今年も多くの方にパフォームベタージャパンサミットにご参加いただきましてありがとうございました。今回はアメリカで開催されているPERFORM BETTER SUMMITと日本で開催しているパフォームベタージャパンサミットについて改めてご紹介いたします。
PERFORM BETTER SUMMIT
3-Day Functional Training Summit とは?
PERFORM BETTERの本社があるアメリカでは年に4回「 3-Day Functional Training Summit 」が全米各地で開催され、各会場3日間の会期中には 20名以上の講師が講義・実技で登壇し、1,000名を越える受講者が最新の情報を得るためにサミットに参加しています。
サミットの受講者はアスレティックトレーナー、ストレングス&コンディショニングコーチ、理学療法士、セラピストはもちろんですが、ヨガ、ピラティス、スタジオインストラクターからチームスポーツのコーチ、学校の先生まで多岐にわたります。
登壇する講師の職種も同様で、トップアスリートの運動指導からフィットネスクラブ、病院、教育現場まで共有される情報も幅広くの全ての受講者が学べる機会となっています。
パフォームベタージャパンサミット
講師
日本でも2018年から「パフォームベタージャパンサミット」として日本版のPERFORM BETTER SUMMITを開催しています。講師はこれまでにアスレティックトレーナー、ストレングス&コンディショニングコーチ、理学療法士、セラピスト、パーソナルトレーナー、栄養士など多くの方がさまざまテーマで登壇してくださっています。
受講者
サミット受講者は最新の知見を学びに来る経験豊富な方や、これからトレーナーを志す学生が「自分が目指す方向」を見つけに来たりと目的も様々です。自身と同じ資格を持ち似たような現場で働く講師からの情報は当然参考になると思いますが、自分と異なる資格・現場の最前線で活躍する人からの情報も受講者には新しい発見があるようです。
主催者としても、どの講師のプレゼンテーションも全ての人の学びの機会になると考えています。
サミットを開催する目的
日本でサミットを開催するキッカケ
北島康介が2015年に初めてアメリカのロサンゼルスで 3-Day Functional Training Summit に参加したときに「日本でも最新の知見が共有される場所を作るべきだ」と感じたそうです。このときに北島と一緒にサミットに参加していたのがパフォームベタージャパンの設立にご尽力いただきました鈴木岳.さんと阿部勝彦さんです。
私は北島から初めてSummitの説明を受けたときに正直最初は想像がつかず理解ができなかった記憶があります。
私も2016年にはじめてアメリカでSummitに参加しました。ホテルから会場に向かう道中でスポーツウェアの行列を見て「これ全員受講者...?」と驚いたことを鮮明に覚えています。
会場に着くと1,000人以上の受講者が高揚しながらセミナールームでSummitのスタートを待っている姿や、開始の挨拶をする本社のGMの姿を見て人数とスケールの違いに「日本でこれをやるんだ!」と「日本でこんなことできるのか?」の両方で複雑な感情でした。
アメリカのSummitではまさに多種多様な講師、受講者が1,000人以上も集まり、最新の知見や技術を共有してスポーツ、フィットネス、ヘスルケアの現場を充実させています。
パフォームベタージャパンサミットが目指すこと
パフォームベタージャパンサミットも受講者、講師、関係者にご尽力いただき少しづつ規模を拡げていますが、人数はもちろん業界に与える影響もまだまだアメリカ本社のSummitには及びません。
アメリカを全て模倣するわけではありませんが、本社の規模に近づけるように少しづつ精進していきますので、来年以降もさらに多くの方々にお付き合いいただければ幸いです。
日本とアメリカでは制度や職業に求められることが異なる部分があり、幅広い職種・資格の総称として「トレーナー」と呼ばれています。
パフォームベタージャパンに関わる全ての「トレーナー」の職種・資格の垣根を越えた情報交換の場になることを目的として来年以降もサミットを開催いたします。
株式会社パフォームベタージャパン
石田学