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ウェビナーレポート|近藤拓人さん(PBJサミット事前ウェビナー)

セミナー 活動報告
ウェビナーレポート|近藤拓人さん(PBJサミット事前ウェビナー)

日頃よりパフォームベタージャパンをご愛顧いただきましてありがとうございます。
今回は、パフォームベタージャパンサミット2024の事前ウェビナーの内容の一部をご紹介いたします。

■開催日:2024年8月8日
■講師:近藤 拓人 (AZCARE ACADEMY / NEXPORT)
■テーマ:LMS for Athletic Rehabilitation - LMSをアスリートのリハビリに活用する方法-

LMSとは

さまざまな障害物を用意して超えたり利用したりして、A地点からB地点まで移動するトレーニングです。
パルクールに馴染みがある方はイメージがつきやすいかと思います。

Locomotor:移動器
Movement:動作
Skill:スキル

目標指向型運動を通じて認知機能・身体機能・自己効力感を再獲得するプログラムです。

立つ、起きる、回る、組む、渡るのようなさまざまな動作を活用して移動をしますが、この移動機能を鍛えることで前述の移動器・動作・スキルも鍛えることができます。
一般の方の身体作りやアスリートのパフォーマンス向上にも効果的に活用できますが、特に子供の発育時に良いアプローチ方法になりますのでおすすめです。

目標指向型運動

プログラムの流れ

苦手な動き、動かしづらい関節、弱い筋肉を鍛えることからスタートします。 ピラティスエクササイズは狙った機能を鍛えやすくプログラムの初期で活用することが多いです。

次に強度の高いエクササイズをして筋機能を向上させるステータスに移行します。
これにより筋力がついたり、パワーが向上します。 これで終わらせてしまうケースが多いのですがこれでは不十分です。
認識→計画→実行→フィードバック→調整の流れが必要になる運動を取り入れることが重要です。

スキーヤーの例で説明すると、彼らは「身体をコントロールできる筋力が強い」だけでは上手く滑ることができません。
環境を理解して何をすべきかを判断する。また判断が間違えていたときには瞬時に修正をしなければなりません。
この能力をしっかり鍛えてフィールドに帰すことがアスリートにとって必要なリハビリです。
以下でエクササイズ動画を交えて実際のプログラム例を紹介します。

プログラム例

Cat-Breathing-Hover

腹筋群の活性と後部連鎖筋群の抑制を目的とした種目です。
腹筋群が弱く腰痛になり、脊柱に過度な圧迫ストレスがかかっている方に重要なエクササイズです。

Push Up

次にストレングスブロックに移行です。
体幹の屈曲能力と上肢プッシュの能力をストレングスエクササイズで応用します。

Mount

前述のエクササイズで得た体幹屈曲能力と上肢プッシュ能力をさらに応用しプログレッションしていきます。
エクササイズ中に腹筋をどう動かすか、背中をどう丸めるか考える時間もないというのも効果的なエクササイズと言える理由の1つです。

今回は、10月18日(金) ~ 20日(日)に行われるパフォームベジャパンサミット2024でも講師を務めていただく近藤 拓人さんのご講演内容の一部をご紹介いただきました。
10月18日の前日カンファレンスではウェビナーと同様「LMS for Athletic Rehabilitation - LMSをアスリートのリハビリに活用する方法 -」をテーマにより詳しくお話しいただきます。
深掘りした内容が気になる方はぜひお申し込みください。
詳細・お申し込みはこちらから
https://www.performbetter.jp/products/s0081

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