BostonにあるMichael Boyle氏が主宰するトレーニング施設 MBSC(Michael Boyle Strength & Conditioning) にお邪魔しました。
本記事では、施設の特徴、器具配置、実際のトレーニングの様子、日本のジムに応用できるポイントを詳しく紹介します。
Bostonの名門ジムMBSC(Michael Boyle Strength & Conditioning)とは?
MBSC は、Bostonにある業界で知らない人はいないと言われるほど有名なトレーニング施設です。
アメリカの4大スポーツをはじめ、トップアスリートやジュニアアスリートが通い、Michael Boyle氏やKevin Carrnado氏など著名なトレーニングコーチの指導を受けています。
施設はアスリート向けだけでなく、トレーニング愛好家やジュニア世代も多く通っており、常に活気に満ち溢れています。
MBSCのトレーニングエリア
SIGNATURE SERIESラックと器具の効率的な配置
PERFORM BETTERの SIGNATURE SERIESラック が8台横並びで連結され、圧巻の施設環境です。
鏡の前から以下の順番で器具が配置されており、グループトレーニングにも対応した効率的なレイアウトになっています。
さらにプライオボックスの前には直線の人工芝が設置され、あらゆる分野のトレーニングに対応しています。
有酸素エリアと人工芝フィールド
トレーニングエリアとは別に、有酸素マシン(バイク、トレッドミル、クロストレーナー)が充実しており、ハーフラックも3台設置されています。
施設の反対側には人工芝のフィールドがあり、スピードやアジリティ、メディシンボールウォールを使ったトレーニングなど多彩な動きの練習が可能です。
年齢や競技レベルを問わず、ジュニアから高齢者まで運動が行える環境が整っており、アスリートが集中してトレーニングできる雰囲気の一方で、リハビリ目的で歩行訓練をする高齢者も見られました。
施設の印象と学び
グループトレーニングへの対応
器具が列に配置されていることで、アスリートへのパーソナルトレーニングだけでなく一般のフィットネス愛好者やジュニアアスリートも効率よくトレーニングが可能です。
ジュニアアスリートの育成
ジュニア世代がトレーニングコーチの指導のもと、適切な重量を扱ったウェイトトレーニングや、クリーン、スナッチを正しく実践している姿は若い世代から正しいフォームを学ぶ重要性を再認識させられました。
実践者としての文化
訪問時にはインターンスタッフが多く、仕事の合間にハードなトレーニングをしていました。トレーニングコーチも空いた時間に実践する姿は施設の文化、実践者としての意識の高さが非常に印象的でした。
日本のジムへの応用ポイント・提案
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MBSCのレイアウトをそのまま縮小しても、日本のジムに十分参考になる
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鏡の前から器具を列に配置することで、グループトレーニングやスペース効率を高められる
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プライオボックス前に人工芝を置くことで、多様な動作やプライオメトリクス、アジリティトレーニングが可能
詳しいレイアウト写真や導入器具の情報にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。