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施設の床材についてのご紹介

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施設の床材についてのご紹介

今回は施設を設営する上でとても重要な要素になる床材についてご紹介いたします。

アメリカ本社のPERFORM BETTERも「機能的なトレーニング施設を設営するには器具の選定の前に床、壁、天井をしっかりと決めることが重要」と明言するほど大事な要素です。

床材選びに迷われている方や、床材について考える機会がなかった方などへ少しでも参考になれば幸いです。


床材は「トレーニング内容」と「作りたい雰囲気」で選ぶ


トレーニング施設に使用される床材は大きく分けて3つの傾向があり、日本でも目的に応じて使い分けられています。

①身体や器具を守る「ラバーマット」

1つ目はウェイトトレーニングをする上で必要不可欠なラバーマットです。クライアント、アスリートのトレーニング時の負担を軽減させたり、防音や器具の破損など、トレーニング施設の床材としての安全性と利便性は1番高い素材です。施設のコンセプトやご予算、内装のデザインに応じて厚みやカラーもご選択いただけます。

導入施設:NEXPORT新小岩

 


アジリティトレーニング向きの「人工芝

2つ目は人工芝です。走る、止まるなどのドリルやスレッドを押す、引くなどオンラインショップのプロダクトカテゴリーの スピード&アジリティトレーニング には1番用いられる素材です。 アスリート向けの施設はもちろんですが、一般のパーソナルトレーニング施設でもラバーマットより施設の雰囲気がハードになりすぎないために最近は多く導入されています。ラバーマットではスムーズに滑らないバルスライドなどのスライドディスクも人工芝であればそのままで使用が可能です。

導入施設:Athle コンディショニングセンター

ジムの雰囲気をハードにしない「フローリング」「カーペット」

 

3つ目はそれ以外のフローリング、カーペットなど一般的な家庭で用いられるような床材です。激しいトレーニングやダンベル、バーベルを落とす危険性がないのであれば充分な場合も多分にありますが、安全面はもちろんですが清掃などの手入れを考えるとあまりお勧めはしておりません。ただ、施設内のデザイン、雰囲気からトレーニングジムの要素を限りなく減らしたい目的でラバーマットや人工芝以外を選択する方も多くいらっしゃいます。最近はラバーマットでも表面がフローリングのようなデザインのモデルもありますのでそちらも合わせて、ご検討されてください。

導入施設:GROUND RULE



*画像に使用されている各施設の詳細はこちらのページでご確認ください。

GYM & FACILITYS

天井と壁は建築・物件探しの時点で注意が必要

施設を設営する際には床材以外にも天井と壁もとても重要です。

施設を設営する際には床材以外にも天井と壁もとても重要です。簡単にご説明すると天井はある程度の高さ(3m以上)があり雲梯(うんてい)がつけられたり、サスペンション器具が吊るせる強度があることが理想です。壁に関してはメディシンボールを投げ込めたり、ウォールドリルができる強度があるとトレーニングのバリエーションが拡がります。トップ画像で掲載しているNEXPORT新小岩ではコンクリート打ちっぱなしの天井と壁をそのままにして天井の高さや壁の強度を確保してトレーニングのバリエーションを拡げています。 これらは弊社にご相談いただくより前の建築段階、もしくは物件選びの時点で選定する必要がありますのでご参考にされてください。もちろん建築や物件探しの時点でご相談いただければ弊社でご提案できる範囲で対応いたします。

施設の開業・改装についてのご相談も承っております

  • 床材の違いや選び方がわからない
  • コンセプト実現のためにどのような物件を選ぶべきか悩んでいる
  • 施設のコンセプトは決まったが「導入器具やレイアウトが決まっていない」ので、そこから相談したい

時期未定、構想段階でも構いません。

施設の設営についてお悩みやご不明点がありましたら、是非お気軽にご相談ください。

株式会社パフォームベタージャパン

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