今回は、4/21(土)に開催いたしましたBest Performance Laboratory様とのコラボウェビナー第五弾の内容を一部ご紹介いたします。
■テーマ
ツールを活用したコンディショニングの理論と実践
-制約主導アプローチとディファレンシャルラーニングに基づくリハビリとトレーニング-
1.制約主導アプローチとは?
動画リンク:https://youtu.be/_T-OopAXlgU
制約主導アプローチの考え方は、
・PLAYER/ORGANISM (選手・生体)
・ENVIRONMENT (環境)|空間、地面、重力による制約
・TASK/SKILL (課題・技術)|時間、タイミング、ルールによる制約
3つの要素を組み合わせて、制限・制約の相互作用によって最適なコーディネーションを生み出すアプローチ方法です。
この中の「TASK」についてツールを活用してエクササイズのバリエーションを増やし、動きのコツを掴む方法をご紹介いたします。
2.ツールを活用してTASKを変化させる
動画リンク:https://youtu.be/y-Q95qOsWnQ
ツールを用いてTASKの制約条件を変えることで、同じ動作に変化を加えて最適なコーディネーションを導き出します。 例えば、同じターキッシュゲットアップでもダンベル、ケトルベル(ボトムダウン、アップ)、アクアボールなど、使用ツールによって重心の位置が異なるため「肩甲骨のパッキング」一つとっても求められるTASKは変化します。
同じツールで同じ動作を繰り返すエクササイズでは最適なコーディネーションを導くことができないため、ツールでTASKに変化を加えることによりエクササイズの自動化を防ぎます。
3.さまざまなツールを活用して競技動作を学習する
動画リンク:https://youtu.be/Qgea0_TkDIM
さまざまなツールを活用することで、目的の競技動作をあらゆるパターンで学習することが可能です。
また、ツールが変わったとしても「その競技動作ができているか」を見ることで、「動作を学習できたのか」単純に「そのエクササイズだけ上手くなったのか」を判断する材料になります。
使用器具:ジャムボール、ブレットベルト、ゲームスピード360
「エクササイズのやり方」「エクササイズがうまくなること」に固執するのではなく、制約主導アプローチの原理原則を理解したうえで、「望ましい動作に導く」という本来の目的を見失わないように指導を行うことが重要です。
もっと詳しく知りたい方へ
■エクササイズのバリエーション
Best Performance Laboratoryさんのエクササイズライブラリーをご覧ください。
■セミナーの内容についてより深く学びたい方
Best Performance Laboratoryさんのアカデミーへご参加ください。
Best Performance Laboratoryさんとは不定期で無料のコラボウェビナーを開催しております。次回は2023年秋を予定しておりますのでご興味のある方はぜひご参加ください。
次回以降のウェビナー情報はこちら
https://www.performbetter.jp/collections/seminar/open