今回は施設内に設置する「収納ラック」についてご紹介いたします。
施設内のさまざま器具をまとめて収納することで運動ができる有効スペースを増やし、施設の生産性を向上させるヒントになれば幸いです。
1.キャスター付きマットラック
キャスター付きマットラックはハンギングクラブマットを12枚まで収納できます。自立式のラックでキャスターが付いているため、レイアウト変更時の施設内の移動も簡単です。
マットは丸めずに「吊るして保管」がおすすめ
ハンギングクラブマットの使用後にアルコールなどで拭いてからすぐに丸めて地面に立てるようにして保管している方が多く見受けられます。
表面が乾き切る前に丸めて保管すると、劣化を早める原因になるため、ラックに吊るして保管することをマットも長持ちします。
また、地面に置くとスペースが多く取られますが、マットラックを導入することで「約マット1枚分」のスペースで12枚まで保管が可能です。
2.ケトルベルラック
幅153cm、高さ72cm、台の奥行き25.5cmの二段のラックはケトルベルを最大30個まで保管できます。
高重量にも耐えらえる仕様のため、安心して導入いただけます。
ケトルベル以外の器具も置けるマルチラックとして活用
パーソナルトレーニングジムや小規模スタジオではケトルベルやダンベル、バルスライド、メディシンボールなど、サイズが異なる器具の収納に困っているとご相談いただくケースがございます。
「数が少なくそれぞれ専用のラックを導入するまでもない」「トレーニングスペースを少しでも確保したい」といったお悩みをお持ちの方に、ぜひおすすめしたいものが「ケトルベルラック」です。
写真のようにケトルベル以外の器具も効率よく収納いただけるため、「ツールの種類は多いけど、それぞれのツールの重量・サイズのバリエーションは少ない」場合などにとても便利です。
弊社でも、収納ラックをお探しの方にはまずはケトルベルラックの導入をおすすめしています。
※注意事項
高重量かつサイズの大きなダンベルや、トレイ内に安定した状態で置けずはみ出てしまう器具の収納はお控えください
3.リッジローラーラック
幅84cm 奥行25cm のラックに円柱形フォームローラーを5本収納できます。
*壁への固定が必須
収納しづらいフォームローラーの複数保管は専用ラックがおすすめ
壁際に立てて保管されることが多いフォームローラーは収納しづらい器具の1つです。
- 立てると倒れる
- 床に横に置くと転がる
- ラックに収納するとスペースが取られる
- 長いモデルはラックの奥行きが足りない
上記のようなお悩みをお持ちの方には、専用ラックの導入がおすすめです。
フォームローラーは使用頻度も高く、トレーナーだけでなく利用者が出し入れする機会も多いため、「取り出しやすい収納」を整えることでジム全体の生産性向上にもつながります。
今回は施設の有効スペースを確保することを目的に、比較的に小さいサイズの収納ラックについてご紹介いたしました。
器具が整理されることで、有効スペースが広がるだけでなく、施設内の美観を保つことにもつながります。本メルマガが少しでも皆様の施設の生産性を向上させるヒントになれば幸いです。
次回は大容量の収納ラックについてもご紹介させていただきます。導入するラックやレイアウトにお悩みでしたらお気軽にお問い合わせください。
株式会社パフォームベタージャパン