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なぜケトルベルを活用するのか?|Don Saladino氏寄稿

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なぜケトルベルを活用するのか?|Don Saladino氏寄稿

日々新たなトレーニング理論が増えていく中で、インプットした内容を日常のクライアント指導にどう活かせばよいのか悩んでいるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本コラムでは、最新のトレーニング理論やそれを現場に活用するために必要な器具をご紹介します。ぜひ、日常の指導にお役立ていただけますと幸いです。

今回は The Elite Trainer’s Perspective Don SaladinoがPERFORM BETTER本社のブランドサイトに寄稿した「Why The Kettlebell?(なぜケトルベルなのか?)」をご紹介します。
既に多くの施設やチーム、個人に導入いただいているケトルベルの利便性や活用についての考え方を紹介しておりますのでぜひ最後までご一読ください。

なぜケトルベルなのか?

トレーナーの視点から見た“最強のトレーニングツール”
(原題:Why the Kettlebell? — Don Saladino & Christopher Holder)

フィットネスの世界には、さまざまな器具やツールがあります。
マシン、ダンベル、バーベル、あるいは最新のトレーニングガジェットまで選択肢は数え切れません。
その中で、なぜケトルベルはトップトレーナーたちに選ばれ続けているのでしょうか?

トップトレーナーがケトルベルを選ぶ理由

ニューヨークを拠点に活躍する著名パーソナルトレーナー、ドン・サラディーノはこう語ります。

「私のクライアントには、映画撮影を控えた俳優も多くいます。
怪我をせずに高いパフォーマンスを発揮し、なおかつ“見た目”も周囲から求められるレベルに仕上げなければならない。
そんなハリウッド俳優の身体づくりにも、ケトルベルは最適なんです。」

彼がケトルベルを「最も動的で、有効性の高いトレーニングツール」と評価する理由は、大きく分けて次の3つです。

1. 1つのツールで5つのトレーニング要素をカバー

ケトルベルトレーニングは、

・筋力
・筋持久力
・心肺持久力
・モビリティ
・体組成

といった、身体を構成する主要な5つの資質を同時に刺激します。

たとえば、

・スイング:心肺機能とハムストリング
・クリーン:爆発的パワー
・プレス:肩と体幹の安定性

このように、1つの器具で全身を効率よく鍛えることが可能です。
目的別に器具や種目を細かく分ける現代のプログラミングにおいても、ケトルベルは多くのニーズを1つで満たせる存在と言えるでしょう。

2. 日常動作・スポーツ動作への「高い転移性」

ケトルベルで行う動きは、曲げる/走る/跳ぶ/投げる/持ち上げるといった、人間の基本動作そのものに近いものばかりです。
日常生活でもスポーツでも、身体は常にこうした複合動作を連続的に使っています。
ケトルベルは、その動きの質を高めることに非常に適したツールなのです。

3. シンプルだからこそ「誰にでも効く」

ケトルベルの代表的な6大基本動作は、スイング/スナッチ/クリーン/ミリタリープレス/スクワット/ゲットアップこれらを理解できれば、あとは組み合わせるだけで、十分に完成度の高い全身トレーニングが成立します。

サラディーノは、こう表現しています。

「シンプルだけど、簡単ではない。だからこそ継続性があり、効果が高い。」

コーチの視点:パフォーマンス向上と怪我予防

アスリートのパフォーマンス向上に注力するクリストファー・ホルダー博士は、ケトルベルを「競技パフォーマンスの向上と、身体の耐久性を同時に高められるツール」と評価しています。

ポイントは次の3つです。

① 連動性と神経系の適応

ケトルベルは、揺れる重量をコントロールする必要があります。
その過程で神経系に高い刺激が入り、身体各部位の連動性が向上します。
結果として、競技中に発揮される力の「質」そのものが高まります。

② 接地感と「Rooting」の強化

Rootingとは、地面に対してどれだけ効率よく力を伝えられるかという能力です。
ホルダー博士は、これが走る・跳ぶ・切り返すといったスポーツ動作の安定性に直結すると述べています。

③ 運動連鎖と持久力の両立

ケトルベルは、瞬発力や筋力だけでなく、心肺機能の持久性まで同時に刺激します。
複数の筋肉群を連動させ、高い心拍数を維持しながら動くことで、パワーと持久力を同時に鍛えられる点も大きな特徴です。

ケトルベルがトレーニングにもたらす「本質的な価値」

このようにケトルベルは、単なる筋力トレーニング器具ではありません。

・全身連動性の高いトレーニング

・生活動作・競技動作への高い転移性

・器具1つで多様な身体特性を同時に高める効率性

こうしたトレーニングの本質的価値を備えたツールです。
日本においても、パーソナルトレーニング、アスリート育成、機能改善、そして健康寿命の延伸といった現場で、ケトルベルトレーニングは確かな価値を発揮しています。

https://www.performbetter.jp/collections/kettle-bell

今回のコラムは以上です。
PERFORM BETTER本社では多くの契約トレーナーがいますが、彼らの発信するトレーニングやリハビリ、リカバリーなどの情報がアメリカや世界のスポーツ、フィットネス、医療の現場に活かされています。
次回以降も契約トレーナーからの有益な情報をご紹介させていただきます。

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