資料を配布しております

物件選びや床材の選び方、施設レイアウト、器具の選定などで押さえておきたいポイントをまとめた全30ページの資料です。ジムの開業や、トレーニングルームのリニューアルを検討している方にもお役立ていただけます。

PDFをダウンロードする