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Active-Aid Program コラボウェビナー(7/22)開催レポート

セミナー トレーニング 活動報告
Active-Aid Program コラボウェビナー(7/22)開催レポート

今回は、Active-Aid Programとのコラボウェビナーの内容を一部ご紹介いたします。

■開催日:2023年7月22日
■テーマ:「スムーズなプログレッション ~ リハビリからトレーニングまでを運動器&感覚器の観点で繋げる ~ 」
■講 師:根城祐介

1. リハビリとトレーニングにおいて重要視するべきことは?

「リハビリ」と「トレーニング」とで違いはあるものの、原理原則に立ち返ると「明確なゴールセッティングを行い、的確な運動指導・施術により最短で元の状態よりも良い状態へ導く」という最も重要な点はどちらにも共通しています。

目的を達成するために重要視すべき3つの点

(1)時間:疼痛抑制、RTP(Return To Play)
日常生活や競技に素早く戻すことを指しており、短時間で効率良くアプローチを行い、元の状態よりも良い状態に戻せると高い満足度を得ることができます。

(2)能力:筋力、パワー、持久力、スキル
怪我をした際に低下してしまう筋力や持久力を怪我をする前の状態に導く必要があります。

(3)耐性:組織の耐性
組織の耐性が追いついていないと再発の恐れがあります。
リハビリ・トレーニングの目的として組織の耐性まで考慮した上でアプローチを行う必要があります。

2. ゴールを素早く達成するために必要な能力とは?

怪我をして競技復帰するまでの間には「リハビリ」、「コンディショニング」、「トレーニング」といったステップアップ式にアプローチを組んでいくことかと思います。
ここではリハビリ段階で必要なことについてご紹介いたします。

リハビリ段階で必要なこと

(1)モビリティー:胸郭、股関節、足関節

(2)スタビリティー:セントレーション

(3)感覚器:関節位置覚(体性感覚)、視覚、前庭覚

また、「モビリティー」「スタビリティー」双方のプラスαの要素として考えていただきたいのが「Closed Kinetic Chain」「Open Kinetic Chain」の2つです。

Closed Kinetic Chain

地面に足がついた状態で遂行するエクササイズ

ポイント1:床反力を伝達する
床反力を伝達する場合は日常生活やスポーツに適用しやすく、競技に近い形でトレーニングやエクササイズを実施できる

ポイント2:連動性を考慮できる
能力の向上・運動制御学習ができるようになる

Open Kinetic Chain

地面に足がついていない状態で遂行するエクササイズ

ポイント1:脊柱重力圧を軽減することができる
伸展緊張が強い人におすすめ(脊柱圧を抑えられた方がしっかりエクササイズを遂行できるため)

ポイント2:支持基底面が広い
背中が地面に接地することで体性感覚を得やすく脳へのフィードバックが多いという利点がある

今回のメルマガでは「Closed Kinetic Chain」「Open Kinetic Chain」について一部のみのご紹介となりましたが、ウェビナーでは「セントレーション(スタビリティー)」や「体性感覚、視覚(感覚器)」についても解説いただきました。

今回のウェビナーは10月8日(日)、9日(月)に開催するパフォームベタージャパンサミット2023のイントロ編となります。
本メルマガの内容をより詳しく学びたい方は、以下のリンクからお申し込みの上、ぜひ根城さんの講義・実技をご受講いただけますと幸いです。
https://www.performbetter.jp/products/s0065

もっと詳しく知りたい方へ

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